20-21シーズン マッチレポート

20-21シーズン セリエA 28節インテル×サッスオーロ

先日、インテルのコロナクラスターにより延期されていた、サッスオーロ戦が行われました。

サッスオーロも、コロナ等の影響で主力を大幅に欠いた状態です。

インテルにとっては運が良かったですね。

この試合を含めて、7勝すれば優勝を決められます。

 

 

さて、結果の方ですが、2-1勝利でした!

終盤にいらない失点はありましたが、ガッチリ引いてカウンターに徹し、10連勝を達成しました。

ハイライト

マッチレポート

試合データ

WhoScored.comより引用しています。

インテルサッスオーロ
得点21
ポゼッション29.9%70.1%
シュート(枠内)7(2)15(3)
パス361848
クロス1028
コーナー18
シュートブロック62
タックル2010

支配率とパス本数に圧倒的な差が出ていますが、サッスオーロはいわゆる「持たされている状態」でした。

インテルの堅固な守備ブロックに苦戦し、外でボールを回していたため、このような数字になっています。

決定機の数は、圧倒的にインテルの方が多かったです。

左サイドを制圧

この試合、インテルは新しくなったロゴで試合を行いました。

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バストーニとブロゾビッチが累積で出場停止のため、それぞれ、ダルミアンとエリクセンが、その穴を埋めました。

ダルミアンのCBは思ったより良かったですね。潰しに行くこともできますし、上がるタイミングも良いです。

ある程度のレベルで、DFラインを全てこなしてくれるのは、ありがたいですね。

 

試合開始早々、ラウタロがキリケシュからボールを奪い、チャンスを作ります。抜け出したバレッラにスルーパスを通しますが、シュートまではいけませんでした。

その後、サッスオーロに立て続けに2本のミドルシュートを打たれますが、これは枠に飛びません。

カウンターでチャンスを作るインテルは、決定機を迎えます。

ルカクの見事なサイドチェンジから、ヤングがクロスを上げます。ハキミが頭で合わせますが、これは枠をそれました。

しかし、続くチャンスをモノにします。

ラウタロが左に展開し、ヤングがドリブルで相手を揺さぶり、右足でクロス。ルカクが頭で合わせてゴールを決めました。

ルカクは3試合連続ゴールとなります。

ヤングもこの試合、調子が良かったですね。

 

インテルが引き気味だったこともあり、サッスオーロは攻撃に多くの人数をかけていました。

また、パスを繋ぐためコンパクトにする必要があり、DFラインも高く保ちます。

そのため、インテルが奪った時に、裏のスペースが大きく空いており、ロングボール1つでチャンスを作っていました。

前半の始めにヤングが上げたクロスは、どちらもサイドチェンジを受けて、スペースのある状態でクロスを上げていました。

 

また、ラウタロのプレイも効いていました。

素早く空いているスペースを見つけてボールを送り、カウンターに繋げていました。

 

前半は、0-1のまま終了です。

完璧なカウンター

1点を取ったインテルは、完全に引いてカウンターを狙います。

中を固めるインテルに対し、サッスオーロは、楔のボールを入れられません。外でボールを回す他なく、攻略の糸口を掴めていませんでした。

必然的にミドルが多くなりますが、枠に飛びません。

ドリブルが得意なボガにボールを回しますが、スペースも少なく、パスアンドゴーで裏を狙う動きが多くなっていました。しかし、これもあまり効果的ではありません。

 

サッスオーロが圧倒的にボールを持ちますが、攻め手に欠くという状況が続きます。

すると、67分にインテルが、綺麗なカウンターから追加点を奪いました。

ゴール前のクロスを奪い、バレッラが右サイドにいたルカクにスルーパス。2対2の状況になり、少しキープして、逆サイドを駆け上がったラウタロにパスを渡します。ゴール前で受けて、カットインを匂わせつつ、左足のシュートを突き刺し追加点です。

その前のプレイで、デ•フライが相手選手のユニフォームを軽く引っ張っていたため、サッスオーロの選手は猛抗議します。

しかし、VARの結果ノーファウルでした。

このゴールで、ほぼ試合が決まりです。

 

とにかく点の欲しいサッスオーロは、人数をかけインテルを押し込みます。ただ、インテルの牙城を崩すことは難しく、時間だけが過ぎていきます。

しかし、85分に1点を返すことに成功しました。

ハキミがゴール前で失い、混戦となる中トラオレにボールが渡り、コントロールショットを決めました。

ハンダノビッチは、ブチギレです。インテルは、余計なロストと失点でしたね。

 

その後、サッスオーロの猛攻が続きましたが、何とか逃げ切り10連勝を達成しました。

しかし、サッスオーロの選手はアピールが多かったですね。見ていて、気持ちよくなかったです。

インリスタだからかも知れませんが。

選手レビュー

MOMルカク

WhoScored.comによる、MOMに輝いたのはルカクでした。2試合連続となります。

1ゴール1アシストの活躍でチームを勝利に導きました。

また、空中戦では6回勝っています。フィジカルの差を見せつけましたね。

終盤にサンチェスに出したパスも見事でした。

ルカクにスペースを与えると、殆どの確率で相手を抜き去ります。

スピード、フィジカル、献身性と全てを兼ね備えた、完璧なFWですね。

コンテ戦術に欠かせない選手となりました。

新オプション ダルミアンのCB

今回左CBでスタメンとなったダルミアンですが、素晴らしい安定感でした。

クリア4回、インターセプト3回を記録しています。

FWにボールが入ると素早くチェックに行き、自由にプレイさせていませんでした。

両WBとCBをある程度のレベルでこなすポリバレント性には、非常に助けられています。

昨シーズンは、ダンブロージオがその役割を果たしていましたが、今シーズンは不安定なため、ダルミアンの存在は大きいですね。

元マンUの選手は殆どが活躍してくれて、ありがたいです。

潤滑油となったラウタロ

この試合のラウタロは、展開力が目立っていました。

ボールを受けたらすぐにサイドに出し、攻撃を活性化させていました。

また、試合数に余裕があるおかげか、プレッシングもサボらなくなっています。

最近では、バレッラ並みにプレッシングをしていて、非常に助かっています。

ゴールも決め、セリエAで自己最高得点(15ゴール)に到達しました。

このまま20ゴールを達成して欲しいですね。

 次節はカリアリ戦

リーグ戦10連勝としたインテル。

次節は、元インテルが多数在籍するカリアリとの対戦です。

ナインゴランやゴディン等、順位は低いですが実力者は揃っています。

キックオフは、2021/4/11 (日) 19:30 です。

 

カリアリの次はナポリ戦のため、11連勝して貯金を増やしておきたいですね。

では!

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