英国の放送局スカイニュースは、ヨーロッパクラブ協会(ECA)の理事に、会長でパリ・サンジェルマンの会長であるナセル・アル・ケライフィから送られた覚書を手に入れた。覚書では、先日ユニファイリーグ(スーパーリーグの新フォーマット)を発表したA22社が「必死に」宣伝を望んでいると非難している。フランスの王者を束ねる人物の言葉は厳しく、A22社を「レアル・マドリードのために働くコンサルティング会社」と呼び、「これまでに全く代表性のない企業コンサルタントと興味を持った分離主義的なクラブが、欧州と世界のサッカーを分断しようと試みてきたのはこれが3度目だ。そのたびにプロジェクトは多少修正され、名前も変えられたが、動機は常に同じで、自分たちの利益のためだけに行われている」と付け加えている。ECA会長は、「この問題については、UEFA、FIFA、その他の関係者、そしてもちろん加盟クラブと絶えず連絡を取り合っている」と述べた。また、ユニファイリーグの提案は「まったく新しいものではない。A22が不安定化をもたらす自らの大義に注目を集めるために、一連の広報活動を展開している中で、その最新版にすぎない。ECAがUEFAと築いている建設的で進歩的なパートナーシップを揺るがすのが彼らの大義だ。欧州サッカーに対する皮肉な広報キャンペーンに対し、賢明に対処し、731加盟クラブすべてに我々の立場と事実を知らせる必要がある。UEFAとFIFAは、A22社の最新の発表を調査し、必要に応じて新年に対応するだろう」と締めくくった。
引用元 : Lettera di Al-Khelaifi alla ECA contro A22: "Società che lavora per il Real Madrid"