今節はインテルにとって重要な一戦となりました。
2度目の裏切りによって、インテリスタから憎悪の対象となったルカクが在籍するローマと対戦。
ルカクはボールを持つ度に、数万人のインテリスタから笛を鳴らされていました。
結果は1-0で勝利!!
ラウタロの新しいパートナーであるテュラムが決め、ルカクを沈黙させるという最高の結果となりました。
ハイライト
マッチレポート
フォーメーション

試合データ
WhoScored.com・SofaScoreより引用しています。
| インテル | ローマ | |
|---|---|---|
| 1 | 得点 | 0 |
| 64.4% | ポゼッション | 35.6% |
| 19(3) | シュート(枠内) | 3(1) |
| 7 | ブロックされたシュート | 1 |
| 8 | コーナー | 0 |
| 2 | ビッグチャンス | 1 |
| 1 | GKのセーブ | 2 |
| 572(502) | パス(成功数) | 351(276) |
| 35(10) | クロス(成功数) | 7(1) |
| 15(11) | ドリブル(成功数) | 7(3) |
| 124 | ボールロスト | 111 |
| 49 | 競り合い勝利 | 43 |
| 17 | タックル | 11 |
| 7 | インターセプト | 5 |
| 7 | クリア | 32 |
| インテル | 1-0 | ローマ |
|---|---|---|
| 13' | マンチーニ | |
| パヴァール | 33' | |
| ダルミアン パヴァール | 45' | |
| 47' | エンディカ | |
| 50' | パレデス | |
| チャルハノール | 56' | |
| バストーニ | 64' | |
| 68' | クリスタンテ | |
| 74' | チェリク ザレフスキ | |
| フラッテージ ムヒタリアン アスラニ チャルハノール | 75' | |
| テュラム | 81' | |
| カルロス・アウグスト ディマルコ | 83' | |
| 84' | アワール エルシャーラウィ ベロッティ ボベ | |
| デ・フライ ドゥンフリース | 85' | |
| 89' | アズムン パレデス |
アイコンの説明
ゴール
イエローカード
投入
オウンゴール
レッドカード
交代
試合分析
- ローマの守備戦術
- パヴァールのランニングとドゥンフリースの仕掛け
- 起点になるバストーニとバレッラ
- ルカクを空気化した守備陣
- 決勝点をマークした新たな9番
ローマの守備戦術
ローマはインテルと同じ5-3-2のフォーメーションのため、ミラーゲームとなりました。
ボール保持時、非保持時ともに同じフォーメーションです。
ルカクはアチェルビにプレスをかけず、チャルハノールへのパスコースを切るようなポジショニングをしていました。
バストーニに対しては、インサイドハーフのクリスタンテがプレスをかけていました。

パヴァールのランニングとドゥンフリースの仕掛け
イエローカードをもらったことで前半で交代したパヴァールですが、積極的なインナーラップで攻撃に絡んでいました。
ハーフレーンを上がることでボベを引っ張り、ドゥンフリースとザレフスキが1対1になるシーンを作っていました。
ドゥンフリースの仕掛けから、テュラムの決定機を作るシーンもありました。

起点になるバストーニとバレッラ
ローマのプレッシングルールを考えると、バストーニとバレッラが起点になることが多かったです。
バストーニがクリスタンテ、バレッラがボベにマークされるため、インサイドハーフの2人を引き出すことでパレデスの脇のスペースを使っていました。

ルカクを空気化した守備陣
裏切り者のルカクですが、アチェルビを中心としたDFラインに何もできず、この試合では空気と化していました。
シュート0本、タッチ数26回、パス14本はこの試合でスタメン出場した選手の中で最下位の数字です。
前を向いたプレイはほとんどなく、効果的なポストプレイもほぼありませんでした。
インテリスタの笛でメンタルをやられたのかもしれませんね。
決勝点をマークした新たな9番
終始ゲームをコントロールしていたインテルですが、中々ゴールが奪えませんでした。
しかし、試合終盤の81分にテュラムが決勝点をマーク。
アスラニのロングボールに抜け出したディマルコが、ゴール前にクロスを送りテュラムが押し込みました。
その後も難なく試合を締めて、勝ち点3を獲得しました。
MOMはテュラム
WhoScored.comによるMOMは、テュラムでした。
81分に決勝点をマークしています。
シュート7本、ドリブル成功数6回はゲームを通じてトップの数字でした。
父親のリリアン・テュラムの前で、MOMの活躍を見せてくれましたね。
試合後はラウタロと抱き合う姿を見せ、新たな9番がルカクに最高の仕返しをしてくれました。
次節はアタランタ戦(A)
重要なローマ戦を終えましたが、次節は難敵アタランタとアウェイで対戦します。
2023/11/4(土) 26:00キックオフです。
1週間近く空くので、しっかり休養を取って欲しいですね。
では!
