インテルは守備を徹底的に固めて試合をものにし、先制した直後のカリハン・オルグのPKを活かした。ガゼッタ・デロ・スポルトの採点は、ドュムフリース（7）が最高評価を獲得した。「憑りつかれたようにアーセナルを翻弄。惜しくもクロスバー直撃。ゴールラインでのセーブは3ポイントの保険」。同じ評価を下されたビセックは、「まるで中盤の選手かウイングバックのようにスタート。サカには序盤苦しめられたが、徐々に調子を上げていった。そして、激しく奮闘して試合を終えた」。カリハン・オルグにも7が与えられ、決勝点を挙げた。「インテルを躍動させるエンジン。アーセナルがボールを支配していても、持ちこたえた。彼がいると、全く別の話になる」。
ソンマー、パヴァール、デフライ、ダルミアン、タレーミ、ラウタロは6.5。後半から投入されたムヒタリアンとアッスラーニは及第点。最低評価はフラッテージ（5）。「長い間影が薄く、タレーミに好パスを出すなど、部分的にしか輝きを見せていない。エンジンは強力だが、時々低速ギアも必要」。ジエリンスキ、ディマルコ、バレッラも5.5で不合格。インザーギ監督は7点を獲得。
