リーグ戦5試合勝利なしと、大不振に陥るインテル。
しかし、CLでは調子が良く、決勝トーナメントラウンド8の1stレグでは、ベンフィカ相手に0-2で勝利しました。
今節は2ndレグを行い、ベンフィカをホームに迎えました。
結果は、3-3でドロー！
2戦合計で5-3となり、インテルのベスト4進出が決定しました。
ハイライト
マッチレポート
フォーメーション
試合データ
WhoScored.com・SofaScoreより引用しています。
| インテル | ベンフィカ | |
|---|---|---|
| 3 | 得点 | 3 |
| 40.1% | ポゼッション | 59.9% |
| 11(3) | シュート(枠内) | 12(5) |
| 4 | ブロックされたシュート | 3 |
| 4 | コーナー | 6 |
| 1 | ビッグチャンス | 0 |
| 2 | GKのセーブ | 0 |
| 428(335) | パス(成功数) | 646(549) |
| 17(4) | クロス(成功数) | 17(8) |
| 14(8) | ドリブル(成功数) | 20(12) |
| 127 | ボールロスト | 143 |
| 52 | 競り合い勝利 | 44 |
| 17 | タックル | 7 |
| 14 | インターセプト | 10 |
| 14 | クリア | 12 |
| インテル | 3-3 | ベンフィカ |
|---|---|---|
| バレッラ | 14' | |
| 38' | アウルスネス | |
| 45' | ネレス ジウベルト | |
| 49' | ラファ・シウヴァ | |
| ラウタロ | 65' | |
| 74' | ゲデス ラモス | |
| ルカク ジェコ チャルハノール バレッラ コレア ラウタロ | 76' | |
| コレア | 78' | |
| ゴセンス ディマルコ ダンブロージオ バストーニ | 80' | ネヴェス ラファ・シウヴァ ムサ シキーニョ |
| 81' | ムサ | |
| 86' | シウバ | |
| 89' | シェルドゥリップ ジョアン・マリオ | |
| 95' | ムサ ネレス |
アイコンの説明
ゴール
イエローカード
投入
オウンゴール
レッドカード
交代
試合分析
- オナナを使ったビルドアップ
- 押し込まれた展開でのインテルの追加点
- 個で優位性を保っていたドゥンフリース
- ベンフィカの意地
オナナを使ったビルドアップ
2ndレグは、インテルの2点リードで始まりました。
予想された通り、ベンフィカは前からプレスを仕掛けてきましたが、インテルはオナナを使って相手のプレスを巧みにかわしていました。
インテルの先制点も、オナナを経由しながら相手のプレスをかわし、ジェコにロングボールを送った所から生まれています。
押し込まれた展開でのインテルの追加点
前半に1点を返したベンフィカは、勢いそのままに後半もインテルゴールに迫っていました。
インテルは重心を低くして、中々攻撃に出れずに苦しんでいました。
しかし、65分に追加点を奪うことに成功。
ディマルコがムヒタリアンと素晴らしいワンツーでハーフスペースに入り、素早いクロスからラウタロがワンタッチで合わせる、綺麗なゴールでした。
個で優位性を保っていたドゥンフリース
グリマルドに対して、ドゥンフリースは優位に試合を進めていました。
ビルドアップの際には、基本的に高い位置を取り、グリマルドを押し込むことに成功。
また、DFラインからのロングボールのターゲットにもなり、空中戦でグリマルドに競り勝つなど、存在感を示していました。
相手の裏に大きなスペースがあったこともあり、ドゥンフリースは攻守において活躍を見せてくれました。
ベンフィカの意地
インテルは5-1という大きなリードを作りましたが、試合終了間際にベンフィカに2点を返されました。
今シーズン躍進した、ベンフィカの意地を見せられた形です。
逆にインテルは、終盤に油断しましたね。
雑感
インテルは終盤に2点を返されて、3-3の引き分けに終わりました。
しかし、合計スコア5-3で勝利を収め、久々のCLベスト4進出を果たしました。今シーズンはベスト8が目標でしたが、予想外の結果となって嬉しい限りです。
特に準決勝はミラノダービーなので、決勝進出に期待が持てます。
試合では、インテルはゴール前を固めつつ、カウンターから得点を狙っていました。一方、ベンフィカはボールを保持して、インテルのブロックを崩そうとしていました。
インテルはジェコがロングボールを収めて、バレッラの先制点に繋げています。
しかし、前半終了間際に、アウルスネスにゴールを決められました。
後半に入り、ベンフィカに押し込まれる時間が長かったですが、インテルは重心を低く保ちながらも、追加点を奪うことに成功。
ディマルコとムヒタリアンのコンビで崩し、ラウタロがワンタッチで決めています。その後、コレアがカットインからシュートを沈め、追加点を奪いました。
終盤に2失点したのは残念ですが、とにかくベスト4進出は嬉しいです。今後はリーグ戦でも復調して欲しいです。
MOMはラウタロ
WhoScored.comによるMOMは、ラウタロでした。
1ゴール1アシストで、チームの勝利に貢献しています。
キーパス2本、ドリブル成功数3回を記録しました。
ポストプレイからターンして、1人で相手を剥がしてドリブルで相手陣内に侵入するシーンも多く見られました。
久々に流れの中からラウタロにゴールが生まれているため、リーグ戦での復調にも期待できます。
次節はエンポリ戦(A)
CLでは調子を取り戻しているインテルですが、リーグ戦では未だに不調です。
次節はエンポリと対戦します。
2023/4/23(日) AM19:30キックオフです。
リーグ戦で4位以内に入るためには、絶対に負けられない試合ですね。
では！
