21-22シーズン マッチレポート

21-22シーズン セリエA 23節 インテル×ヴェネツィア

過密日程で苦しい試合が続く中、何とか勝ちを拾っているインテル。

つい先日も、コッパ・イタリアで延長戦まで戦い勝利しました。

今節は、下位に沈むヴェネツィアと対戦です。

 

結果の方は、2-1で勝利しました!!

終了間際に、ジェコが頭で決めてくれました。

流石に引き分けを覚悟しましたが、救われましたね...

ハイライト

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試合データ

WhoScored.comより引用しています。

インテルヴェネツィア
得点21
ポゼッション70.5%29.5%
シュート(枠内)24(6)3(3)
パス(成功数)679(596)286(209)
クロス336
コーナー60
シュートブロック08
タックル1611

ヴェネツィアに先制を許し、かなり苦しい展開となりました。

圧倒的に押し込むも、引いて守るヴェネツィアを崩せませんでしたね。

勝てたのはジェコとドゥンフリースのおかげです。

個人的なレビュー

個人的なゲームのポイントをまとめます。

ポイント

  • 割り切っていたヴェネツィア
  • バレッラのスタミナ
  • 成長が見えるドゥンフリース

1.割り切っていたヴェネツィア

得点力が乏しいヴェネツィアにとって、失点は避けなければいけません。

そのため、守備時は5-3-2のブロックを築いていました。

インテルのDFラインにはさほどプレスをかけず、押し込まれた際には全員で引きこもります。

奪ったら前線にロングボールを送るのですが、全員に迷いがないためカウンターにキレがありました。

意外にも攻撃時は前に出る人数が多く、かなり迫力がありましたね。

2.インテルが引いた相手を崩す手段

現状首位を走るインテルにとって、対戦相手が引きこもることは良くあります。

先制点を取れば楽になるのですが、今節は先に失点してしまいました。引いた相手から2点を奪うのは、至難の業です。

相手がバイタルエリアを固めるため、インテルはアーリークロスとミドルシュートが多くなっていました。

しかし、アーリークロスは上手く味方に合わず、ミドルシュートもレッゼリーニにことごとく止められていましたね。

狭いスペースで仕掛けられる選手もいなかったため、苦戦しました。

3.バレッラのスプリント力

インテルのハイプレスにおいて、ヴェネツィアの3バックのマークは、FW2人+バレッラが担当していました。

その中でも、プレスのスイッチになるのはバレッラです。

バレッラがCBのモドロにプレスをかけると、連動してブロゾビッチやダルミアン、シュクリニアルも前に圧力をかけていました。

(一度、その連動について来れなかったダルミアンかシュクリニアルに、ブロゾビッチが怒っていました。)

しかし、バレッラからモドロまでは、長い距離を走る必要があります。

カウンター時も常に走っているため、バレッラの運動量は相当なものになっていました。

早めに交代となったのも、疲労度を考慮してのことでしょう。

前半

圧倒的に押し込むインテルが、先制点を奪うのは時間の問題かと思われましたが、先手を取ったのはヴェネツィアでした。

19分にアンパドゥのクロスをファーに流れながらアンリが頭で合わせて、ハンダノビッチを破ります。

アンリは名前もそうですが、背番号が14とあのアンリに憧れているのでしょうか?

 

先制点を取られたインテルは、引きこもって守るヴェネツィアを崩せずに苦労します。

しかし、前半終了間際の40分に追いつくことに成功しました。

ブロゾビッチが高い位置でパスをカットし、ダイレクトでダルミアンに出します。

縦に仕掛けてクロスを送り、ファーにいたペリシッチがボレー。レッゼリーニが弾いたボールを、バレッラが押し込みました。

前半の内に追い付けたのは、大きいですね。

 

そして、同点のまま前半は終了しました。

後半

後半もヴェネツィアが引き、インテルが押し込む展開は続きました。

ヴェネツィアは、オケレレのスピードを活かすため、前のスペースにロングボールを送ります。

 

ただ、チャンスを作ったのはインテルでした。

チャルハノールがDFの裏にロブパスを送り、ジェコが頭で合わせますがボールに触れず、GKにキャッチされました。

続いてもジェコです。

チャルハノールのFKから、デ・フライが頭で合わせてレッゼリーニを強襲。

こぼれ球にジェコが反応しますが、シュートは枠を超えてしまいました。

 

同点のまま終わるかと思われた、終了間際の90分にドラマが待っていました。

途中出場のドゥンフリースが、ドリブルで仕掛けてクロスを送り、ジェコがDFに競り勝ってゴール。

チャンスを逸していたジェコが、やってくれましたね。

 

ロスタイムには、チャルハノールとビダルがそれぞれ決定機を迎えるも決めきれず。

しかし、そのまま試合終了となりインテルが2-1で勝利ました。

選手レビュー

 

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MOMはレッゼリーニ

WhoScored.comによるMOMは、レッゼリーニでした。

インテルの猛攻を、安定したセービングで凌いでいました。

ミドルシュートをこぼすシーンも少なく、ミスが少なかったですね。

インテルを最も苦しめた選手です。

成長が見えるドゥンフリース

途中出場から、決勝点をアシストしたドゥンフリース。

当初はインテルに馴染むのに苦労していましたが、ローマ戦のゴールを機に一気に自信がついたようです。

個人的には、グラウンダーのクロスしか送らないところと、ドリブルで仕掛けないところが改善されてきた気がします。

今節も、ドリブルで縦に仕掛けてから上げたクロスがアシストになりました。

シモーネの下で、順調に成長しているようですね。

久々にゴールを決めたジェコ

ジェコは、試合終了間際に決勝点を決めてくれました。

シュートも両チーム最多の7本を放っています。

決定機を逃したりしていましたが、最終的に決めてくるところは流石です。

ゴール自体かなり久々なので、本人も少し安心したのではないでしょうか。

 

しかし新年に入ってからのインテルは、劇的ゴールを決める試合が多いですね。

過密日程もあり、苦しい試合が続いています。

次節はミラノダービー

アタランタ戦の引き分けから、何とか勝利を取り戻すことができました。

勝点を積み上げ、首位をキープしています。

次節はいよいよ、2位ミランとのミラノダービーが待っています。

ここで勝って、さらに勝点差を広げたいですね。最低でも引き分けは必須です。

202226()  AM5:00キックオフです。

 

2月は強豪との試合が続くため、ここをうまく乗り切ればセリエA2連覇もかなり近づきますね。

では!

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