21-22シーズン マッチレポート

21-22シーズン セリエA 24節 インテル×ミラン

2022年は公式戦で未だ負けなしと、王者の貫禄を見せているインテル。

今節は、スクデット争いを占うミラノダービーでした。

 

しかし、結果の方は1-2敗戦しました…

1試合少ないとはいえ、これでミランとの勝ち点差は1に縮まっています。

次節のナポリ戦は、勝利が必須となりましたね。

ハイライト

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試合データ

WhoScored.comより引用しています。

インテルミラン
得点12
ポゼッション46%54%
シュート(枠内)11(5)10(3)
パス(成功数)349(294)430(360)
クロス268
コーナー64
シュートブロック44
タックル1616

前半は押し気味に進めたインテルですが、後半の選手交代を機に3分間で逆転を許してしまいました。

個人的なレビュー

個人的なゲームのポイントをまとめます。

ポイント

  • ケシエ対ブロゾビッチ
  • 明暗を分けた両チームの交代策
  • インテルの中盤の控え

1.ケシエ対ブロゾビッチ

強度の高い試合で重要となるのが、中盤の主導権争いです。

そういう意味では前半、インテルが中盤を制圧していました。

その要因となったのが、ブロゾビッチです。

慣れないトップ下で苦戦するケシエを、ブロゾビッチが圧倒しました。

攻守に渡り躍動した結果、インテルが思惑通りに試合を進めることに成功しています。

苦しんだケシエは、58分に交代となりました。

2.明暗を分けた両チームの交代策

試合開始から後半15分までは、インテルの試合でした。

その流れを変えたのが、両チームの交代策です。

ミランは動きの悪かったケシエとサーレマーカースを、ブラヒム・ディアスとメシアスに代えました。

対するインテルはペリシッチとラウタロに代えて、ディマルコとサンチェスを投入。

結果的にミランが交代で流れを引き寄せたのに対し、インテルは失点に繋がりました。

投入直後のサンチェスが高い位置で奪われて、カウンターから失点しています...

そして、3分後には追加点を奪われました。

今節に関しては、シモーネの交代策が裏目に出てしまいましたね。

3.インテルの中盤の控え

前述した通り、強度の高い試合では中盤の攻防が鍵を握ります。

インテルの中盤はセリエAでも屈指ですが、控えの質が少し下がります。

そこまで強度が高くない相手なら問題ないですが、今節の様な拮抗した試合では流れを失いかねません。

実際にチャルハノールが下がった直後に失点し、試合のコントロールも失っていました。

 

また、同点に追いつきたい展開で、ディマルコの調子が悪くセットプレイの質が下がったのも痛かったです。

スタメンレベルの中盤が1人欲しいですが、中々難しいミッションですね。

前半

前半はインテルが、押し気味に試合を進めていました。

最初にチャンスを作ったのもインテルです。

左サイドを抜け出したペリシッチのクロスを、ドゥンフリースが頭で押し込みます。

しかし、ペリシッチの位置がオフサイドでノーゴールとなりました。

 

このプレイを機に、一気に流れを引き寄せます。

ラウタロのスルーパスに抜けたドゥンフリースが、ゴール前でメニャンと1対1となります。

思い切り右足を振り抜きますが、メニャンにセーブされました。

 

しかし、チャンスを作り続けるインテルが、33分にようやく得点しました。

チャルハノールのCKに、フリーとなったペリシッチが左足で合わせてゴールを奪いました。

インテルがリードしたまま、前半は終了です。

後半

流れを変えたいミランは、後半開始直後にサーレマーカースに代えてメシアスを投入し、停滞していた右サイドを活性化させました。

58分には、動きの悪かったケシエをブラヒム・ディアスに代えています。

 

対するインテルは今後の試合も見据えて、ラウタロとペリシッチをサンチェスとディマルコに代えます。

しかし、交代直後のサンチェスがやらかしてしまいました。

高い位置でサンチェスがジルーに奪われて、カウンターを受けます。

3対5となりブラヒム・ディアスが放ったシュートが、ジルーの足元にこぼれて押し込まれました。

 

そして、3分後にまたも失点...

カラブリアの縦パスを受けたジルーが、反転してデ・フライをかわしてシュート。

ハンダノビッチが触りますが、ゴールに決まりました。

 

守備的な交代カードを切っていたインテルは、追いつくことができず。

試合終了となりました。

選手レビュー

 

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MOMはジルー

WhoScored.comによるMOMは、ジルーでした。

中々良いボールが入らず存在感を失っていましたが、後半の3分間で2ゴールを奪い逆転勝利の立役者となりました。

1点目は、自らの守備から生まれたゴールです。

流れが良くない展開でも、虎視眈々と狙っていたようです。

さすが、経験豊富なベテランですね。

ケシエを制したブロゾビッチ

ケシエとマッチアップしたブロゾビッチですが、攻守で優位に立っていました。

ドリブルやパスで上手くいなし、守備時も走り回ってケシエを無力化しています。

ブロゾビッチがフェイントで相手をいなすのを見て、解説の細江さんも思わず上手いとこぼしていました。

 

このインテルにとって最も重要な選手との、契約延長のニュースが早く見たいですね。

気合の入っていたジェコ

インテルの変幻自在なビルドアップを支えていたのがジェコでした。

曖昧なポジションでボールを受け、守備陣を混乱させていました。

ラウタロとのコンビネーションも良く、お互いの動きをしっかりと理解しているようです。

前半に頑張りすぎて早めにバテていましたが、インテルにとって重要な選手ですね。

次はローマ戦

2022年の公式戦で初の敗戦となっていまいました。しかし、ここで躓く訳にはいきません。

2月はまだビッグマッチが残っているため、上手く切り替えてほしいです。

次は、コッパ・イタリアでローマと対戦です。

202229()  AM5:00キックオフです。

 

勝って勢いを取り戻したいですね。

では!

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