前節レッチェに勝利し、単独2位となっているインテル。
今節は監督交代後、初勝利を目指すスペツィアと対戦しました。
結果は2-1で敗戦...
暗黒期のインテルを見ているかのようで、しんどくなる試合でした。
ハイライト
マッチレポート
フォーメーション
試合データ
WhoScored.com・SofaScoreより引用しています。
スペツィア | インテル | |
---|---|---|
2 | 得点 | 1 |
31.2% | ポゼッション | 68.8% |
4(2) | シュート(枠内) | 28(8) |
2 | ブロックされたシュート | 7 |
1 | コーナー | 13 |
1 | ビッグチャンス | 2 |
6 | GKのセーブ | 0 |
265(190) | パス(成功数) | 557(476) |
7(1) | クロス(成功数) | 52(16) |
22(12) | ドリブル(成功数) | 17(9) |
122 | ボールロスト | 155 |
53 | 競り合い勝利 | 59 |
15 | タックル | 19 |
9 | インターセプト | 6 |
38 | クリア | 8 |
スペツィア | 2-1 | インテル |
---|---|---|
ギャシ | 6' | |
カルダラ | 12' | |
マルディーニ ショムロドフ エクダル ズルコウスキ | 45' | |
マルディーニ | 55' | |
コバレンコ アグデロ | 66' | チャルハノール バレッラ ディマルコ ゴセンス ドゥンフリース ダンブロージオ ジェコ ムヒタリアン |
ニコラウ | 71' | |
フェレール ギャシ | 80' | カルボーニ ダルミアン |
83' | ルカク | |
エンゾラ | 87' | |
ワイネウスキ マルディーニ | 89' |
アイコンの説明
ゴール
イエローカード
投入
オウンゴール
レッドカード
交代
試合分析
- 繋ぎたいがロングボール主体になるスペツィア
- ダンブロージオのハーフスペース突撃
- エンゾラの個の力で得点
- クロス一辺倒になるインテル
- ドゥンフリース劇場
繋ぎたいがロングボール主体になるスペツィア
スペツィアはキックオフから味方に繋ぐパスを選択しており、この試合ではボールを繋ぎながら攻めるという意図が読み取れました。
しかし、インテルに押し込まれるシーンが多く、奪ってもロングボールを蹴らされるシーンが目立っていました。
それでも、チャンスとなればリスクを恐れることなく前線に人数をかけるシーンも。
41分には、CB2人がゴール前に上がる攻撃を見せました。しかし、このプレイの後でカウンターからラウタロに決定機を作られています。
ダンブロージオのハーフスペース突撃
この試合のインテルで特徴的だったのが、右SBのダンブロージオがハーフスペースに入ってくる動きでした。
5分には早速その形を見せています。ただ、この時はルカクのパスが合わずにチャンスとはなりませんでした。
また11分には、ハーフスペースに侵入したダンブロージオが、カルダラに倒されてPKを獲得しています。
エンゾラの個の力で得点
前半をシュート1本で終えたスペツィアは、ほとんど攻撃の形を作れていませんでした。
しかし、55分にエンゾラの個人技から先制点を奪います。
ドラゴウスキがバックパスをダイレクトで前線に送り、エンゾラがPA内で手前でキープし、アチェルビとダンブロージオの2人を引き付けます。
その間にマルディーニがフリーで上がってきてバイタルエリアに侵入し、エンゾラのパスを受けてダイレクトでシュートを流し込みました。
インテルの高いラインの裏を、身体能力のあるエンゾラに上手く使われる形となりました。
クロス一辺倒になるインテル
得点後は、引いてカウンターを狙うスペツィアを全く崩せませんでした。
ジェコを投入してルカクとのツインタワーにするも、クロスを送るのみで弾き返される展開が続きます。
結局、試合を通じて52本のクロスを記録しています。
失点後にはテンションがガクッと落ちて、得点の匂いが全くしませんでした。
ドゥンフリース劇場
クロスゲームを続けるインテルですが、83分にやっと努力が実りました。
バストーニのアーリークロスに、途中出場のドゥンフリースが同じく途中出場のフェレールに蹴られてPKを獲得。
ルカクがしっかりと決めて同点に追いつきます。
しかし、その直後にコバレンコをドゥンフリースがPA内で倒し、今度はスペツィアにPKが与えられました。
そしてエンゾラにしっかりとPKを決められて、2-1となって敗戦しました。
次節はCLのポルト戦(A)
またもプロビンチャのチームに足をすくわれたインテル。2023年に入ってから、取りこぼしが目立っています。
流れは良くないですが、次節はCLでポルトと対戦します。
2023/3/15(水) AM5:00キックオフです。
引き分け以上で久々のベスト8に進出できるので、頑張って欲しいですね。
では!