インテル対ヴェネツィアの試合が70分経過したところで、
ラウタロ・マルティネスがピッチを退場すると、割れんばかりの拍手が送られた。
その数分前、正確には5分前、サン・シーロは、待望已久のゴールのために立ち上がった。
正確には249日ぶり、2月28日にアタランタに4ゴールを決めて以来、ラウタロ・マルティネスはインテルのホームで得点を決めていなかった。
コリエレ・デッロ・スポルト紙は、8か月以上にわたってサン・シーロで得点を挙げていなかったラウタロ・マルティネスの記事をこう切り出した。
アタランタ戦でのゴール以来、エル・トロは、アウェーでフロジノーネ(2023/2024シーズン)、ウディネ、ローマ、エンポリで得点を記録していた。
一方、ホームでは9試合にわたって個人的な喜びがなかった。
「自分の民の前で得点することは、まったく違う。
前シーズン、コパ・アメリカのために他のチームメイトよりも遅れて始まったシーズンを盛り上げる、いわゆる火付け役になるかもしれない」
ネラッズーリのキャプテンはこの得点をとても喜んでいた。
試合終了後、仲間全員のハグをもらうためにピッチ中央に戻ったときの、興奮気味なガッツポーズからもそれが窺えた。
アーセナル戦とナポリ戦という2つのビッグマッチを控える中、対戦相手には注意が必要だ。
というのも、水曜日から日曜日にかけての両試合は、相変わらずサン・シーロで行われ、ホームでペナルティエリア内にゴールを決めることになっているからだ」とCorSportはコメントしている。
ラウタロにとっては、昇格組相手ではここ13試合で13ゴール目だ。
「ディマルコの左からのクロスに対して、バヒア・ブランカのストライカーはヘディングシュートで決勝ゴールを決めた。
これは、約1か月で決めた6点目であり、解放感のあるゴールとなった」
すべては9月末のウディネ戦から始まった。
あの2ゴール以降、アルゼンチン人は止まらず、前シーズンにリーグとコパ・アメリカの両タイトルで得点王を獲得した後に、一定の頻度で得点を決めるようになった。
エル・トロは、このセリエAでも徐々に調子を取り戻しており、コンディションは上昇を続けている。
インザーギは、ストライカーに正選手として試合に出場することで、トレーニングを行わせたいと考えている。
そのため、ピアチェンツァ出身の監督はラウタロを正選手として起用し続けている。
ピッチ上でのキャプテンの例は、ゴールや結果以上のものだとよく分かっているのだ。
ラウタロは、遅かれ早かれ、相手に痛手を与えて結果を残すだろう、と記事は締めくくっている。
引用元 : Lautaro, 13 gol nelle ultime 13 contro le neopromosse. “E la condizione fisica ora c’è”