イタリアサッカー協会(CAN)委員のエレニト・ディ・リベラトーレが、動画配信サービスDaznで放送されている「オープンVAR」の最新回に出演。
モンツァvs.ミランの試合で、モタによるゴール前に反則があったとして失点を取り消された件について、ディ・リベラトーレは次のように述べている。
「軽微な接触があったので、審判はゴールを認めなかったのでしょう。ミスは2つあります。1つ目は、接触は軽く、反則を取るべきではなかったこと。2つ目は、タイミングのミスです。接触があったときに笛を吹いていれば、誤審として話題になったでしょう。しかし、時間を引き伸ばしたために、このような状況になったのです。ここでは、接触があったためVARは介入できません」
次に、フィオレンティーナvs.レッチェの試合で、レッチェのゴールが取り消された件についてこう付け加えている。
「これについては、他の議論の要素があります。ペナルティエリア付近であり、審判のコミュニケーションは明晰でした。審判は何かが起こるかもしれないと待ってから、戻って反則をとりました。タイミングはVARの介入を容易にする場合にのみ有効です」
最後に、ウディネーゼvs.ユベントスの試合で、デイビスのゴールが取り消された件について、次のように述べた。
「このケースでも、正しく待ちました。一貫した見解で判断が下されています」