インテルの新ターゲットとして、中盤の将来を担うペタル・スチッチが浮上している。
クロアチア代表の同選手に対し、ネラッズーリは夏の獲得を目指して評価を続けているが、すでに先手を打って他クラブの関心を牽制している。
ガゼッタ・デロ・スポルトは次のように報じている。
「インテルは来夏にスチッチをターゲットに定めた。21歳の同選手はカルハノールのようなセントラルMFだが、8番までこなせる。しかし、その中でもレジーア（司令塔）を好んでいる。『僕の理想的な役割だ。6番として落ち着いたプレーができる』と語っている。」
同選手自身も、「『6番』として、より冷静にプレーできる。」と述べている。
ネラッズーリはディナモ・ザグレブに接触し、代理人とも面会した。スチッチの移籍金は1000万～1200万ユーロと見込まれ、17試合で3ゴールを挙げ、11月中旬に中足骨を骨折するまでレギュラーとしてプレーしていた。現在はカナーヴァロ監督が就任して数週間が経ち、間もなく復帰するだろう。
その間、インテルはスチッチの研究を続けている。SofaScoreのデータによると、スチッチはバレラとカルハノールと同じ特性を持っている。
シュートは1試合平均0.94本と少ないが、多くのボールを回収している（1試合平均5.06）。また、タックルやデュエルでも優れている。一方、同選手のヒートマップは、果敢に前線に飛び出す右サイドのセントラルMFを彷彿とさせる。ドリブル成功率は1試合平均1.6である。
ディナモでは、同年代のマルティン・バトゥリナの後ろで、キャプテンのアデミと2トップを組んでいる。
インテルでは、カルハノールの控えまたは攻撃的ミッドフィルダーとしてプレーする可能性がある。
「僕は『6番』だと思う」と何度も述べている同選手だが、「落ち着いてプレーすること、そして走ることに長けている」と、自身の最大の強みを語っている。
引用元 : Sucic, l’Inter bussa e incontra l’agente: “Il suo ruolo? I dati ci dicono che…”
