スポーツ・ガゼッタのジャーナリスト、ファビオ・リカリが
今シーズンに向けて整備されたインテルのメンバーと、
始まりの印象についてコメントした。
優勝候補筆頭のインテルは勝利できず、
すでに内部分裂の危機に瀕しているナポリ、
せいぜい半シーズンは活躍できるであろう陣容のユーベ、
アイデンティティに欠けるミラン、
魅力的なチームの崩壊の危機にあったが、見事に復活したアタランタ、
結局加入するのかしないのか分からないディバラを擁するローマ。
市場ではまだ、オシムヘン、クープマイネルス、ニコなどの選手が移籍を控えている。
開幕戦の結果だけを見ると、昨シーズンのリーグ戦とはまったく異なる印象を受ける。
ほんの数分では何もわからないのは、テニス選手のシナーが語った微々たる体重の違いと同じだ。
しかし、第2節は俄然面白くなってきた。
どの強豪チームも、それなりに結果を出してくるだろう。開幕節の出来事が単なる例外ではないかもしれないからだ。
23-24シーズンの最初の5試合で5勝1失点。
インテルは早くも不調で、引き分け1敗を喫しており、
ゾマーはコンコルディア・バーゼルで若かった頃のような判断ミスを連発。
インザーギは、勝利への飢えは、アンドレオッティの権力のように決して衰えることはない、と力説している。
しかし、堅固な守備陣は揺らぎ始め、ラウタロは調子を落としており、
中盤の輝きが失われている。なんと、控えのフラッテージ、ジエリンスキ、タレミが、本来不動のレギュラー選手を脅かしている。
これはチームの層の厚さの表れかもしれないが、
指揮官が手を加え、何かを変えない限り、事態が悪化する危険性もある。
アタランタ戦のレッチェは、立ち直るには最適な相手のように見えるが、
ゴッティ監督はすでに手を打っているかもしれない。
引用元 : Licari: “Inter, la difesa ha traballato. Riserve sono avviso al tecnico perché intervenga”
