公式戦6試合敗けなしと、好調を維持するインテル。
今節はインテルのレジェンドである、スタンコビッチ監督率いるサンプドリアと対戦しました。
結果は3-0で勝利!!
バレッラのリーグ戦3試合連続ゴールも含め、完璧な試合運びで快勝しました。
ハイライト
マッチレポート
試合データ
WhoScored.com・SofaScoreより引用しています。
インテル | サンプドリア | |
---|---|---|
3 | 得点 | 0 |
51.6% | ポゼッション | 48.4% |
17(8) | シュート(枠内) | 9(2) |
2 | ブロックされたシュート | 2 |
3 | コーナー | 3 |
4 | ビッグチャンス | 0 |
3 | GKのセーブ | 5 |
488(398) | パス(成功数) | 453(372) |
16(6) | クロス(成功数) | 26(5) |
8(3) | ドリブル(成功数) | 13(5) |
127 | ボールロスト | 138 |
48 | 競り合い勝利 | 32 |
14 | タックル | 16 |
10 | インターセプト | 13 |
22 | クリア | 10 |
インテル | 3-0 | サンプドリア |
---|---|---|
19' | イェペス | |
デ・フライ | 20' | |
40' | コリー | |
バレッラ | 44' | |
45' | ビエイラ イェペス | |
52' | ジュリチッチ ベッレ ビジャール | |
57' | ベッレ | |
61' | ガッビアディーニ | |
バストーニ | 63' | |
66' | プセット カプート | |
67' | ビエイラ | |
ルカク ラウタロ コレア ジェコ | 68' | |
アチェルビ バストーニ | 69' | |
コレア | 73' | |
78' | モンテバゴ ガッビアディーニ リンコン ジュリチッチ | |
ベッラノーヴァ ドゥンフリース | 79' | |
アスラニ チャルハノール | 83' |
アイコンの説明
ゴール
イエローカード
投入
オウンゴール
レッドカード
交代
個人的なレビュー
個人的なゲームのポイントをまとめます。
ポイント
- マンマーク気味で守るサンプドリア
- ドゥンフリースを狙うオナナのフィード
- 充実してきたFW陣
マンマーク気味で守るサンプドリア
サンプドリアは相手陣内では前線からプレスを掛けて、後ろはマンマーク気味に守っていました。
ラウタロが中盤まで下りてきても、コリーが深追いしてきます。
しかしマークが遅れるシーンが多く、危険なタックルが散見されました。
イエローカードの枚数も多くなり、サンプドリアは合計6枚のカードを貰っています。
怪我人が出ないか心配でした。(ドゥンフリースは怪我をしてしまいましたが...)
ドゥンフリースを狙うオナナのフィード
今節はオナナがボールを持った際に、ドゥンフリースを狙うシーンが多かったです。
彼が高い位置を取り、相手のSBであるアミオネ(184cm)と競らせていました。
ドゥンフリースの方が身長は1cm低いですが、競り合いで有利に立てると判断したのでしょう。
ただ、アミオネの空中戦勝利数が3回であるのに対し、ドゥンフリースは1回でした。
ドゥンフリースに収めてもらうというより、こぼれ球を回収して2次攻撃に繋げるイメージだったと思います。
充実してきたFW陣
開幕当初から豪華なFW陣に期待がかかっていましたが、ルカクの怪我もあり4人揃うことがありませんでした。
しかし、ルカクはプルゼニ戦で復帰し、調子の上がらなかったコレアにも今節ゴールが生まれています。
ようやくシモーネ監督に、4人の駒が揃いましたね。
現状ではジェコとラウタロのコンビが最もハマっていますが、今後はルカクの出番も増えていきそうです。
今シーズンの過密日程を、タイプが異なる4人のFWを上手く使い分けて勝ち点を積み重ねて欲しいです。
前半
キックオフから、18位に低迷するサンプドリアをインテルが攻め立てます。
20分には、CKから先制点を奪いました。
チャルハノールのキックを、中央でフリーになったデ・フライがヘディングで叩き込みました。
44分には、またもセットプレイから追加点。
自陣でファウルを受けたバストーニが、素早いリスタートで前線に飛び出したバレッラにロングボールを送ります。
見事なトラップから、ボレー気味のシュートを叩き込みました。
2-0となって、前半は終了です。
後半
後半になっても、インテルが支配する展開が続きます。
ジェコやシュクリニアルが決定機を迎えるも、得点は奪えませんでした。
しかし、73分に途中出場のコレアが止めを刺します。
自陣からドリブルで運び、PA手前からのミドルシュートを突き刺しました。
3-0となって試合終了です。
選手レビュー
MOMはチャルハノール
WhoScored.comによるMOMは、チャルハノールでした。
セットプレイから多くのチャンスを作り、1アシストを記録しています。
キーパス4本、タックル成功数4回、インターセプト3回はチームトップの数字でした。
攻守に渡って、素晴らしい数字を残していますね。
チャルハノールは、ボランチで新境地を開拓し結果を出し続けています。
リーグ戦5ゴール目を決めたバレッラ
バレッラはリーグ戦3試合連続ゴール中で、すでにリーグ戦では5ゴールを記録しています。
今シーズン10得点も狙えるペースですね。
今節のゴールも、圧巻でした。
トラップも見事でしたし、シュートも威力がありながらコースを狙った素晴らしいシュートです。
バレッラのPA内への飛び出しは、インテルの大きな武器になっています。
最もボールに多く触るシュクリニアル
オナナがスタメンに定着してから、キャプテンマークを巻いて出場を続けるシュクリニアル。
この試合ではタッチ数88回、パス成功数63本はゲームを通じてトップ。
クリア7回は2位で、空中戦勝利数3回は3位の数字を記録しています。
シーズン序盤は調子を落としていましたが、守備での激しさを取り戻しつつありますね。
ドリブルを仕掛けられた時に、ズルズルと下がるシーンも減ってきています。
次はバイエルン戦(A)
10月のインテルは公式戦6勝1分1敗と、調子を取り戻したといって良さそうです。
次はバイエルン戦ですが、消化試合のため控え中心のメンバーとなりそうですね。
2022/11/2(水) AM5:00キックオフです。
バイエルン戦を終えると、ユヴェントスのイタリアダービーが待っています。
では!