23-24シーズン マッチレポート

23-24シーズン セリエA 第1節 インテル×モンツァ

いよいよ、待ちに待った23-24シーズンのセリエAが開幕しました。

大幅に選手の入れ替えを行ったインテルは、開幕戦で難敵モンツァをホームに迎えました。

結果は、2-0で快勝!!

新キャプテンであるラウタロの2ゴールで、5シーズン連続の開幕戦勝利を飾りました。

ハイライト

https://www.youtube.com/watch?v=TpoVqKr9sGM

マッチレポート

フォーメーション

試合データ

WhoScored.comSofaScoreより引用しています。




インテルモンツァ
2得点0
47.5%ポゼッション52.5%
22(3)シュート(枠内)12(2)
7ブロックされたシュート4
8コーナー3
2ビッグチャンス2
2GKのセーブ1
474(426)パス(成功数)528(477)
21(11)クロス(成功数)14(7)
14(6)ドリブル(成功数)16(6)
79ボールロスト86
45競り合い勝利33
17タックル13
9インターセプト13
12クリア10
インテル2-0モンツァ
ラウタロ8'
ラウタロ32'
41'カルディローラ
61'モタ
マリッチ
ビリンデッリ
コルパーニ
アウグスト
ディマルコ
クアドラード
ドゥンフリース
アルナウトビッチ
テュラム
67'
71'ペレイラ
ダンブロージオ
マチン
ガリアルディーニ
ラウタロ76'
フラッテージ
ラウタロ
80'
ビセック
ダルミアン
84'
86'カルボーニ
キリアコプロス

アイコンの説明

ゴール
イエローカード
投入

オウンゴール
レッドカード
交代


試合分析

  • 昨シーズンの戦い方からの脱却
  • お互い待ち構える戦術
  • ピッチ全体を動き回るバレッラ
  • 新戦力の躍動

昨シーズンの戦い方からの脱却

昨シーズンの終盤、オナナとルカクが戦術的なキーマンとなり、連勝を重ねました。

オナナを使いながらDFラインでパスを回し、相手を引き込んで間延びさせてから、オナナの高精度なキックで手薄なゾーンの攻略。

同時に、ルカクのフィジカルを活かして相手の守備陣を押し下げ、ゴール前に攻め込むプレイが猛威を振るっていました。

しかし、2人がチームから離れたことで、今シーズンは新たな攻撃戦術の構築が必要となりました。

この試合では、2トップが縦関係になり、テュラムが前線に張って、ラウタロがライン間で自在に動くプレイが多く見受けられました。

その効果もあり、ラウタロを経由して攻撃を展開するシーンも多かったです。

テュラムはルカクの程のフィジカルはないまでも、当たり負けしない強さや巧みなポストプレイ、スピードに乗ったドリブルなど、期待のできるプレイを見せてくれました。

お互い待ち構える戦術

この試合では、お互いハイプレスをかけずに、待ち構えてブロックを作る戦術を採用していました。

モンツァは5-3-1-1で守っていたため、デ・フライとチャルハノールのマークが厳しくなる反面、両サイドのCBがフリーになりやすかったです。

実際に、バストーニはチーム2位のタッチ数77回、ダルミアンは3位の60回を記録しました。

ピッチ全体を動き回るバレッラ

相手がプレスを掛けてこないこともあり、バレッラが積極的にボールに触ることで、相手を引き出してスペースを作っていました。

65分にドゥンフリースがテュラムに送ったクロスは、バレッラが自陣からボールを引き出したことで生まれたシーンでした。

バレッラはタッチ数86回、パス成功数67回でチーム1位の数字を記録しています。

新戦力の躍動

途中交代で入った選手たちは全員、今シーズン獲得した新戦力でした。

特に67分に投入されたアルナウトビッチ、クアドラード、カルロス・アウグストは、チームカラーを一変させて、チャンスを作り出していました。

クアドラードは単独で仕掛ける能力を持っており、これによって相手の守備を引き下げ、チャルハノールのシュートに繋げるシーンも作り出していました。

カルロス・アウグストも、優れたフィジカルと速さを持ち合わせており、ディマルコとは異なる特長を持っています。

そしてアルナウトビッチは、巧みなポストプレイに加えて、アシストシーンにあったようなキレのあるドリブルも持ち合わせており、チームに新たな可能性をもたらしていました。

流れを変えられる選手たちがベンチにいることで、昨シーズンのような取りこぼしも減りそうです。

雑感

モンツァとの一戦は、2-0でインテルが快勝を収めました。

前シーズンと比べ、オナナとルカクといったキーマンを失ったことから、今回の試合は戦術や新戦力の適応が注目されるものでした。

ゾマーの足元は確かにオナナには及びませんが、今回の試合ではその点に大きな問題は見受けられませんでした。

ラウタロとテュラムは縦関係を築き、ラウタロの方が少し低い位置でより自由に動き回っていました。

両チームとも、全体的に前からのプレスをあまりかけず、ブロックを作って守っていました。

ただし、ゴールキックの時には、インテルは積極的にプレスをかけます。

先制点は、ハイプレスによって生まれた相手のパスミスを拾い、ドゥンフリースのクロスからラウタロが奪いました。

その後は拮抗した展開が続きましたが、後半になってからクアドラード、カルロス・アウグスト、アルナウトビッチを投入し、インテルが主導権を握りました。

そして、76分にアルナウトビッチのアシストから、ラウタロが2点目を決めました。

途中交代の選手が効果的にチームの流れを引き寄せた点は、昨シーズンとは異なるポイントです。

気持ちよく、開幕戦を勝利で飾ることができました。

MOMはラウタロ

WhoScored.comによるMOMは、ラウタロでした。

新キャプテンとして臨んだ開幕戦でしたが、2ゴールを決めて勝利に貢献しました。

テュラムとアルナウトビッチ、タイプの違う2人と難なく合わせる柔軟性もあります。

ルカクとジェコが抜けた今、ラウタロにかかる期待は大きなものになります。

今シーズンは、得点王を狙って欲しいですね。

次節はカリアリ戦(A)

新戦力の躍動もあり、 開幕戦を快勝で終えたインテル。

今シーズンは、20回目のスクデット獲得への期待がかかります。

次節は、カリアリと対戦します。

2023年8月28日(月) 27:45キックオフです。

次節も、取りこぼしなく勝ち切りたいですね。

では!

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