22-23シーズン マッチレポート

22-23シーズン セリエA 7節 ウディネーゼ×インテル

CLでプルゼニを撃破し、公式戦連勝中のインテル。

今節はリーグ戦に戻り、ウディネーゼのホームに乗り込みました。

結果は3-1で敗戦

酷いゲームでした。7節にして、早くも3敗目となっています。

ハイライト

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試合データ

WhoScored.comSofaScoreより引用しています。




ウディネーゼインテル
得点31
ポゼッション43.8%56.3%
シュート(枠内)20(6)16(4)
ブロックされたシュート93
コーナー74
ビッグチャンス11
GKのセーブ34
パス(成功数)333(251)421(336)
クロス(成功数)14(3)24(7)
ドリブル(成功数)12(4)18(5)
ボールロスト136139
競り合い勝利4847
タックル2217
インターセプト116
クリア2117
ウディネーゼ3-1インテル
5'バレッラ⚽
13'バストーニ(イエロー)
21'ムヒタリアン(イエロー)
シュクリニアル22'
30'ムヒタリアン→ガリアルディーニ
バストーニ→ディマルコ
ペレイラ(イエロー)39'
46'ディマルコ(イエロー)
ウドジェ(イエロー)51'
べカン(イエロー)56'
57'ブロゾビッチ(イエロー)
マケンゴ→サマルジッチ61'
67'ダルミアン→ダンブロージオ
ジェコ→コレア
ペレイラ→エヒジブエ69'
ベト→サクセス
ロブリック→アルスラン79'アチェルビ→デ・フライ
ウドジェ→イボス80'
ビジョル⚽84'
アルスラン⚽93'

個人的なレビュー

個人的なゲームのポイントをまとめます。

ポイント

  • ウディネーゼのカウンター
  • ビルドアップが繋がらないインテル
  • 疑問の残る采配

1.ウディネーゼのカウンター

ウディネーゼは、ハイプレスからショートカウンターを狙っていました。

インテルのDFラインが高い時はプレスを緩めますが、バックパス時やGKが持った際には厳しくチェックに行きます。

ゴールキックの時にインテルは4バックの様になって繋ぎますが、ウディネーゼの2トップが2CBをマーク、両ワイドにボールが入った時もすぐにプレスをかけてボールを奪いに行っていました。

ただ、後半にスタミナが切れてプレス強度が下がってからは、DFラインを下げてロングカウンターを狙います。

前に出て行く人数は少なかったですが、デウロフェウや後半に投入されたサクセスを中心としたスピードのあるカウンターは脅威でした。

また、どの選手も攻守の切り替えが早く、球際が強い厄介なチームでした。

2.ビルドアップが繋がらないインテル

ウディネーゼのハイプレスに対し、インテルはビルドアップに苦戦していました。

中心となるブロゾビッチはしっかりとマークされ、判断ミスから高い位置で失うシーンも散見されました。

時折、両サイドのCBがフリーで持ち上がるも、効果的な攻撃には繋がりません。

追い込まれた時はロングボールを蹴りますが、球際で負けてセカンドボールを回収されていました。

3.疑問の残る采配

今節のシモーネ監督の采配には、疑問が残りました。

特に30分という早い時間に、バストーニとムヒタリアンを下げた理由が分かりません。

2人共、イエローをもらっていたからでしょうか?

交代で入ったディマルコとガリアルディーニも、効果的な活躍ができていた様には見えませんでした。

そして終盤には、同点にも関わらずアチェルビに代えてデ・フライを投入。

そのデ・フライの判断ミスからCKを与え、自身がマークする相手に決められる始末でした。

意図が全く読めない采配でした。

前半

4連勝中のウディネーゼは、テンションの高い入りを見せ前からボールを奪いに来ていました。

苦戦するかに思えたインテルですが、5分に先制点を奪います。ダルミアンがゴール前で得た得FKを、バレッラがゴール左上に見事に決めました。

しかし、22分にインテルは追いつかれます。

左サイドからのFKを、シュクリニアルがクリアミスしてオウンゴールとなりました。

その後はウディネーゼのプレスに苦しみ、前に運べない展開が続きます。

お互い追加点が奪えないまま、1-1で前半終了となりました。

後半

後半に入っても、ウディネーゼは積極的なプレスをかけます。

ただ時間が経つにつれて、プレス強度が下がっていきました。

インテルが押し込む展開が続きますが、決定的なシーンは作れません。

すると、終盤の84分に失点。

デ・フライの判断ミスで、相手にCKを与えます。そのCKから、デ・フライがマークを担当するビジョルにニアで合わせられて決められました。

そして93分に止めを刺されます。

ロングカウンターからデウロフェウがクロスを上げて、途中出場のアルスランにヘッドを決められました。

3-1とされて、試合終了です。

選手レビュー

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MOMはデウロフェウ

WhoScored.comによるMOMは、デウロフェウでした。

2アシストを記録して、インテル撃破に貢献。

ビルドアップの中心となり、捕まりにくいポジショニングでボールを引き出しながら前進。

終盤は得意のスピードを活かして、ロングカウンターでインテルゴールに迫っていました。

また流れの中だけでなく、高いキック精度でセットプレイでも脅威となっていました。

調子の上がらないシュクリニアル

シュクリニアルは、この試合でオウンゴールを献上してしまいました。

インターセプト0回、タックル成功数0回、クリア1回と守備面での調子が上がりません。

(タッチ数76回、パス成功数61本はゲームを通じてトップの数字で、ボールに触る機会は多かったです。)

今夏の移籍騒動が、プレイに影響を与えているのでしょうか。

ただ今シーズンは、シュクリニアルだけでなくDF陣の調子が上がりません。

7節を終えて3試合目となる、3失点を喫しています。

今シーズンはラインを低くして構えることが多いため、攻め込まれる時間が増えているのが要因なのでしょうか。

精神的未熟さが出たバレッラ

先制のFKを決めたバレッラ。セットプレイも蹴れるのかと、驚きを与えてくれました。

ただ今節に最も印象に残ったのが、最後にゲームが終わっていないにも関わらず座り込んでいたことでした。

あの姿は見たくなかったです...

私も勝ちは諦めていましたが、ピッチの選手には最後まで戦って欲しかったです。

バレッラは次期キャプテン候補と考えていましたが、あの姿を見ると難しいのかもしれません。

次節はローマ戦(H)

今節の敗戦は、非常に痛いですね。

今シーズンは、前半戦を終えてトップ4位以内に入れていれば上出来かもしれません。

次節は強敵ローマが相手です。

2022/10/2() AM1:00キックオフです。

チェック【23-24シーズン】日程・結果

セリエA CL ※当記事は以下のサイトを参考にしています。https://soccer.yahoo.co.jp/ws/category/itahttps://www.whoscored.com/Reg ...

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上位陣に食らいつくためにも、次節は勝利が必須です。

では!

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