オリンピック・マルセイユ対アンジェ戦で、バレンティン・カルボーニはAチームの主力として前半のみ出場した。
ヴロドロームで行われた試合は奇妙な展開となり、前半に両チームから一人ずつ退場者が出た。20分にネール・モペイ、6分後にリリアン・ラオ=リソアが退場となった。
ロベルト・デ・ゼルビはハーフタイム後にアルゼンチン人を下げ、ジョナサン・ローを投入した。ローは出場4分でプロヴァンスの先制点を挙げた。しかし、その3分後にアンジェがファリド・エル・メラリのフリーキックで1-1の同点に追いついた。
試合終了のホイッスルが鳴ると、敗戦を喫したマルセイユのファンからブーイングが起きた。今節の結果により、PSGとモナコの2強から引き離される可能性が出てきた。
試合の前日、デ・ゼルビ監督はインテルから加入したカルボーニについて、今季序盤の苦戦を次のように語っていた。「彼はチームになくてはならない存在だと強く思い、偉大な選手になれると信じています。すでに多くの資質を備えていますが、さらなる成長の可能性を秘めています。しかし、加入時にはいくつかの問題を抱えていました。継続的にトレーニングを積むことができず、2週間しかトレーニングを行っていません。いつになったら適切なタイミングで投入できるのか、またスピードと強さの面で肉体的に準備が整うのかを見極める必要があります」