22-23シーズン マッチレポート

22-23シーズン セリエA 23節 インテル×ウディネーゼ

前節、降格圏にさまようサンプドリアとスコアレスドローに終わったインテル。

CLのポルト戦前となる今節は、前半戦で敗れているウディネーゼと対戦しました。

結果は3-1で勝利!!

スコア程の差はなかったものの、ムヒタリアンの決勝点でリベンジに成功しました。

ハイライト

https://youtu.be/gO2yu4cFwOk

マッチレポート

試合データ

WhoScored.comSofaScoreより引用しています。




インテルウディネーゼ
3得点1
59.2%ポゼッション40.8%
19(7)シュート(枠内)9(1)
8ブロックされたシュート4
3コーナー8
4ビッグチャンス0
0GKのセーブ4
521(444)パス(成功数)359(291)
27(5)クロス(成功数)14(2)
15(8)ドリブル(成功数)27(9)
133ボールロスト134
60競り合い勝利42
27タックル13
9インターセプト9
16クリア21
インテル3-1ウディネーゼ
18'マシナ
エボセ
ルカク20'
ルカク22'マシナ
ダルミアン39'
43'ロブリック
ダンブロージオ
ダルミアン
45'
47'ビジョル
61'サクセス
トヴァン
ラウタロ
ルカク
チャルハノール
ブロゾビッチ
66'
ムヒタリアン73'
76'アルスラン
ロブリック
サマルジッチ
ペレイラ
エボセレ
ベト
ゴセンス
ディマルコ
79'
ガリアルディーニ
ムヒタリアン
84'
ラウタロ89'

アイコンの説明

ゴール
イエローカード
投入

オウンゴール
レッドカード
交代


個人的なレビュー

個人的なゲームのポイントをまとめます。

ポイント

  • ミラーゲームとなった試合
  • 右サイドの飛び出し
  • 個で打開できる選手の不在

ミラーゲームとなった試合

お互い3-5-2のフォーメーションで戦う、ミラーゲームとなりました。

ウディネーゼはベトがアチェルビ、トヴァンがブロゾビッチのマークを担当します。

インテルの両脇のCBには、ある程度自由にボールを持たせていました。

両WBはDFラインまで下がって5-3-2で守るため、3となる中盤の脇が空いており、インテルの選手がそこでボールを持てていました。

右サイドの飛び出し

今節はルカクやバレッラ、ドゥンフリースがよく裏抜けを狙っていました。

1点目もルカクの裏抜けに対してバレッラがパスを出したことで、ドゥンフリースのPK獲得に繋がっています。

左サイドのバストーニやディマルコからも、右サイドの飛び出しに対してロングボールが出ていました。

キックの正確な選手が左サイドには揃っているため、左から右へのロングボールは有効的でした。

個で打開できる選手の不在

同点となった後、ウディネーゼに引いて守られた際に攻め手がありませんでした。

ドリブルで崩せる選手がいないため、パスワークで崩そうとしていましたが、中々チャンスを作る事ができず。

チャルハノール以外は、ミドルシュートを打てる選手もいなかったため、手詰まり感がありました。

WGを必要としないフォーメーションなので、個で打開できる選手がいないのは仕方ありませんが、パスワークがズレるとチャンスが作れなくなりますね。

連携で崩して点を取るしかありませんが、ここ数試合はパスのズレが目立っていました。

前半

ポルト戦の前に勝ちが欲しいインテルは、積極的な攻めを見せていました。

先制したのは20分。

バレッラのスルーパスに抜けたルカクが、ゴール前にクロスを送り、こぼれ球を拾ったドゥンフリースがウォレスに倒されてPKを獲得しました。

キッカーはルカク。1度目はセーブされましたが、蹴り直しとなった2度目のPKを成功させました。

43分に、インテルは同点に追いつかれます。

ルカクのポストプレイからのパスがカットされ、カウンターを受けました。

ブロゾビッチが上がったスペースを使われて、フリーとなったロブリックにゴールを決められました。

1-1で前半は終了です。

後半

後半は時間が経つにつれ、お互い疲れによってオープンな展開となっていきました。

65分には、ムヒタリアンがディマルコとのワンツーで左足のシュートを放ち、シルベストリを強襲します。

72分には、ムヒタリアンが高い位置でカットしてジェコにパスを送り、GKと1対1となる決定機を作りましたが、シュートをセーブされました。

迎えた73分、インテルが勝ち越しに成功します。

カウンターから4対3のピンチを迎えますが、ドゥンフリースがシュートブロックで凌ぎ、バレッラに繋いで逆にカウンターを発動。

チャルハノールが中盤で粘って、ゴール前まで持ち上がりディマルコにパスを送ります。マイナスのクロスに、ムヒタリアンがダイレクトで合わせてゴールとなりました。

88分には、バレッラがパスミスを奪ってラウタロにスルーパス。1対1でしたが、ループシュートが枠を捉えませんでした。

しかし、1分後に止めの3点目を奪います。

ダンブロージオのロングボールにラウタロが抜け出して、アウト気味のシュートを沈めました。

3-1となって、試合終了です。

選手レビュー

MOMはムヒタリアン

WhoScored.comによるMOMは、ムヒタリアンでした。

素晴らしいシュートで、勝ち越し点を奪っています。

また、高い位置で相手からボールをカットして、ジェコへのパスで決定機を作っていました。

タッチ数82回、パス成功数54本はゲームを通じて2位の数字を記録しました。

ムヒタリアンを獲得できてよかったです。怪我が軽症であることを祈ります。

復調気味のドゥンフリース

プレミア勢の関心が噂されるドゥンフリースですが、今節は高いパフォーマンスを見せてくれました。

PK獲得に加えて、勝ち越し点に繋がる決定的なブロックもありました。

球離れも早く、味方とのワンツーで右サイドを崩す場面もあったので、スタメン復帰へのアピールは成功していたと思います。

少し大人になったバレッラ

前節、ルカクとの言い争いが取り沙汰されたバレッラ。

元々癇癪持ちで、これまでも目に余るアピールが目立っていたため、ルカクとの1件で落ち着いてくれると嬉しいです。

この試合では、味方に不満を示すジェスチャーは減った気がしました。

スタッツとしてはキーパス3本、タックル4回でゲームを通じて2位の数字を記録。攻守に貢献していました。

次はCLのポルト戦(H)

今節の勝利により、2位をキープすることができました。

次はいよいよCLの決勝トーナメントが始まり、ホームにポルトを迎えます。

2023/2/23(木) AM4:00キックオフです。

ベスト8に駒を進めるために、先勝したいですね。

では!

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