リーグ戦2連敗で、3位まで後退したインテル。
CL出場権獲得のためには、これ以上負ける訳にはいきません。
今節は絶好調フィオレンティーナと対戦しました。
結果は0-1で敗戦...
リーグ戦3連敗と、不振に陥っています。
ハイライト
マッチレポート
フォーメーション
試合データ
WhoScored.com・SofaScoreより引用しています。
インテル | フィオレンティーナ | |
---|---|---|
0 | 得点 | 1 |
58.9% | ポゼッション | 41.1% |
16(3) | シュート(枠内) | 19(3) |
6 | ブロックされたシュート | 7 |
10 | コーナー | 8 |
5 | ビッグチャンス | 2 |
2 | GKのセーブ | 3 |
465(385) | パス(成功数) | 335(254) |
34(8) | クロス(成功数) | 17(5) |
18(12) | ドリブル(成功数) | 18(8) |
139 | ボールロスト | 128 |
61 | 競り合い勝利 | 44 |
20 | タックル | 11 |
8 | インターセプト | 6 |
16 | クリア | 34 |
インテル | 0-1 | フィオレンティーナ |
---|---|---|
45' | ミレンコビッチ マルティネス | |
53' | ボナヴェントゥーラ | |
58' | カストロビッリ | |
デ・フライ バストーニ ベッラノーヴァ ゴセンス ラウタロ コレア | 63' | |
66' | ソティル サポナーラ アムラバト カストロビッリ | |
76' | イコネ バラク マンドラゴラ ラニエリ イコネ | |
ブロゾビッチ | 77' | |
アスラニ ムヒタリアン ジェコ ブロゾビッチ | 78' | |
79' | アムラバト | |
アチェルビ | 94' |
アイコンの説明
ゴール
イエローカード
投入
オウンゴール
レッドカード
交代
試合分析
- 中途半端なハイプレスをやめたインテル
- フィオレンティーナのハイプレスの裏を狙うロングボール
- セットプレイで失点
- いつも通りの終盤の拙攻
中途半端なハイプレスをやめたインテル
通常、インテルは相手にハイプレスをかけて守ることが多いです。
ブロゾビッチも積極的に前に出るため、DFラインの前にスペースが空いてしまい、ユヴェントス戦ではこのスペースを狙われ失点する場面がありました。
しかし、この試合では異なるアプローチを取りました。無闇にプレスをかけることなく、ミドルゾーンでブロックを作り守備的に構えるやり方です。
このアプローチのおかげで、インテルは安定した守備を維持することができていました。
フィオレンティーナのハイプレスの裏を狙うロングボール
イタリアーノ監督の代名詞ともいえるハイプレスを行うフィオレンティーナに対して、インテルは巧妙にプレスを回避してチャンスを作り出していました。
DFラインでボールを回して相手を引き込み、ロングボールで手薄となったフィオレンティーナの裏を狙う作戦です。
ルカクやコレア、ドゥンフリースは前線に残り、ロングボールを受けて攻撃を仕掛けることができていました。
セットプレイで失点
インテルは多くの決定機を作り出していましたが、特にルカクはチャンスを活かしきれませんでした。そして、53分にコーナーキックから失点してしまいます。
流れの中での失点ではないので、仕方ないはずですが、この失点によって「今日もダメか」という雰囲気がチームに漂い始めました。
その後の攻撃も、覇気を欠いたものになってしまいました。
いつも通りの終盤の拙攻
失点後のインテルはバランスを崩し、決定機でのドゥンフリースの空振りもあり、攻撃がちぐはぐなものになってしまいました。
78分にはジェコを投入し、ルカクとのツインタワーを形成しましたが、チャンスらしいチャンスを作ることができず、単調なクロスに終始するばかりで時間だけが過ぎていきます。
結局、インテルは得点を奪うことができず、3連敗を喫することになってしまいました。
雑感
フィオレンティーナ戦でも0-1で敗れ、インテルはリーグ戦で3連敗となっています。
前半は相手のハイプレスを利用する形で、ドゥンフリース、ルカク、コレアを前線に残して、ロングボールでチャンスを作るも、決定機を逃していました。
後半も同じ形でチャンスを作っていましたが、CKから失点してテンションが落ち、逆転する気配を全く感じませんでした。
フィオレンティーナはハイプレスがハマらず、流れの中からのチャンスはあまり作れていませんでしたが、好調なこともありCKから得点に成功しています。
ドゥンフリースは競り合いとランニングコースは良かったですが、ボールを持った時にできることが少ないという課題を抱えています。
コレアが復調気味であるのがせめてもの救いでしたが、ルカクが使われ始めてからは勝てなくなっており、不振が続いています。
MOMはビラーギ
WhoScored.comによるMOMは、ビラーギでした。
タッチ数83回、パス成功数37本、キーパス4本、タックル4回はチームトップの数字です。
攻守に躍動し勝利に貢献しました。
セットプレイのキッカーも務めるなど、高精度のキックも武器にしています。
ドゥンフリースとやり合うなど、気迫を見せるシーンもありました。
次節はユヴェントス戦(A)
リーグ戦3連敗と絶不調に陥るインテル。
次はコッパ・イタリアの準決勝1stレグで、ユヴェントスとのイタリアダービーとなります。
2023/4/5(水) AM4:00キックオフです。
何とか勝って、不調を脱したいですね。
では!