サウジアラビア代表監督のロベルト・マンチーニの立場は瀬戸際に立たされている。
就任からわずか1年あまりで、成績不振が続くなかでマンチーニ氏の将来は危ぶまれている。
不満が募るサウジアラビアのファンからは、解任を求める声も上がっている。
マンチーニ氏が故パオロ・マントヴァーニを偲んで投稿したメッセージには、退任を求めるコメントが数多く寄せられている。
「辞任してくれ」「お前は代表監督史上最悪だ。イタリアに帰れ」「代表から出て行け。お前は要らない」「イタリアに行って二度と戻ってくるな」など、ファンからのコメントは辛辣だ。
一方で、古巣サンプドリアのサポーターからは「待っている」といった復帰を求める声もある。
ワールドカップ予選では、サウジアラビアはアジア地区で3位と出遅れている。マンチーニ氏は近年、神経質な様子で、日本人の記者に資産状況を聞かれた際には答えを拒否し、サウジアラビアのサポーターを揶揄するそぶりも見せた。
サウジ・プロリーグに対する批判も目立つ。「リーグでは外国人選手が増えすぎており、代表にとって問題だ。3年前はサウジアラビア人選手が全試合に出場していた。今は50~60%がプレーできていない」とマンチーニ氏は警告した。(ANSA)
引用元 : Mancini posta un ricordo di Mantovani, i tifosi arabi: “Torna in Italia”