20-21シーズン マッチレポート

20-21シーズン セリエA 35節インテル×サンプドリア

前節、スクデット獲得を決めたインテル。今節は消化試合でしたが、ホームということもあり、スタジアムの外にはファンが3000人程集まっていたようです。

勝って祝勝ムードに華を添えたいですね。

インテルは控え中心のメンバーで臨みました。

 

 

結果は、5-1の大勝!!

試合後には、ピッチ上で喜んでいました。

 

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ハイライト

マッチレポート

試合データ

WhoScored.comより引用しています。

インテルサンプドリア
得点51
ポゼッション55%45%
シュート(枠内)14(7)14(3)
パス536410
クロス928
コーナー28
シュートブロック84
タックル64

5点を奪い、久々の大勝です。優勝のプレッシャーから解放された影響か、選手は伸び伸びプレイしていました。

変わらぬ強さ

試合開始前の整列で、サンプドリアの選手達は、インテルの優勝を祝福してくれました。

 

インテルは、ベシーノやラノッキア、ダンブロージオ等、控え中心のメンバーで挑みます。

中盤は、ボランチにエリクセンが入り、その脇をガリアルディーニとベシーノが固めました。

メンバーは落としましたが、幸先よく先制点を奪います。

中盤でサンチェスが受けて、サイドに流れながら、斜めのボールをベシーノに入れます。すぐさまラウタロに出して、サイドを走っていたヤングにパス。ダイレクトでグラウンダーのクロスを入れて、ガリアルディーニが流し込みました。

開始4分の先制点です。綺麗な崩しでした。

この試合、サイドから斜めの縦パスを入れるシーンが多かったです。特にラウタロが、相手を剥がした隙にパスを受けて、チャンスを作っていました。

 

インテルは慣れないメンバーで挑んでいるためか、自陣でのミスが散見されました。

ビルドアップのミスを奪われて、ショートカウンターを受けるシーンが多かったです。

ただ、サンプドリアは前でハメてくるため、そこを躱すと後ろが手薄になっていました。

2点目は、プレスを回避してから奪った得点です。

ベシーノのワンタッチパスを、ガリアルディーニが反転しながら受け、相手のマークを剥がして持ち上がります。

2人引きつけた所で、フリーになったサンチェスにパス。ワントラップして、GKが触れないコースに蹴り込みました。

綺麗にカウンターが決まりました。ガリアルディーニが、上手かったですね。

 

意地を見せたいサンプドリアも、反撃に出ます。

ハンダノビッチのロングボールを受けたラウタロに、プレッシャーをかけてボールを奪い、ショートカウンター。左サイドに渡してクロスを上げます。

フリーのカンドレーバが放ったシュートは、ハンダノビッチが何とか掻き出しますが、こぼれ球をケイタに蹴り込まれました。

前半戦に続き、ケイタにゴールを奪われましたね。

 

しかし、インテルもすぐさま点を返します。

ロングボールをラウタロが落とし、サンチェスが受けて、キープしながらハキミにパス。

マイナス気味のクロスに、サンチェスがダイレクトで合わせてゴールです。

上手く当てましたね。良いコースに飛んで、ゴールとなりました。

このまま、前半は終了です。

ピナモンティのゴール!

後半は、サンプドリアが4人を代えて、システムを変更します。3バックにして、点を奪いにきていました。

インテルは、ハンダノビッチに代えてラドゥを投入します。

 

後半の始めは、サンプドリアのシステム変更が功を奏し、チャンスを多く作っていました。

前線からのプレッシングがハマり、ショートカウンターで、ゴールに迫ります。

また、ヤング対カンドレーバとなるシチュエーションを多く作り、右サイドで優位な状況を作っていました。

ただ、カンドレーバのクロスは、ゴールには繋がりません。

 

段々とインテルも慣れてきて、反撃に転じます。交代選手も、どんどん投入していました。

61分には、交代で入ったバレッラがいきなりアシストを記録します。

ロングボールに、バレッラが中盤で競り勝ち、ラウタロに渡します。リターンを受けて、浮き球のパスをピナモンティに送り、ワントラップから放ったシュートがゴールに入りました。

ピナモンティは、出番が少なかったですが、これは嬉しいゴールですね。今シーズンのセリエA初ゴールです。

 

いけいけムードとなったインテルは、更に追加点を奪います。

パス交換で右サイドを突破した、ダンブロージオがクロス。流れた所を、バレッラがミドルシュートを放ち、ブロックした選手の手に当たりました。

PKをラウタロが沈めて、5点目です。

選手層の厚さを見せたインテルが、サンプドリアを圧倒し、試合終了です。

スクデット獲得に華を添える快勝でした。

選手レビュー

MOMはガリアルディーニ

WhoScored.comによる、MOMに輝いたのはガリアルディーニでした。

1ゴール1アシストの活躍です。

アシストのシーンは、見事な中盤からの持ち上がりでした。

展開力やパスセンスでは、スタメン組と比べると見劣りしますが、ポジショニングやシュートセンスは光るものがありますね。

また、身長が高いので身体を張った守備や、セットプレイでも強みになります。

ガリアルディーニが控えてくれているのは、ありがたいですね。

2ゴールのサンチェス

インテルに来てからのサンチェスは、チャンスメイクは良いけど決定力が足りない、という印象でした。

決定機でトラップの位置が悪くて、シュートコースがなくなる、というシーンもありました。

そのため、この試合の1点目でトラップした瞬間、だめかな? と思ったのですが、ちゃんと決めてくれましたね。

2点目も、難しいボールにダイレクトで合わせて、ゴールの隅に決めていました。

あの調子なら、ハットトリックも決められたかもしれませんが、早い時間に交代していて不満そうでしたね。

来シーズンも、頼れるベテランとして残って欲しい選手です。

エリクセンのボランチ起用

この試合でボランチ起用されたエリクセンですが、一長一短のプレイを見せていました。

少ない動作で、正確なロングボールを蹴れるため、カウンター時は非常に強力な武器となります。

ヤングに出したサイドチェンジは、垂涎ものでした。

ただ、ビルドアップ時に、ダイレクトパスをミスって、相手に渡してしまうシーンも何回かありました。

自陣近くのミスは、致命的なので怖いですね。

ただ、慣れの問題かもしれないので、何回かボランチで起用し続ければ改善されるかもしれません。

解説の細江さんいわく、守備時にエリクセンの脇や裏を狙われていたので、そこをどう対処するかは、検討が必要です。

課題点が改善されれば、ブロゾビッチが不調の際に、代替案となるかもしれません。

 次節はローマ戦

来季からモウリーニョが指揮を取ることに決まったローマ。

今シーズンは、CL出場権の獲得が絶望的です。

お互い消化試合に近い形ですが、せっかくなので後半戦負けなしで駆け抜けたいですね。

キックオフは、2021/5/13() AM3:45キックオフです。

 

センシ辺りの活躍が見たいですね。

では!

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