20-21シーズン マッチレポート

20-21シーズン セリエA 38節インテル×ウディネーゼ

2020-2021シーズンもいよいよ最終節となりました。新チャンピオンとなったインテルは、ホームにウディネーゼを迎えます。

試合後にセレモニーもあり、スタンドには1000人、スタジアム外には4500人のインテリスタが集まっていたようです。

最終節も勝って、気持ちよくシーズンを終えたいですね。

 

 

 

結果は、5-1の勝利でした!

これで今シーズンは、全チームに最低1勝はしたことになります。王者に相応しい、強さですね。

試合後のセレモニーでは、ハンダノビッチがトロフィーを掲げていて、感慨深いものがありました。

インテルを応援していて、本当に良かったです。

ハイライト

マッチレポート

試合データ

WhoScored.comより引用しています。

インテルウディネーゼ
得点51
ポゼッション47.9%52.1%
シュート(枠内)15(7)8(2)
パス363404
クロス1313
コーナー32
シュートブロック13
タックル1212

パス本数の少ない試合になりましたね。ウディネーゼは、細かいパス回しで繋ぐチームかと思ってたので意外です。

インテルは、破壊力抜群のカウンターで、5点を奪いました。

ラウタロ対ベカン

スタンドには、久々の観客が入っていました。1000人だけでしたが、やはり歓声があると違いますね。

選手もモチベーションが、上がるのではないでしょうか。

スタンドの後押しもあってか、インテルは早い時間に先制します。

左サイドのヤングが、PA内のラウタロに縦パスして、自らも侵入します。

受け取ったラウタロは、ターンしてすぐさまシュート。こぼれ球が、上手くヤングへのスルーパスとなり、GKをかわすチップシュート。

ヤングはGKと交錯しますが、ボールはゴールに吸い込まれました。

開始8分での、先制点でした。

 

インテルのボランチには、ガリアルディーニが入っていました。

しかし、相手から狙われて、度々ボールを失ってピンチを招いていましたね。

自ら失ったボールを取り返しにスライディングして、イエローも貰っていました。

やはり、ガリアルディーニにボランチは無理がありますね。プレス体制も悪いですし、展開力もありません。

このメンツなら、センシに任せたほうが良さそうです。

 

また、ピナモンティもボールが収まりませんね。何回か縦パスを受けていましたが、殆ど潰されていました。

身長は高いのですが、フィジカルがそこまで強くないようですね。

ポジショニングとシュートセンスが武器なのでしょうか。

どちらにしろ、ルカクの控えとしては、まだまだ心許ないです。

 

などと考えていたら、ラウタロがべカンに吹っ飛ばされて、一触即発ムードになっていました。

ルカクがベンチから出て、ラウタロをなだめます。

一旦収まったかに見えたのですが、プレイ再開後すぐに、ボールを持ったベカンにラウタロがスライディングをして、イエローを貰いました。

報復ですね。あまり、良くない場面です。バチバチしてるのは良いですが、怪我だけには気を付けて欲しいですね。

 

ガリアルディーニのボランチに不安を感じながら見ていると、センシにアクシデントが起こりました。

ハムストリングを痛めたようで、39分にエリクセンと交代します。ガリアルディーニとポジションを変えて、ボランチに入りました。

エリクセンのパスは、見てて惚れ惚れしますね。

少ないステップで、あれだけ正確なパスを蹴れる選手は、中々いないのではないでしょうか。

ガリアルディーニとの差が、如実に表れていました。

そのエリクセンのパスから、カウンターを発動し、ゴール前でガリアルディーニがFKを獲得します。

キッカーはエリクセン。蹴ったボールは、壁の間を抜けてゴールに吸い込まれました。

壁に入ったオカカは、体を横に向けて隙間を作ってしまいましたね。

C・ロナウドが最近、壁に入った時のリアクションで批判されていましたが、似たような状況でした。

 

最高の形で、前半を終えます。

ゴールラッシュ

インテルは、後半も怒涛のゴールラッシュを見せます。

 

