セリエAの優勝争いが予期せぬ接戦に
僅差で多くのチームが優勝の座を狙う
ガゼッタ・デロ・スポルトのアルリゴ・サッキはインテルにも言及した。
「インテルはリーグ戦とチャンピオンズリーグの両方で戦う準備が整っている」
と、この元イタリア代表監督は主張する。
「私はずっとそう主張していて、このシーズンの序盤はそのことを裏付けていると思う」
とサッキは続けた。
シモーネ・インザーギ監督が率いるインテルには、技術力が高く国際経験豊富な選手が集まっている。
そのため、サッキはインテルが両方の大会で最後まで勝ち進めると考えている。
「ネラッズーリ(インテルの愛称)守備陣は隙がない」
「おそらく昨シーズンほどの堅牢性は示していないが、細かな点を修正すれば、これまでのインザーギ監督のチームを特徴付けてきた、盤石な守備陣を取り戻せるだろう」
「中盤は、おそらくチームで最も充実しているセクターだ」
「ハカン・チャルハノール、バレッラ、ムヒタリアンなど、非常に質の高い選手が揃っている」
「特にバレッラは、怪我から復帰して調子を取り戻している」
「彼には特別な才能があり、チームにとって価値のある選手だ」
「フラッテージは、途中出場でも常に貢献しており、ナショナルチームでのパフォーマンスを見ても分かるように攻撃面では決定打になる可能性がある」
「前線では、ラウタロ・マルティネスは議論の余地がない」
「昨シーズンほど得点のペースは安定していないが、ネラッズーリのオフェンスで完璧なターゲットマンだ」
「このアルゼンチン人FWはリーダーであり、仲間からもそのように認識されている」
「私の意見では、チュラムも議論の余地がない」
「私はこのアタッカーに夢中だ。インテリジェントで、試合の展開を理解し、フリーランニングでスペースを攻撃し、守備でも仲間を助ける」
とサッキは語った。