ラツィオに敗れリーグ戦初黒星を喫したインテルですが、今回はCLでシェリフと対戦しました。
シャフタールとレアルに連勝し、グループDの首位に立つダークホースです。
未だCLで勝利のないインテルにとっては、負けられない試合です。
結果の方は3-1で勝利しました!
ようやく勝ち点3を手にすることができました。
レアルがシャフタールに勝ったため、インテルは勝ち点4で3位となっています。
ハイライト
マッチレポート
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試合データ
WhoScored.comより引用しています。
インテル | シェリフ | |
---|---|---|
得点 | 3 | 1 |
ポゼッション | 70% | 30% |
シュート(枠内) | 29(8) | 8(3) |
パス(成功数) | 651(575) | 280(212) |
クロス | 30 | 11 |
コーナー | 13 | 4 |
シュートブロック | 4 | 7 |
タックル | 16 | 17 |
小気味の良いパス回しでシェリフのプレスをかわし、次々とチャンスを作っていました。
スタッツに顕われているように、インテルが優位に試合を勧めていました。
個人的なレビュー
個人的なゲームのポイントをまとめます。
ポイント
- 予想外だったシェリフのスタイル
- 相手を食いつかせるプレイ
- 待たれる新加入選手の活躍
1.予想外だったシェリフのスタイル
シャフタール、レアルに連勝しているシェリフですが、てっきり猛烈なハイプレスかドン引きのカウンターで金星をあげているのかと思っていました。
しかし実際は攻守にゆったりとしていて、激しいプレイがほぼなかったです。
攻守はポジション毎に分業されていて、ボールを持ったら基本的に前4人で攻撃を完結させていました。
2.相手を食いつかせるプレイ
インテルは巧みなビルドアップで、スムーズにボールを運んでいました。
特に、相手を食い付かせてからパスを回していたのが良かったです。
そのおかげでディフェンダーのポジショニングが少しずつずれて、最終的には大きな綻びを生むことになっていました。
前線に良いボールが入っていたのも、これが一つの要因となっていそうです。
3.待たれる新加入選手の活躍
今夏に多くの選手を補強したインテルですが、フィットしてるのはジェコ(とディマルコ)のみです。
コレアとチャルハノールに関しては、デビュー戦が一番良かったという状況が続いています。
ダンフリースも初先発した試合では良かったのですが、それ以降は微妙ですね。
今回の試合でも裏抜けまでは良くても、決定機を逸するシーンが何回かありました。
新加入選手には早くチームに馴染んでもらって、チームを助けて欲しいです。
前半
試合はインテルペースで進んでいました。
しかし、ダンフリースやジェコがGKと1対1となる決定機を外すなど、焦れた展開が続きます。
そんな中、均衡を破ったのはジェコでした。
CKからビダルが頭でボールをそらし、待ち構えていたジェコが左足で合わせてゴールを決めます。
その後も、ペリシッチのミドルなどでゴールに迫りますが追加点は奪えませんでした。
そのまま前半は終了します。
後半
シェリフは、ブルーノを中心とした攻撃でインテルゴールに迫ります。
そして、52分に同点弾を奪うことに成功しました。
ゴールから離れたところからのFKをティルが直接沈めます。
ハンダノビッチの反応が遅れたように見えましたが、味方がブラインドになったのかもしれません。
しかし、インテルはすぐさま突き放します。
ショートカウンターからジェコがボールをキープして、飛び出したビダルにスルーパス。
GKの脇を抜くシュートで、ゴールに沈めました。
66分にも追加点を奪います。
CKからダンフリースが折り返したところをデ・フライが右足で蹴り込みました。
その後も危なげなく試合を進めて終了です。
絶対に必要だった、勝ち点3を手にしました。
選手レビュー
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MOMはジェコ
WhoScored.comによるMOMは、ジェコでした。
1ゴール1アシストを決めて、勝利に貢献。
キーパス3本と空中戦勝利数4回はチームトップの数字です。
懐の深いキープから味方に決定的なパスを送るなど、チームの核として活躍してくれました。
安定のビダル
決勝点を含めて、ビダルも1ゴール1アシストを決めています。
要所要所に顔を出し、危険になりそうなシーンはいち早く潰していました。
またブロゾビッチの近くでビルドアップに参加して、パス回しを円滑にする役割も担っていました。
現状では、チャルハノールよりビダルの方が先発にふさわしい活躍をしています。
フル稼働のバレッラ
今回も先発フル出場をしたバレッラ。
攻守に走り回り、チームの勝利に貢献しました。
タックル4回はチームトップの数字です。
厳しい試合が続いてるため仕方ないのですが、どこかでバレッラを休ませたいですね。
ユーロから休みがないですし、プレイスタイル的にも削られることが多いため怪我が心配です。
次はユベントス戦
次はリーグ戦でユベントスと対戦します。
序盤の不振から復活の兆しを見せており、公式戦は4連勝。
逆にインテルは少し停滞気味です。
2021年10月25日(月) AM3:45キックオフです。
厳しい試合が予想されますが、なんとか勝って欲しいですね。
では!