イタリアのスタジアムが満員に。
ガゼッタ・デロ・スポルト紙は、ヨーロッパ全体のスタジアムの観客数に注目しています。インテルは国内で1位、ヨーロッパ全体ではマンチェスター・ユナイテッドに次いで2位です。
「ヨーロッパのトップクラブは?シティ、レアル・マドリード、PSG、ボルシア。そしてインテル、ミラン、ローマも」
イタリアは14年間チャンピオンズリーグで優勝していませんが、サッカーは経済的にも技術的にも危機の兆しを見せています。しかし、サッカーへの情熱は決して終わりません。パンデミックによる強制隔離の影響もあるかもしれませんが、スタジアムで「生」でサッカーを見たいという願望は近年、これほど強くありませんでした。
スタジアムが空っぽになるだろうと言われていたあの頃を覚えていますか?UEFAの新しい欧州サッカーに関するレポート(「The European Club Talent and Competition Landscape」)で、先行して発表されたように、イタリアサッカーにとって最も刺激的なデータは、セリエAが総観客数でリーガを超えて、プレミアリーグ、チャンピオンシップ(イングランドの2部リーグ)、ブンデスリーガに次ぐヨーロッパの第4のリーグになったということです。さらに、インテル、ミラン、ローマは観客数で素晴らしい7チームに入っています。リーグ戦でも、ヨーロッパカップと国内カップを含めた全大会の合算でも。
サン・シーロとオリンピコが観客であふれかえっているのは、UEFAのレポートを見なくても明らかです。リーグ戦では、インテルが最も高い観客動員数を確保しています。138万人の観客、ヨーロッパで2位、1試合平均72,838人(スタジアムの91%)。ヨーロッパで5位のミランは、132万人(1試合平均69,461人、全体の87%)で続きます。そしてローマが120万人(1試合平均62,970人、スタジアムの92%)です。カップ戦を加えると、ミランがネラッズーリを追い抜きます。186万人(ヨーロッパで2位)対173万人(5位)です。ローマは169万人で7位のままです。もちろん、カンプノウでプレーしていれば、バルセロナがトップ3争いに加わっていたでしょう。しかし、イタリアの成績はそれ自体が素晴らしいです。
興味深いことに、約6万席のスタジアムを持つシティは、プレミアリーグで100万人をやっと達成しています。さらに、カップ戦で最も観客動員が多いクラブはマルセイユで、49万2,000人。ボルシア(48万8,000人)を上回っています。情熱を表すとこうなるのです。
ヨーロッパではインテル(138万3,000人)を抑えてマンチェスター・ユナイテッド(139万7,000人)がトップです。
引用元 : Stadi di nuovo pieni: Inter prima in Italia e seconda in Europa, tutti i numeri