前節3-1でラツィオに完敗したインテル。
今節は、昇格組のクレモネーゼと対戦しました。
結果は3-1で勝利!!
最後の失点は不要でしたが、クレモネーゼを寄せ付けず完勝しました。
ハイライト
マッチレポート
この投稿をInstagramで見る
試合データ
WhoScored.comより引用しています。
インテル | クレモネーゼ | |
---|---|---|
得点 | 3 | 1 |
ポゼッション | 53.3% | 46.7% |
シュート(枠内) | 18(7) | 11(4) |
ブロックされたシュート | 4 | 3 |
ビッグチャンス | 3 | 2 |
パス(成功数) | 462(400) | 404(330) |
クロス(成功数) | 18(6) | 19(6) |
コーナー | 6 | 6 |
タックル | 10 | 16 |
インターセプト | 12 | 10 |
クリア | 23 | 14 |
個人的なレビュー
個人的なゲームのポイントをまとめます。
ポイント
- アイウのポジショニング
- ハンダノビッチを使ったビルドアップ
- インテルのロングカウンター
1.アイウのポジショニング
インテルは自陣に引きこもった時、5-3-2でブロックを築きます。
そのため2トップの脇にスペースが空きますが、クレモネーゼの3バックの両脇がそこを使っていました。
特に右サイドからの攻撃が多かったこともあり、右CBのアイウがフリーでボールを持つ機会が多かったです。
アイウがフリーで持ち上がって、ゴール前にボールを送りシュートチャンスを作るシーンが目立ちました。
2.ハンダノビッチを使ったビルドアップ
インテルが自陣から繋ぐ時、クレモネーゼはハイプレスをかけます。
DFラインはもちろん、GKまでプレスをかけるシーンもありました。
インテルはそのルールを利用して、ハンダノビッチにパスしてマークを引き付けていました。
ハンダノビッチを経由することで相手のマークをずらしていき、ファーストプレッシャーを突破していました。
3.インテルのロングカウンター
インテルの3点は、全てロングカウンターによるものでした。
1点目はCKから、2、3点目は自陣でのボール奪取からカウンターを決めています。
特に自陣から相手陣内までボールを運ぶ時に、3点ともバレッラが絡んでいたのが面白かったです。
クレモネーゼが攻撃に人数をかけて後ろが手薄になっていたのもありますが、バレッラの走力とテクニックが光ったシーンでした。
前半
立ち上がりから、ディマルコのFKなどでゴールに近付くインテル。
先制点は12分に生まれました。
相手のCKをディマルコがカットして、バレッラに渡しロングカウンターが発動します。
バレッラの持ち上がりから、ゴール前に入ったジェコにパスを通しダイレクトシュート。
こぼれ球をコレアが押し込みました。
その後はお互いにシュートチャンスを作りますが、先に追加点を奪ったのはインテルでした。
38分に相手ゴール前のパス交換から、左サイドで受けたチャルハノールがクロスを送ります。
PAに少し入ったところで、バレッラがダイレクトボレーを沈めました。
2-0として、前半は終了です。
後半
後半に入り、クレモネーゼのシュートチャンスが増えます。
ただ、お互いに得点が生まれないまま時間が過ぎていきました。
迎えた76分、インテルが止めの3点目を奪いました。
ロングカウンターからバレッラが1人躱して、ラウタロにスルーパスを通します。
DFを抑えながらゴール前までボールを運び、左足でゴールに流し込みました。
このままゲームが終わるかと思われましたが、クレモネーゼが1点を返します。
PA手前でエスカランテからの縦パスを受けたオケレケが、ターンしてファーに巻くコントロールショットを決めました。
3-1となって、試合終了です。
選手レビュー
この投稿をInstagramで見る
MOMはバレッラ
WhoScored.comによるMOMは、バレッラでした。
1ゴール1アシストを記録して、勝利に貢献しました。
キーパスも5本と、チーム2位の数字を記録。
特に、2点目となったボレーシュートは気持ちよかったですね。
前節はシュートをふかすシーンが目立ちましたが、しっかりと修正してきました。
また、ロングカウンターで、自陣から相手陣内まで運ぶドリブルも際立っていました。
最もチャンスを作ったチャルハノール
バレッラのスーパーゴールをアシストしたチャルハノール。
キーパス6本で1位、パス成功数44本、タッチ数71回でチーム2位の数字を記録しました。
ディマルコに次ぐ、タッチ数とパス成功数でゲームをコントロールしていました。
WhoScored.comでも、バレッラに次ぐ高評価を受けています。
ジェコのポストプレイ
ルカクの怪我により先発出場したジェコですが、ポストプレイが光っていました。
DFを背負いながらターンしてドリブルで突破したり、ハンダノビッチからのロングボールをほとんど収めたりと、ポストプレイの上手さを改めて実感しました。
ルカクが不在でも、ジェコが控えてるのは大きいですね。今後も彼の力が必要になるシーンが沢山ありそうです。
次節はミラノダービー(A)
昇格組にしっかりと勝ちきったインテル。
次節は、早くもミラノダービーとなります。
2022年9月4日(水) AM1:00キックオフです。
参考【23-24シーズン】日程・結果
セリエA CL ※当記事は以下のサイトを参考にしています。https://soccer.yahoo.co.jp/ws/category/itahttps://www.whoscored.com/Reg ...
続きを見る
昨シーズンは、後半戦のダービーで敗けてから調子を落としたので、ここで叩いて弾みをつけたいですね。
では!