リーグ戦のミラノダービーで敗れ、2022年の公式戦で初の敗戦を喫したインテル。
今回は、コッパ・イタリアのラウンド8でローマと対戦しました。
結果の方は、2-0で勝利しました!!
勝ちを取り戻せて良かったです。内容もよく、久々の完勝でした。
ハイライト
マッチレポート
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試合データ
sofascore.comより引用しています。
インテル | ローマ | |
---|---|---|
得点 | 2 | 0 |
ポゼッション | 58% | 42% |
シュート(枠内) | 12(5) | 10(1) |
パス(成功数) | 568(490) | 419(361) |
クロス | 20 | 16 |
コーナー | 7 | 5 |
シュートブロック | 4 | 0 |
タックル | 12 | 7 |
ローマを寄せつけず、完勝しました。
久々に安心して試合を見ることができましたね。
個人的なレビュー
個人的なゲームのポイントをまとめます。
ポイント
- プレスがハマらないローマ
- 超万能型のバレッラ
- バストーニの負傷
1.プレスがハマらないローマ
ローマのハイプレスに対し、インテルは柔軟なビルドアップでいなしていました。
プレスがハマらなかった大きな理由は、インテルの中盤を捕まえきれなかったことです。
ローマの中盤が2枚なのに対してインテルは3枚おり、数的不利に陥っていました。
特にバレッラが常に動いていたため、捕まえるのに苦労していたようです。
2.超万能型のバレッラ
ローマのハイプレスを上手くいなしていたインテルですが、バレッラの動きが際立っていました。
常に動き回り、味方からパスをもらえる位置にポジショニングしていました。
テクニックも優れており、相手を引き付けてからパスを出せるため、相手の守備陣形が崩れていましたね。
また強烈なミドルも2本打っており、内1本はポストに当たっています。
守備でもスイッチになっており、まさに走攻守が全て高いレベルで備わった選手です。
3.バストーニの負傷
前半に負傷交代してしまったバストーニ。
ジャンプ後の着地に失敗して、捻挫してしまったようです。
自分でも歩けていなかったため、相当な大怪我も覚悟しましたが靭帯系ではなくてよかったです。
ただ、CLのリヴァプール戦には間に合わない可能性があるようです。
2月は重要な試合が多いため、バストーニがいなくなるのは痛いですね。
代わりになるのは、ラノッキア、ダンブロージオ、ディマルコ、ダルミアンの誰でしょうか。
前半
試合は開始直後に動きました。
ロングボールをカットしたペリシッチが、サンチェスとのワンツーで左サイドを突破します。
クロスを上げて、ジェコが右足で合わせてゴールとなりました。
綺麗な連携でしたね。
続いてもビッグチャンスが生まれます。
サンチェスのパスを受けたバレッラが、PA外からミドルを放ちポストに当たりました。
対するローマもチャンスを作ります。
ロングボールをエイブラハムが頭で落とし、拾ったムヒタリアンがスルーパス。
ザニオーロが決定機を迎えますが、ハンダノビッチがセーブしました。
前半終了間際に、バストーニが負傷してしまいした。
着地に失敗して足を捻ったようです。長引かないことを祈ります。
前半は終了です。
後半
後半に入りローマが圧力を強め、ボックス内に入るシーンも増えていました。
オリベイラがミドルを放ち、ディフレクションしたボールをハンダノビッチがセーブ。
またスルーパスに抜け出したザニオーロが、ハンダノビッチをかわしてゴールに蹴り込むも、シュクリニアルがギリギリでかき出すシーンもありました。
結局オフサイドでしたが、シュクリニアルのスーパープレイでしたね。
しかし、追加点を奪ったのはインテルです。
サンチェスがドリブルでコースを作ってミドルを放ち、左上の隅に決まりました。
中々見れない、スーパーゴールでしたね。
そして試合は終了し、インテルが2-0で完勝しました。
選手レビュー
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MOMはサンチェス
sofascore.comによるMOMは、サンチェスでした。
スーパーゴールを決めて、チームを勝利に導きました。
前節のミラノダービーでは、決定的なミスをしましたが取り返してくれましたね。
サンチェスは積極的に下がって、ビルドアップに参加します。
その際にドリブルでかわそうとするため、プレスを受けて危険な位置で失うことがままあります。
上手くかわしてくれれば良いのですが、割と諸刃の剣ですね。
魂のDFシュクリニアル
シュクリニアルはCBの中央で先発しましたが、バストーニの怪我により左を担当しました。
ザニオーロとエイブラハムを、よく抑えていましたね。
また、ザニオーロが無人のゴールに蹴ったボールを、飛び込みながら枠外にかきだすスーパープレイもありました。
その後に、味方とハイタッチしていたのも熱かったです。
ハンダノビッチの後は、シュクリニアルにキャプテンマークを任せるのでしょうか。
安定したダンブロージオ
CBで先発したダンブロージオですが、安定していました。
守備も良かったですが、SBなだけあって持ち上がりが上手いですね。
タッチライン際で相手をうまく躱して、パスを繋いでいました。
バストーニの怪我が長引く場合は、今後ダンブロージオの出番が増えるかもしれません。
年に数回スーパーゴールを決めるなど、勝負強さも持ち合わせているため、チームを救ってくれる活躍に期待です。
次節はナポリ戦
勝ちを取り戻したインテルですが、次節は2位のナポリと対戦します。
負けると3位転落の危険もあるため、絶対に勝ちたい試合ですね。
2022年2月13日(日) AM2:00キックオフです。
バストーニがいないのは厳しいですが、頑張って欲しいですね。
では!