セリエAのVARに関する新機能。
フィールド上のコミュニケーションを迅速化し、ビデオ接続の問題を回避するため、本日からVARのメッセージが審判の時計にも表示される。
セリエAリーグは公式発表で以下のように述べた。
「イタリアサッカー連盟(FIGC)とイタリア審判協会(AIA)の合意により、昨シーズンのセリエAの第33節と第34節のテスト段階での実施内容、および5月15日のコッパ・イタリア・フレッチャロッサ決勝戦での実戦での成功を受け、セリエAエニーライブ第5節以降、および今後のコッパ・イタリア・フレッチャロッサとEAスポーツFCスーパーカップのすべての試合では、すべての競技役員に「VARメッセージ」が提供される。これは現在の運用ワークフローに統合される」と発表文には書かれている。
これは、リッソーネのIBCにあるVOR(動画オペレーションルーム)から審判の「Leikr」時計にインスタントメッセージを送信できるソフトウェアの使用によるもので、現在、GLTシステムのGOAL/NO GOALのアラートに使用されている。これにより、審判に搭載されているボッカースピーカーの音声システムが誤動作した場合でも、VARとの通信チャネルが常時維持される。ボッカースピーカーは、さまざまな施設にいる競技役員の役員とリッソーネのVORとの音声接続を可能にする。
VORからは、あらかじめ定義されたメッセージ(現在の「Go to RRA」や「VAR Review」など)や、音声の問題が発生した場合に備えて即時作成されたメッセージを送信できる。これにより、IFABがVARの介入を想定しているすべてのケースにおいて、あらゆるレビューが常に最大限の迅速性と明確さで完了できるようになる。
引用元 : Serie A, novità per il VAR da questa giornata: messaggi agli arbitri anche sull'orologio