21-22シーズン マッチレポート

21-22シーズン セリエA 26節 インテル×サッスオーロ

ミラン、ナポリ、リヴァプールとの強豪3連戦を、1分け2敗で終えました。

今節はサッスオーロと対戦しましたが、何としても勝ちを取り戻したい試合です。

 

 

しかし、結果の方は0-2で敗戦しました。

力負けしましたね。29本のシュートも実らず、無得点で首位奪還のチャンスを逃しました。

ハイライト

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試合データ

WhoScored.comより引用しています。

インテルサッスオーロ
得点02
ポゼッション58.3%41.7%
シュート(枠内)29(8)13(5)
ブロックされたシュート113
パス(成功数)570(495)422(346)
クロス(成功数)34(12)5(0)
コーナー83
タックル1917
インターセプト613
クリア332

前半でサッスオーロに2点を奪われて、苦しい試合展開になりました。

後半は押し込んでシュートを浴びせ続けるも、決定力が足りず無得点で敗戦しています。

個人的なレビュー

個人的なゲームのポイントをまとめます。

ポイント

  • 連戦の疲れ
  • ブロゾビッチの偉大さ
  • FWの決定力不足

1.連戦の疲れ

リーグ、コッパ・イタリア、CLと厳しい日程の中で、強豪との連戦が続きました。

その影響もあり、今節は全体的に身体が重そうでしたね。

終盤にはスタミナお化けのペリシッチが、膝に手をつけて交代を要求する程の消耗ぶり。

守備は緩くボールホルダーにプレスをかけれず、簡単にバイタルエリアを使われてチャンスを作られていました。

比較的疲れの少ない控え選手も、パッとしない働きだったのが痛かったです。

2.ブロゾビッチの偉大さ

この試合で分かったのが、ブロゾビッチはやはり必要不可欠な選手ということです。

代わりにバレッラがボランチに入っていましたが、守備のタスクが多く攻撃に参加できていませんでした。

バレッラが前に出れないことで、アタッキングサードでの精度が落ちていましたね。

また、前線へ繋ぐ選手がいないことで、1列目と2列目が分断されてビルドアップがままならなかったです。

孤立した前線では、個で突破できるペリシッチの突破でしかチャンスを作れていませんでした。

 

ブロゾビッチは守備的なタスクをこなしながら前線に繋ぐ役割もしてくれるので、不在だとチームが機能不全に陥りますね。

地味に痛いのが、ビルドアップをスムーズにできるセンシをレンタルで放出したことです。

3.FWの決定力不足

この試合、ジェコとラウタロには決定機がありました。

どちらも決めきれなかったですが、FW陣には決定力を上げて欲しいです。

チャンスを確実に決めてくれるFWは、今のインテルにいない気がします。

コレアやカイセドに期待したいのですが、中々使われませんね。

怪我の影響があるのかもしれませんが、点が欲しい時に使えないのでは意味がありません。

 

ラウタロの決定力は、今後上がっていくものなのでしょうか?

今後もエースとして据えるのなら、今のままでは物足りないです。

前半

ふわっとした入りを見せるインテルに対し、サッスオーロは集中して試合に臨んでいました。

その影響か、先制点は8分に生まれました。

チャルハノールが2人に囲まれて高い位置で奪われ、ショートカウンターを受けます。

ラスパドゥーリがシュートを放ち、ハンダノビッチの股を抜いてゴールに吸い込まれました。

 

同点に追いつきたいインテルですが、サッスオーロのプレスにハメられて思うようにボールを運べません。

それでもチャンスを作り、24分にはバレッラのスルーパスに抜けたラウタロがGKと1対1になります。

しかし、ダイレクトで放ったシュートは枠外となりました。ただ、これはオフサイドの判定です。

 

26分には、サッスオーロに追加点が生まれます。

マキシム・ロペスが中央を突破して、ラスパドゥーリに繋ぎ左サイドのトラオレに渡します。

カットインして右足で入れたアーリークロスに、フリーとなったスカマッカが頭で合わせてゴールとなりました。

ボールホルダーのトラオレへのプレスは緩く、DF陣がボールウォッチャーとなってスカマッカをフリーにしてしまいましたね。

ペリシッチがジョギング気味にプレスバックしていましたが、間に合いませんでした。

 

サッスオーロが2点をリードして、前半は終了します。

後半

後半に入り、インテルがジェコとドゥンフリースを投入しました。

2トップはラウタロとジェコになり、トップ下にサンチェスを配置します。

前に比重をおいてサッスオーロを押し込めるようになりましたが、中盤の人数が減り細かいパスがなくなりオープンな展開となります。

 

58分には、ペリシッチのロングボールに抜け出したジェコが、コンシグリと1対1になりますがシュートはセーブされました。

72分には、ディマルコのパスをハーフスペースで受けたペリシッチがゴール前にクロスを送ります。

こぼれ球がラウタロの足元に入りますが、シュートは枠の外に飛びました。

ゴール正面だったのですが...

 

79分にはドゥンフリースのクリアミスを拾われて、ラスパドゥーリに決定機を作られますが、ハンダノビッチが何とか防ぎシュクリニアルがクリアして事なきを得ました。

 

何とか1点欲しいインテルは93分、ディマルコのパスカットからビダルがアーリークロスを送り、デ・フライが頭で合わせてゴールを奪いました。

しかし、ディマルコがパスカットした際、手に当たっていたとしてゴールは取り消しとなりました。

 

結局インテルは得点を奪えず、0−2で敗戦しました。

選手レビュー

 

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MOMはコンシグリ

WhoScored.comによるMOMは、コンシグリです。

8度のセーブで、チームの勝利に貢献しました。

35歳とベテランながらも、反射神経は衰えていません。

ジェコとの1対1も、嫌な間合いの詰め方で完璧に止められてしまいましたね。

ミラノキラーのベラルディ

この試合ゴールはなかったものの、2度の決定的なシュートを放っていました。

インテルとミラン相手にはよくゴールを決めており、本田のデビュー戦ではミランから4ゴールを奪っています。

シュート精度が高く、カットインしての左足シュートが得意な選手です。

素人目には、細かいテクニックやキレのあるドリブルがあるようには見えないのですが、対峙するDFにしか分からないやりにくさがあるのでしょう。

カットインだけでなく、縦にも突破するため読みにくいのかもしれません。

調子の上がらないラウタロ

この試合でもゴールを決めれず、2022年に入ってからリーグ戦でノーゴールが続いています。

決め始めたら連続ゴールが続くのですが。

元々決定力が高い選手ではないですが、ゴール前でのチャンスは決めて欲しかったですね。

 

また、プレイが軽くてすぐ転がるので、審判が笛を吹いてくれないシーンをよく見かけます。

恐らく審判の印象があまり良くないので、直してもらいたいですね。

次節はジェノア戦

今シーズンの公式戦で、初の連敗を喫してしまいました。

スクデット獲得が、難しくなってきましたね。

次節はアウェイでジェノアと対戦します。

2月はまだリーグ戦で勝ちがないため、最後は勝利で締めてほしいですね。

2022226()  AM5:00キックオフです。

 

しっかりと休んで、ジェノア戦に臨んで欲しいです。

では!

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