22-23シーズン マッチレポート

22-23シーズン CLラウンド16 1stレグ インテル×ポルト

いよいよ、チャンピオンズリーグの決勝トーナメントが始まりました。

今シーズンはセリエ勢が好調なため、インテルも続きたいところです。

ラウンド16の1stレグとなる今節は、ポルトをホームに迎えました。

結果は1-0で勝利!!

終盤の数的優位を活かして、ルカクの決勝点で先勝することができました。

ハイライト

マッチレポート

試合データ

sofascore.comより引用しています。




インテルポルト
1得点0
60%ポゼッション40%
18(4)シュート(枠内)10(4)
5ブロックされたシュート2
6コーナー0
3ビッグチャンス2
4GKのセーブ3
495(415)パス(成功数)357()
60(38)クロス(成功数)278()
10(3)ドリブル(成功数)19(10)
137ボールロスト118
53競り合い勝利64
17タックル22
4インターセプト14
7クリア29
インテル1-0ポルト
ディマルコ'セルジオ・コンセイソン
オタービオ
イエロー'エヴァニルソン
ガレーノ
ルカク
ジェコ
ゴセンス
ディマルコ
'
'ぺぺ
ブロゾビッチ
ムヒタリアン
'
'オタービオ
ドゥンフリース
シュクリニアル
'
'ウェンデル
タレミ
ルカク'
'ボルジェス
マリオ

アイコンの説明

ゴール
イエローカード
投入

オウンゴール
レッドカード
交代


個人的なレビュー

個人的なゲームのポイントをまとめます。

ポイント

  • ポルトの数的同数でのプレス
  • ポルトの嫌らしい動き
  • 流れを引き寄せた交代策

ポルトの数的同数でのプレス

ポルトは基本的に4-2-3-1のフォーメーションで守っていました。

しかし、前線からプレスをかける時は、4-3-3にしてフィールドプレイヤー全員マークするように守ります。

インテルは出し所を制限され、ロングフィードかオナナを使ったビルドアップで回避を行っていました。

また、ポルトは攻撃時に3バックとなるため、インテルは奪った時に前線のサイドに張った選手にロングボールを送り、3バックの脇の空いたスペースを使おうとしていました。

ポルトの嫌らしい動き

インテルは引いて守った時に、中央を固めて5-3-2のブロックを作ります。

そうして中央のスペースを消すのですが、ポルトはブロックの中にボールを出して、インテルの守備を崩そうとしていました。

タレミがPA内でダイアゴナルな動きからボールを引き出し、ヒールで落としてグルイッチのシュートに繋げるシーンもありました。

狭いスペースの中でもギャップで受けようとする選手が多く、嫌なチームであると感じました。

流れを引き寄せた交代策

エンポリ戦でシュクリニアルが退場して敗戦してから、シモーネはイエローカードを持った選手の交代が早くなっています。

この試合でも、イエローを貰っていたディマルコを58分にゴセンスと交代していました。

ディマルコは直前に相手に躱されて決定機を作られたのが、理由かもしれませんが。

この試合では、ブロゾビッチの投入から流れが変わりました。

投入直後にブロゾビッチが絡んで、チャルハノールからルカクと繋ぎ、ラウタロに決定機が訪れています。

また、チャルハノールが一列上がったことで、PA手前で仕掛けることができオタービオのレッドカードを誘発することができました。

前半

お互いあまりチャンスを作れない前半となりましたが、先に決定機を作ったのはポルトでした。

37分、タレミがダイアゴナルランでPA内で裏を取り、パスを受けてヒールで落とします。グルイッチがシュートを打って、オナナを襲いました。

終了間際には、インテルがチャンスを作ります。

右サイドのFKからディマルコがクロスを送り、バストーニがニアで合わせてGKを襲いました。

前半は0-0のまま終了します。

後半

後半は、お互いにチャンスが訪れました。

52分、シュクリニアルのフィードに抜けたバレッラが、角度のない位置からシュートを放つも枠を逸れました。

57分には、インテルが3度のピンチを凌ぎます。

最初のシュートをシュクリニアルがブロックし、こぼれ球に反応されるもオナナがセーブ。もう一度押し込まれるも、オナナがセーブしてバレッラがクリアしました。

78分には、インテルにチャンスが訪れます。

チャルハノールがPA手前でドリブルを仕掛け、オタービオがファウルを犯して、2枚目のイエローカードを受けて退場となりました。

そして、86分にインテルが先制に成功します。

バレッラのクロスに、CBの間に入ったルカクがフリーでヘッド。ポストに当たった跳ね返りを自ら押し込みました。

1-0となって、試合が終了しました。

選手レビュー

MOMはオナナ

sofascore.comによるMOMは、オナナでした。

57分には、連続セーブでこの試合最大のピンチを凌ぎました。

セーブ数は4回を記録しています。

また、ポルトがマンマーク気味にプレスを掛けてきたこともあり、オナナを使うシーンも多く長短正確なパスでビルドアップに貢献していました。

ジェコとの口論は気になりますが、気持ちが入ったが故の言い合いだったと思うようにします。

UEFA公式のMOMはチャルハノール

UEFA公式のMOMはチャルハノールでした。

ボールタッチ82回、パス成功数50本、キーパス2本を記録しています。

ブロゾビッチが入って一列上がってからは、攻撃により専念することができ、オタービオのレッドカードも誘発しました。

ボランチも良いですが、ブロゾビッチが帰ってきたことでチャルハノールを一列上げられ、より攻撃的なタスクを任せることができます。

ミドルシュートでの得点も増えそうです。

決勝点を決めたルカク

途中出場から、見事な決勝点を決めたルカク。

ぺぺ相手にしっかりと身体を預けて、ポストプレイからバレッラに繋ぐシーンもありました。

少しずつ、コンディションが戻ってきていますね。

これでドリブル突破が戻ってくれば、全盛期のルカクが戻ってきたと言っても良さそうです。

後半戦は、力になってくれることを期待します。

次節はボローニャ戦(A)

CLベスト8進出に向けて、一歩前進することができました。

ベスト8となれば、長友と内田の日本人対決があったシャルケ戦以来ですね。

次節はリーグ戦に戻り、ボローニャと対戦します。

2023/2/26(日) PM8:30キックオフです。

リーグ戦は終盤に難敵との戦いが続くため、今の内に3位との差を広げたいですね。

では!

インテル戦見るならDAZN!

DAZN

スポンサーリンク

-22-23シーズン, マッチレポート
-, , , , , , ,