21-22シーズン マッチレポート

21-22シーズン セリエA 10節 エンポリ×インテル

前節、終了間際の失点でイタリアダービーを引き分けたインテル。

5節から続いた強豪との連戦は、2勝2分1敗で終えました。

今節は、エンポリと対戦です。

 

 

結果の方は、0-2で勝利しました!

開幕戦以来のクリーンシートです。

ターンオーバーもでき、完璧な試合内容でした。

ハイライト

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試合データ

WhoScored.comより引用しています。

エンポリインテル
得点02
ポゼッション30.9%60.1%
シュート(枠内)9(3)21(9)
パス(成功数)276(212)651(580)
クロス1721
コーナー56
シュートブロック53
タックル1116

今季初先発となるダンブロージオの先制弾で勝ち越すと、後半の早い時間でエンポリに退場者が出ました。

ディマルコにも得点が出て、完勝といえる内容です。

個人的なレビュー

個人的なゲームのポイントをまとめます。

ポイント

  • 準備を怠らなかった控え組
  • 休ませたいブロゾビッチとバレッラ
  • 試合を決めた退場

1.準備を怠らなかった控え組

今節は大幅なターンオーバーをして、ダンブロージオ、サンチェス、ガリアルディーニがスタメンとなりました。

先制点は、サンチェスのアシストからダンブロージオが頭で決めています。

2人とも今シーズン初先発だったのですが、身体もキレていました。日頃の準備の賜物なのでしょう。

特にダンブロージオは守備でも決定的なシュートブロックがあり、素晴らしい活躍でした。

情熱的ですしチームの士気を上げるためにも重要な存在です。ミラン移籍の噂もありましたが、残ってくれて良かったです。

2.休ませたいブロゾビッチとバレッラ

インテルのキーマンであるブロゾビッチとバレッラですが、そろそろ休ませたいですね。

公式戦の全試合に先発しており、フル出場することも少なくありません。

リーグ戦10試合だけで見てもブロゾビッチが806分、バレッラが862分出場しています。

試合序盤でもバレッラが足を引きずるようなシーンがあり、一瞬息が止まりました。

リッキがレッドカードとなったタックルもバレッラが受けており、かなり痛そうにしていました。

2人とも怪我は少ないですが、運動量が豊富ですし削られることも多いため心配です。

怪我だけには気をつけて欲しいですね。

3.試合を決めた退場

インテルが1点リードで迎えた52分、バレッラへの危険なタックルでリッキが1発退場。

1人少なくなったことでエンポリのプレス強度が落ち、守備に回る時間が増えていました。

ギリギリのところで耐えていたエンポリですが、66分にディマルコの得点が決まり糸が切れたようです。

インテルにゲームをコントロールされ、試合は終わりました。

リッキの退場で試合が決まりましたね。

前半

元ミランのクトローネとインテルからレンタル中のピナモンティが、2トップを務めるエンポリ。

早い時間から積極的なハイプレスをかけて、試合の主導権を握ろうとしていました。

プレスからショートカウンターを繰り出し、何度かチャンスも作りました。

 

ただ、先制したのはインテルです。

ダンブロージオがボールをカットして、サンチェスに渡しそのまま上がります。

サンチェスがPA内でキープして、ふわっとしたクロス。ルペルトを超えて、裏に入ったダンブロージオが頭で合わせてゴールとなりました。

綺麗なショートカウンターでしたね。

 

その後もインテルは得点を狙います。

バストーニのスルーパスにサンチェスが抜けたシーンでは、惜しくもシュートを打てませんでした。

 

1点リードしたまま、前半は終了です。

後半

後半、同点を狙うエンポリですが早い時間に退場者を出してしまいました。

53分にインテルのカウンターを防ぐため、リッキがバレッラに危険なスライディングをして一発レッドです。

1人少なくなったことでエンポリはハイプレスをかけられなくなり、受けに回るシーンが増えました。

インテルがボールを持つ時間が増え立て続けにチャンスを作ります。ただ、あと一歩のところで防がれていました。

 

しかし、66分に追加点を奪います。

ラウタロが右サイドを突破して上げたクロスに、ディマルコが合わせました。

決定的な2点目が決まり、エンポリは諦めムード。

インテルが難なくゲームをコントロールして、試合終了となりました。

選手レビュー

 

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MOMはダンブロージオ

WhoScored.comによるMOMは、ダンブロージオです。

今シーズン初先発ながら、安定したパフォーマンスで勝利に貢献しました。

決定的なピンチを防いだ後に先制点をあげるなど、攻守に大活躍でした。

出場時間が少なくとも、腐らずにトレーニングを重ねていたのでしょう。

常時スタメンは厳しいかもしれませんが、リーグ優勝するためにはダンブロージオのような選手が必ず必要です。

これからも渋い活躍に期待したいですね。

バランスを保ったガリアルディーニ

インテルのレベルにないと度々批判を受けているガリアルディーニですが、今節は安定したプレイを見せてくれました。

タックル7回は、両チーム合わせても断トツの数字です。

ポストを叩くヘディングシュートもありましたし、攻守に安定していました。

ディマルコがあれだけ攻撃参加できるのも、ガリアルディーニのカバーあってこそです。

インテルでやるには十分なクオリティを持っていますし、これからもチームに貢献して欲しいですね。

FWの3番手を狙うサンチェス

サンチェスは自陣でボールを奪われてピンチも招きましたが、アシストを決めるなど攻撃で貢献しました。

持ち前のキープ力や細かいタッチで、ゲームを作っていました。

ジェコがいない中、前線で溜めを作るという役割は十分にこなしていたように思います。

コレアは怪我もあり出場時間を減らしていましたが、その間にサンチェスがコンディションを上げてきましたね。

FWの3番手がサンチェスとなる可能性も十分にあります。

次節はウディネーゼ戦

リーグ戦3試合ぶりの勝利を飾ったインテル。セリエAでは現在3位につけています。

しかし、ナポリとミランの勢いが止まりませんね。

これ以上離される訳にはいきません。次節はウディネーゼと対戦ですが、絶対に勝ち点3が必要です。

20211031()  PM20:30キックオフです。

 

CLも見据えると、ブロゾビッチとバレッラを休またいですね。

では!

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