フィオレンティーナからフィオレンティーナへ。
私たちの道筋に運命は設けた。
それは我らがインザーギ率いるインテルにとって
史上最悪の夜を雪辱する機会を与えるためだ。
間隔を置いて、再び同じ対戦相手が立ちはだかる。
フィレンツェの74分間とロスタイムは
まだ私たちの心に刻み込まれている。
インザーギ率いるインテルが相手を
これほど傷つけられなかったように見えた試合はかつてない。
そしてそれはこのチームのサイクルと歩みを物語る。
3年半後、フィレンツェの不吉な夜は
悪夢のような結果、そして私たちの恥ずかしいパフォーマンスによって
唯一無二のものとなった。
3年半。その間ずっと、このチームは私達を
楽しませ、歓喜させ、喜ばせ、熱狂させた。
敗北は手のひらで数えられるほどだ。
それにもかかわらず、その感動と称賛にもかかわらず、
フィレンツェの試合後、すぐに白旗を上げた者もいた。
45ポイントを手にしていながら、
スクデット争いは事実上終わったと考えたのだ。
我らが最大のライバルとの直接対決が控えているにもかかわらず。
720分間でたった1失点という最高の成績で
チャンピオンズリーグを戦っていることを忘れてはいけない。
真実は、ネラッズーリ(インテル)のファンは
インザーギ率いるインテルのおかげで恵まれすぎていて、
トリプレッテ後のどん底時代をすっかり忘れてしまったのだ。
敗北と屈辱が試合の度に訪れた季節と年。
このチームには正当な非難があるかもしれない。
しかし、近年このチームがもたらしてくれたものを尊重しつつ。
フィレンツェの夜はインザーギイズムの最低点だった。
だが、運命はまだ私たちの手の中にある。
私たちはチームに寄り添い続ける。
なぜなら戦いは負けたが、戦争はまだ終わっていないからだ。
もはや信じられなくなった者、投げやりな者は
このインテルを応援する資格はない。
なぜなら、何年も経った後、過去を振り返ったとき、
私たちはこれを言い表せぬ郷愁とともに思い出すだろう。
そして、ウディネーゼ戦もあるのだ。
引用元 : Quella inspiegabile smania di alzare bandiera bianca. Ma perché?