エリクセンの正確なサイドチェンジをハキミが受けて、ドリブルで仕掛けます。

一旦はボールを取られますが、すぐさま取り返したところを、ゼーヘラールに倒されてPKを獲得しました。

キッカーは、べカンとバチバチにやり合っていたラウタロ。

落ち着いて、左隅に決めました。これでシーズン17ゴールです。来シーズンは、20ゴールを目指して欲しいですね。

直後に、ラウタロとハキミは交代しました。ルカクとペリシッチを投入します。

交代時に、コンテとラウタロが笑い合っていましたが、何の話をしていたのでしょうか。気になります。

 

交代で入ったルカクとペリシッチが魅せます。

ラノッキアからの縦パスをベシーノが逸し、ルカクがスペースに落とします。

拾ったベシーノが持ち上がり、5対3の状況。左サイドを走っていたペリシッチにパス、ダイレクトでコントロールショットを右隅に決めました。

ルカクの見事なポストプレイでしたね。ルカクに入った瞬間、スイッチが入ったかのように走り出した、インテルの選手達も素晴らしかったです。

ペリシッチもナイスゴールでした。

 

インテルは、更に畳み掛けます。

ウォレスのミドルシュートの跳ね返りを、ルカクが2人を吹っ飛ばして拾います。

サンチェスにスルーパス。フリーで走っていたベシーノにパスを出し、折り返した所にルカクが入りますが、シュートは空振ってしまいました。

観客のため息が聞こえます。

しかし、ボールが左サイドに流れたところをサンチェスが拾い、ループシュート。ポストに跳ね返り、ゴール前のルカクに当たって、ゴールに入りました。

珍ゴールが生まれましたね。

本人いわく「ポジショニングの良さが生んだゴール」とのことです。これでシーズン24ゴールを記録しました。

 

終盤に、エリクセンのハンドを取られて、ウディネーゼに1点返されますが、5−1で試合終了です。

最終節を大勝で、飾りました!

優勝セレモニー

試合後にはセレモニーが行われました!

遂にハンダノビッチが、トロフィーを掲げる姿を見ることができました!!

ルカクも泣いていましたね。今シーズンの優勝は、ルカクなしではあり得なかったです。本当に、よく頑張ってくれました。

 

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選手レビュー

MOMはラウタロ

WhoScored.comによる、MOMはラウタロでした。

べカンとバチバチにやり合いながらも、1ゴール1アシストを記録しています。

ラウタロがベカンに吹っ飛ばされキレている時は、ルカクが真っ先になだめに行っていました。セレモニーで、ルカクが感極まって泣いていた時は、ラウタロが肩をさすっていました。

この2トップは、本当に素晴らしい関係を築いていますね。

来シーズンも戦力を維持して、セリエA2連覇と、CLベスト8以上を狙ってほしいです。

正確無比なパスを出すエリクセン

FKを直接沈めるなど、出場してすぐに結果を出したエリクセン。

長短の正確なパスは、インテルの大きな武器ですね。

ハキミが獲得したPKも、エリクセンの正確なサイドチェンジから始まっています。

最後は、ご愛嬌でPKを与えていましたが、エリクセンのボランチも新たなオプションとして、確立していきたいですね。

後半戦の11連勝を含む、インテルの不敗神話は、エリクセンの覚醒なしにはあり得ませんでした。

本当に、よく我慢して努力を続けてくれました。

キャプテン ハンダノビッチ

2012年にインテルに移籍してから、ずっと最終ラインを支えてくれました。

11年に及ぶ暗黒期を支え続け、遂にインテルでトロフィーを掲げる姿を見せてくれました!

ハンダノビッチには、本当に感謝しかありません。偉大なGKです。

 2020−2021シーズン終了

今シーズンは、コロナ渦の中、無観客で試合を行うという異例のシーズンとなりました。

CLでは、グループステージを最下位で敗退。

前半戦は、ミランの後塵を拝し、駄目なんじゃないかと思うこともありました。

しかし、終わってみればぶっちぎりの優勝! コンテは、素晴らしいチームを作ってくれましたね。

財政的に厳しいと言われているインテルですが、どうやらアメリカの企業からの融資が決まったようです。

どうにかこの戦力を維持して、来シーズンに臨みたいですね。

絶対に、ブロゾビッチはPSGに渡してはいけませんよ。

 

来シーズンは、CLで結果を出したいですね!

では!

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