スパルタ・プラハ対インテルのチャンピオンズリーググループステージ第5節を前に、ゲストとしてインターTVの試合前番組に出演したゴラン・パンデフはこう語った。
「この雰囲気をみんな恋しがっていた。いつも最高の夜なんだ」
この二つのチームの状態について「インテルとスパルタ・プラハはモチベーションに違いがあるけど、チャンピオンズリーグの試合は全て難しい。それでも、今夜はたとえ内容が悪くても勝つことが重要だ。勝ち点を3つミラノに持ち帰って、グループ上位8位に入りプレイオフの試合を回避したい。厳しい連戦のスケジュールは非常にきついんだ。最近のインテルは怪我人が多かったけど、徐々に回復している。今夜はインテルらしい試合を期待しているよ」
「インザーギ監督が十分に準備してきたと思う。インテルらしくピッチに立つことが重要だ。相手はスペースをたくさん与えてくれる。カウンターには気をつけなきゃいけないけど、インテルには経験が豊富で、こういう試合でのミスは少ない。今日はいい試合になることを願ってる」
プレイオフの試合がインテルのシーズンに影響を与える可能性は？「インテルはセリエAで優勝を目指しているし、コッパ・イタリアも戦っている。3つの大会で優勝したいと考えているので、試合を2つ減らせば悪いことにならない」
気温が低いことで今日の試合展開に変化はある？「そうは思わない。ミラノやアプリアーノ・ジェンティーレもそんなに暖かくはないよ（笑）。慣れているはずだし、それに今の気温ならしっかりと体を温めてからピッチに出ればいい。集中することが重要だと思う。インテルは素晴らしいチームで、やるべきことを分かっている」
インテルはヴェネツィア戦やエンポリ戦のように試合に臨む？「すぐに試合を決められるといいんだけど、インザーギ監督は多くのチャンピオンを抱えている。強く良いスタートを切ることが重要だ。その後の試合の采配は、結果が出てから考えることになる。スパルタ・プラハよりも間違いなく経験とクオリティがある。非常に団結していて、優れた監督を擁するチームなので、それを証明してくれると確信しているよ」
スパルタ・プラハについて「失点が非常に多い。守備が遅く、インテルはスペースを利用して、地面を這うパスで素早くプレーしなければならない。技術的には非常に優れている。ラウタロ、トゥラム、さらに中盤の選手たちも、インテルのウイング、ディマルコ、ダンフリースと連携してスパルタを苦しめられる可能性がある。この2人はクロスが得意で、中に入って倒れる。技術的にもとても優れている。インテルはそこを試合で生かさなければいけない。相手を奥深くまで攻め込めば、スパルタを苦しめられると思う」
トゥラムとラウタロについて「二人とも完全な選手だ。二つのチャンピオンが一緒にプレーすると、すべてが容易になる。素晴らしいシーズンを送っている。ラウタロは昨シーズンよりもゴールを奪えていないけど、素晴らしい仕事をしている。トゥラムは驚きではない。今、ゴールを量産している。それについて言えば、攻撃手にとって重要な時期なんだ。でも、このチームのために彼がやっていることをよく見てもらいたい。前線でプレーする選手は全員、多くの守備的なプレーをしている。インザーギはそれを強く求めている。これまでのチャンピオンズリーグでわずか1失点しかしていないのは偶然ではない。攻撃手が最も最初の守備者なんだよ」
