第25節のレッチェ戦以降、公式戦で勝利のないインテル。
今節は下位に沈む、サレルニターナと対戦しました。
結果は1−1のドロー。
終盤のカンドレーヴァのゴールで、引き分けに持ち込まれました。
インテルのトンネルは、まだ続きそうです。
ハイライト
マッチレポート
フォーメーション
試合データ
WhoScored.com・SofaScoreより引用しています。
サレルニターナ | インテル | |
---|---|---|
1 | 得点 | 1 |
43.5% | ポゼッション | 56.5% |
11(3) | シュート(枠内) | 25(11) |
1 | ブロックされたシュート | 6 |
2 | コーナー | 8 |
1 | ビッグチャンス | 3 |
10 | GKのセーブ | 2 |
416(341) | パス(成功数) | 540(451) |
14(7) | クロス(成功数) | 18(11) |
15(10) | ドリブル(成功数) | 6(2) |
115 | ボールロスト | 112 |
15 | 競り合い勝利 | 50 |
4 | タックル | 10 |
13 | インターセプト | 17 |
16 | クリア | 17 |
サレルニターナ | 1-1 | インテル |
---|---|---|
6' | ゴセンス | |
34' | デ・フライ | |
クリバリ | 38' | |
ディア ブロン | 45' | |
エコング ピロラ カヴィグリア クリバリ | 66' | ラウタロ コレア ブロゾビッチ バレッラ ガリアルディーニ アスラニ |
カヴィグリア | 70' | |
75' | ディマルコ ゴセンス | |
ボヒネン フィルヘナ | 79' | |
ボトハイム カスタノス | 85' | ジェコ ルカク |
89' | ガリアルディーニ | |
カンドレーヴァ | 90' |
アイコンの説明
ゴール
イエローカード
投入
オウンゴール
レッドカード
交代
試合分析
- 守備ブロックを作るも穴の多いサレルニターナ
- 後半からプレスをかけるようになったサレルニターナ
- 決定力を欠くインテル
- 悪い流れを象徴するような失点
守備ブロックを作るも穴の多いサレルニターナ
前半のサレルニターナは、守備に重点を置いていました。
5-4-1の守備ブロックを形成し、カンドレーヴァとカスタノスが下がって守備ラインを補強します。
しかし、守備ブロックが下がりすぎることで、最終ラインと2列目の間にスペースができることがありました。
攻撃面では、前線のカンドレーヴァが中盤まで降りてボールをつなぐ役割を担いましたが、攻撃はあまりうまくいかず、ちぐはぐなプレーが目立ちました。
後半からプレスをかけるようになったサレルニターナ
1点ビハインドのサレルニターナは、後半に入って前からプレスをかけるようになりました。
3トップを中心に高い位置からプレスをかけ、攻撃時には前線に積極的に人数をかけていました。
裏のスペースが空くというリスクがありましたが、オチョアを中心にチーム全体が粘り強く守り、インテルの攻撃を凌いでいました。
決定力を欠くインテル
最近の試合でもそうですが、インテルは決定力を欠いています。
オチョアが当たっていたとはいえ、もう1点決めていれば勝てた試合でした。
ルカクはゴール前で押し込むだけのヘディングを外してしまったり、ラウタロは1対1でのシュートをキャッチされるなど、チャンスを決めきれなかったのが痛かったです。
1点リードした状態で相手が攻め込んできたところを、カウンターで止めを刺すという盤石の試合運びを、たまには見せて欲しいです。
悪い流れを象徴するような失点
インテルは追加点を決められなかったツケを、最後に支払いました。
90分に、カンドレーヴァのクロスがそのままゴールに入ってしまいました。あのシーンはジェコも近くにいたため、ディマルコはカンドレーヴァにもう少しプレスをかけても良かったかもしれません。
しかし、失点は仕方のないものであり、追加点を奪えなかったのが悪いですね。
雑感
インテル対サレルニターナの一戦は、1-1のドローで終わりました。
前半は両チームともリスクをかけずに戦うも、ゴセンスのゴールでインテルが幸先よく先制しました。
後半はサレルニターナが前から来ていたため、インテルは引きつけて裏へのパスを狙いましたが、良いカウンターができず、決定機も決めきれませんでした。
ルカクはビルドアップで貢献するも、ポストプレイしか頭になさそうなのが気になります。もう少し、裏抜けなどを狙っても良さそうです。
サレルニターナは、カンドレーヴァが危険な攻撃を仕掛けていました。そして、終盤にカンドレーヴァのクロスがそのままゴールとなっています。
インテルは、追加点を奪えなかった代償を払いドローとなりました。
選手レビュー
WhoScored.comによるMOMは、オチョアでした。
10セーブを記録して、インテルの攻撃を1点に抑えました。
W杯の度に、オチョアのビッグセーブを目の当たりにしていましたが、この試合でも健在であることを見せられました。
ルカクのヘディングがクロスバーに当たり、デ・フライが押し込んだ時のセーブは素晴らしかったです。
37歳でありながら、衰えを感じさせないGKです。
次節はベンフィカ戦(A)
インテルはあまりにも調子が悪いですが、4月は過密日程が続きます。
次はいよいよCLベスト8の1stレグで、ベンフィカと対戦します。
2023/4/12(水) AM4:00キックオフです。
アウェイですし、せめてドローに持ち込んで欲しいですね。
では!