前節、降格圏にさまようサンプドリアとスコアレスドローに終わったインテル。
CLのポルト戦前となる今節は、前半戦で敗れているウディネーゼと対戦しました。
結果は3-1で勝利!!
スコア程の差はなかったものの、ムヒタリアンの決勝点でリベンジに成功しました。
ハイライト
マッチレポート
試合データ
WhoScored.com・SofaScoreより引用しています。
インテル | ウディネーゼ | |
---|---|---|
3 | 得点 | 1 |
59.2% | ポゼッション | 40.8% |
19(7) | シュート(枠内) | 9(1) |
8 | ブロックされたシュート | 4 |
3 | コーナー | 8 |
4 | ビッグチャンス | 0 |
0 | GKのセーブ | 4 |
521(444) | パス(成功数) | 359(291) |
27(5) | クロス(成功数) | 14(2) |
15(8) | ドリブル(成功数) | 27(9) |
133 | ボールロスト | 134 |
60 | 競り合い勝利 | 42 |
27 | タックル | 13 |
9 | インターセプト | 9 |
16 | クリア | 21 |
インテル | 3-1 | ウディネーゼ |
---|---|---|
18' | マシナ エボセ | |
ルカク | 20' | |
ルカク | 22' | マシナ |
ダルミアン | 39' | |
43' | ロブリック | |
ダンブロージオ ダルミアン | 45' | |
47' | ビジョル | |
61' | サクセス トヴァン | |
ラウタロ ルカク チャルハノール ブロゾビッチ | 66' | |
ムヒタリアン | 73' | |
76' | アルスラン ロブリック サマルジッチ ペレイラ エボセレ ベト | |
ゴセンス ディマルコ | 79' | |
ガリアルディーニ ムヒタリアン | 84' | |
ラウタロ | 89' |
アイコンの説明
ゴール
イエローカード
投入
オウンゴール
レッドカード
交代
個人的なレビュー
個人的なゲームのポイントをまとめます。
ポイント
- ミラーゲームとなった試合
- 右サイドの飛び出し
- 個で打開できる選手の不在
ミラーゲームとなった試合
お互い3-5-2のフォーメーションで戦う、ミラーゲームとなりました。
ウディネーゼはベトがアチェルビ、トヴァンがブロゾビッチのマークを担当します。
インテルの両脇のCBには、ある程度自由にボールを持たせていました。
両WBはDFラインまで下がって5-3-2で守るため、3となる中盤の脇が空いており、インテルの選手がそこでボールを持てていました。
右サイドの飛び出し
今節はルカクやバレッラ、ドゥンフリースがよく裏抜けを狙っていました。
1点目もルカクの裏抜けに対してバレッラがパスを出したことで、ドゥンフリースのPK獲得に繋がっています。
左サイドのバストーニやディマルコからも、右サイドの飛び出しに対してロングボールが出ていました。
キックの正確な選手が左サイドには揃っているため、左から右へのロングボールは有効的でした。
個で打開できる選手の不在
同点となった後、ウディネーゼに引いて守られた際に攻め手がありませんでした。
ドリブルで崩せる選手がいないため、パスワークで崩そうとしていましたが、中々チャンスを作る事ができず。
チャルハノール以外は、ミドルシュートを打てる選手もいなかったため、手詰まり感がありました。
WGを必要としないフォーメーションなので、個で打開できる選手がいないのは仕方ありませんが、パスワークがズレるとチャンスが作れなくなりますね。
連携で崩して点を取るしかありませんが、ここ数試合はパスのズレが目立っていました。
前半
ポルト戦の前に勝ちが欲しいインテルは、積極的な攻めを見せていました。
先制したのは20分。
バレッラのスルーパスに抜けたルカクが、ゴール前にクロスを送り、こぼれ球を拾ったドゥンフリースがウォレスに倒されてPKを獲得しました。
キッカーはルカク。1度目はセーブされましたが、蹴り直しとなった2度目のPKを成功させました。
43分に、インテルは同点に追いつかれます。
ルカクのポストプレイからのパスがカットされ、カウンターを受けました。
ブロゾビッチが上がったスペースを使われて、フリーとなったロブリックにゴールを決められました。
1-1で前半は終了です。
後半
後半は時間が経つにつれ、お互い疲れによってオープンな展開となっていきました。
65分には、ムヒタリアンがディマルコとのワンツーで左足のシュートを放ち、シルベストリを強襲します。
72分には、ムヒタリアンが高い位置でカットしてジェコにパスを送り、GKと1対1となる決定機を作りましたが、シュートをセーブされました。
迎えた73分、インテルが勝ち越しに成功します。
カウンターから4対3のピンチを迎えますが、ドゥンフリースがシュートブロックで凌ぎ、バレッラに繋いで逆にカウンターを発動。
チャルハノールが中盤で粘って、ゴール前まで持ち上がりディマルコにパスを送ります。マイナスのクロスに、ムヒタリアンがダイレクトで合わせてゴールとなりました。
88分には、バレッラがパスミスを奪ってラウタロにスルーパス。1対1でしたが、ループシュートが枠を捉えませんでした。
しかし、1分後に止めの3点目を奪います。
ダンブロージオのロングボールにラウタロが抜け出して、アウト気味のシュートを沈めました。
3-1となって、試合終了です。
選手レビュー
MOMはムヒタリアン
WhoScored.comによるMOMは、ムヒタリアンでした。
素晴らしいシュートで、勝ち越し点を奪っています。
また、高い位置で相手からボールをカットして、ジェコへのパスで決定機を作っていました。
タッチ数82回、パス成功数54本はゲームを通じて2位の数字を記録しました。
ムヒタリアンを獲得できてよかったです。怪我が軽症であることを祈ります。
復調気味のドゥンフリース
プレミア勢の関心が噂されるドゥンフリースですが、今節は高いパフォーマンスを見せてくれました。
PK獲得に加えて、勝ち越し点に繋がる決定的なブロックもありました。
球離れも早く、味方とのワンツーで右サイドを崩す場面もあったので、スタメン復帰へのアピールは成功していたと思います。
少し大人になったバレッラ
前節、ルカクとの言い争いが取り沙汰されたバレッラ。
元々癇癪持ちで、これまでも目に余るアピールが目立っていたため、ルカクとの1件で落ち着いてくれると嬉しいです。
この試合では、味方に不満を示すジェスチャーは減った気がしました。
スタッツとしてはキーパス3本、タックル4回でゲームを通じて2位の数字を記録。攻守に貢献していました。
次はCLのポルト戦(H)
今節の勝利により、2位をキープすることができました。
次はいよいよCLの決勝トーナメントが始まり、ホームにポルトを迎えます。
2023/2/23(木) AM4:00キックオフです。
ベスト8に駒を進めるために、先勝したいですね。
では!