私がサッカーを見始めた頃のインテルには、マイコン、サネッティ、マクスウェルとワールドクラスのサイドバックが在籍していました。
その後、彼らの後継者を探すことになったインテルですが、2021年現在になっても未だ見つかっていません。
長友やダンブロージオは長く在籍していますが、ワールドクラスとは言い切れず。
良い選手を見つけたとしても、1年で退団したりと中々定着してくれません。FWやCB、GKは良い選手がすぐに見つかるのですが...
そこで今回は、2008年以降インテルに在籍したサイドバックを紹介していきます。
インテルの歴代サイドバック
ポジション | 選手 | 在籍期間(出場) | 移籍金(ユーロ) |
右SB | サントン | 2008-2011(40) 2015-2018(41) | 下部組織 |
右SB | ジョナタン | 2011-2015(45) ※2012はローン | 500万 |
右SB | ファラオーニ | 2011-2012(14) | 下部組織 |
左SB | 長友 佑都 | 2011-2018(170) | 400万 |
左SB | アルバロ ペレイラ | 2012-2015(33) | 1000万 |
右SB | ムバイェ | 2012-2015(4) | 下部組織 |
右SB | ウォラス | 2013-2014(3) | ローン |
右SB | スケロット | 2013-2015(21) | 350万 |
左SB | ドド | 2014-2016(20) | 900万 |
左SB | ミアンゲ | 2014-2017(3) | 下部組織 |
左SB | ディマルコ | 2014-(4) ※2016はローン | 下部組織 |
両SB | ダンブロージオ | 2015-(192) | 150万 |
左SB | アレックス・テレス | 2015-2016(20) | ローン |
右SB | モントーヤ | 2015-2016(3) | ローン |
左WB ※2020にコンバート | ペリシッチ | 2015-(173) ※2019-2020はローン | 1800万 |
左SB | アンサルディ | 2016-2019(21) ※2017-2019はローン | 200万 + ラクサール |
右WB ※2019にコンバート | カンドレーヴァ | 2016-2021(124) ※2020-はローン | 2500万 |
左SB | ダウベルト | 2017-(24) ※2019-はローン | 2000万 |
右SB | カンセロ | 2017-2018(26) | ローン |
右SB | ブルサリコ | 2018-2019(10) | ローン |
左SB | アサモア | 2018-2020(40) | フリー |
右SB | ザッパ | 2018–2019(0) | 下部組織 |
右SB | ソアレス | 2019-2019(4) | ローン |
右WB | ラザロ | 2019-(6) ※2020-はローン | 2000万 |
左WB | ビラーギ | 2019-2020(26) | ローン |
左SB、CB | コラロフ | 2020-(7) | 100万 |
両WB、CB | ダルミアン | 2020-(33) | ローン |
右WB | ハキミ | 2020-2021(37) | 4500万 |
左WB | ヤング | 2020-2021(44) | フリー |
この中でも当たりと言えたのが、カンセロとハキミでしょうか。
しかし、どちらも1年で退団しています。前者はお金がなくて買い取れず、後者はPSGへの移籍が発表されました。
最近コンバートされたペリシッチとカンドレーヴァを除けば、インテルで50試合以上出場しているのは、サントン、長友、ダンブロージオのみです。
いかにインテルが、SBの補強に失敗しているかが分かりますね。
インテルのSBガチャは続く
3冠達成以降、SBの補強が上手くいっていません。長友とダンブロージオで、10年近く続いた暗黒期を乗り越えてきました。
一時期は、SBを補強するも満足いかず、結局は長友がスタメンを奪い返す、というサイクルが続いていました。
しかし、ここ最近はCLにも継続して出続けており、2020-2021シーズンはスクデットを獲得。
CEOには優秀なマロッタがいますし、有望なSBを連れて来てくれるのではないでしょうか。
2021-2022シーズンは、レンタル先でブレイクしたディマルコもいます。
暗黒期に比べると、未来は大分明るいですね。
いつかは、マイコンやサネッティのような、レジェンド級のSBを見つけて欲しいです。
では!