インテルはタジョン・ブキャナンを代役する際に、岐路に立たされている。
ほぼすべてが、ローマのニコロ・ザレフスキを補強する方針にかかっている。その立場を「コリエレ・デロ・スポルト」はこうまとめている。
「インテルはザレフスキを待っているが、その間もビラギには目を付けている。ポーランド代表は（年齢と左右両方のサイドに適応できる器用さを考慮すると）ブキャナンの代役として補強候補筆頭だ。ブキャナンは昨日、ミラノを離れてビジャレアルに加入した。
しかし、ザレフスキはローマとの契約を更新してインテルに期限付き移籍で加入する必要がある。ところがローマが抵抗を示している。ローマは当初、ザレフスキをマルセイユに完全移籍させて6～700万ユーロ（ボーナス込み）を得る合意だったが、本人がインテル移籍を熱望している壁に直面した。そのため、ローマは契約延長にためらいをみせている。
前述のように、インテルは特に急いでいない。ザレフスキは将来性のある選手（2002年生まれ）と見なされており、交渉が決裂した場合でもシーズン終了後にフリーエージェントとして獲得する考えだ。このシナリオはポーランド代表にとっても魅力的で、そのためにインテルへの姿勢を固めている。ポーランドでは彼の支持者の一人にジエリンスキがおり、「彼は素晴らしい選手だ」と語っている。
しかし、移籍市場は終盤を迎えているため、インテルはビラギの獲得で備えている。ビオラのかつてのキャプテンは古巣に戻ることになる（2019～20シーズンに1シーズン在籍したことがある）。彼も期限付き移籍になる見込みだ。
インテルは18歳のFWラヴェッリに加え、2006年生まれのデ・ピエーリと2029年まで契約を延長した。デ・ピエーリは類まれな左利きで、プリマヴェーラ期待の星とされている。水曜日の夜にはチャンピオンズリーグでプロデビューも果たし、家族や代理人のリーゾ氏も同行した。偶然にもリーゾ氏はフラッテージの代理人も務めている。
リーゾ氏は退団時にフラッテージについて「今日は話し合っていない（昨日、推測）。インテルは彼を手放したくない。どちらかというと私の考えだった。ローマとの話し合いは移籍市場の始め頃だ。しかし繰り返すが、私個人の考えだ。ダビデ（フラッテージ）やインテルの考えではない。フラッテージは満足しているし、本人もそう言っている」と答えた。この件は完全にクローズになったようだ。リーゾ氏がすべて責任を負った、と記事では語られている。
引用元 : CdS – Inter, Zalewski subito o a giugno: scenario e ostacoli. Il club prenota Biraghi
