「私たちは、対話やコミュニケーションを大切に考えています。垣根を取り払うことは重要です」
イタリアサッカー審判協会トップであるカルロ・パチーフィは、審判と監督との会合の傍ら、取材に応じた。
「今年は、ダニエレ・オルサートのように国内外で活躍した極めて有能な審判が引退しました。また、マッシミリアーノ・イラーティがFIFAで重要な役割を担い、パオロ・ヴァレリがギリシャサッカー協会でVARプロジェクトを指揮することになりました。私たちは、イタリアが審判の面で国際的な模範であることを自負しています。海外に文化と、それを発展させられる人材を送り出しています。現在、若手審判の育成に力を入れており、その成果は素晴らしく、審判や補助審判、さらにはVAR室でのオペレーターの質はますます向上しています」