開幕2連勝と、上々のスタートを切ったインテル。
今節は、昨シーズンのコッパ・イタリアファイナルでも相対した、フィオレンティーナと対戦しました。
結果は、4-0の快勝!!
テュラムの初ゴールも生まれ、3試合連続でクリーンシートを達成しました。
ハイライト
マッチレポート
フォーメーション
試合データ
WhoScored.com・SofaScoreより引用しています。
インテル | フィオレンティーナ | |
---|---|---|
4 | 得点 | 0 |
38.9% | ポゼッション | 61.1% |
21(11) | シュート(枠内) | 6(2) |
2 | ブロックされたシュート | 3 |
1 | コーナー | 1 |
8 | ビッグチャンス | 0 |
2 | GKのセーブ | 7 |
348(285) | パス(成功数) | 527(455) |
9(5) | クロス(成功数) | 15(2) |
3(2) | ドリブル(成功数) | 22(10) |
84 | ボールロスト | 117 |
43 | 競り合い勝利 | 33 |
19 | タックル | 3 |
9 | インターセプト | 7 |
9 | クリア | 10 |
インテル | 4-0 | フィオレンティーナ |
---|---|---|
テュラム | 24' | |
39' | ラニエリ | |
45' | エンゾラ ベルトラン ソッティル クアメ | |
バレッラ | 51' | |
ラウタロ | 53' | |
55' | ソッティル クアメ エンゾラ ベルトラン | |
チャルハノール | 58' | |
フラッテージ バレッラ | 59' | |
クアドラード ドゥンフリース カルロス・アウグスト ディマルコ アルナウトビッチ テュラム | 70' | |
ラウタロ | 73' | |
75' | アマトゥッキ アルトゥール | |
アスラニ チャルハノール | 78' |
アイコンの説明
ゴール
イエローカード
投入
オウンゴール
レッドカード
交代
試合分析
- フィオレンティーナのビルドアップ
- 守備の使い分けと素早いトランジション
- 波状攻撃に対するインテルのカウンター
フィオレンティーナのビルドアップ
フィオレンティーナは、4-2-3-1のフォーメーションを採用していましたが、後方からのビルドアップに特徴がありました。
DFラインでボールを回す際に、CBの1枚がボランチまで上がり、3バック+GKでひし形を作る形を取っていました。
インテルのプレスをずらす狙いがあったのだと思いますが、実際にはそこまで効果がありませんでした。
2トップが中央へのパスコースを切りながらプレスをかけるため、ボランチに上がったCBにあまりパスが通らなかったのと、そこまで激しいプレスをかけないので、インテルの守備陣形が大きく崩れなかったことが要因です。
守備の使い分けと素早いトランジション
インテルは状況に応じて、守備を使い分けていました。主に以下の3パターンに分けられます。
- ボールが相手陣内:ブロックを崩さないように気をつけながら、ジワジワと相手のDFラインにプレス。
- 相手陣内でロスト:ハイプレスをかけて、即時奪回を目指す。
- 自陣まで運ばれる:5-3-2のブロックを作って、堅牢な守備を構築。
どの守備パターンにおいても、インテルは攻守の切り替えの速さが目立ちました。
1〜3点目は、全てカウンターから奪ったゴールですが、素早いトランジションによって、生まれたゴールとも言えます。
波状攻撃に対するインテルのカウンター
フィオレンティーナはハイプレスを主戦術とする攻撃的なチームで、攻撃時には多くの選手を前線に送り込んできます。
特に、インテルが先制点を挙げた後は、その攻撃志向が際立ちました。
一方、インテルが自陣で守備する際には、5-3-2の堅固な守備ブロックを形成します。
フィオレンティーナは、ブロックを崩すために多くの人数を前線に配置するも、インテルが固い守備からロングカウンターを成功させるシーンが多く見られました。
雑感
インテルが4-0で、フィオレンティーナを下しました。
テュラムはインテルでの初ゴールを含む、1ゴール1アシスト1PK獲得と大車輪の活躍。
フィオレンティーナのハイプレスに対し、インテルはゾマーを使いながら、ロングボールでプレス回避するシーンが目立っていました。
インテルは、相手を自陣まで引き込んでからのロングカウンターが効果的で、素早い攻撃でゴールに迫っていました。
1点目はハイプレスからショートカウンターを発動し、ディマルコのクロスにテュラムが頭で合わせて得点。
2点目はロングカウンターから、テュラムのアシストでラウタロがゴールを決めました。
3点目はチャルハノールのPKで、4点目はクアドラードのアーリークロスに、ラウタロがワンタッチで合わせて得点しています。
その後、インテルは堅固なブロックを形成して守備を行い、危険なシュートもゾマーがしっかりとセービングして、クリーンシートでゲームを終えました。
MOMはラウタロ
WhoScored.comによるMOMは、ラウタロでした。
2ゴールを決めて、3試合で5ゴールと、得点ランクトップに躍り出ています。
元々万能型のFWでしたが、今シーズンは更に凄みを増して、欠点のない選手になっています。
今シーズンは、スクデットと得点王の両穫りを目指して欲しいですね。
試合後には、まだ馴染みきれていないクアドラードと一緒に写真を撮ったりと、キャプテンシーも発揮しているようです。
次節はミラノダービー(H)
インテルは開幕3連勝に加え、全てクリーンシートと安定した強さを見せています。
次節は、同じく3連勝中のミランと、早くもミラノダービーとなります。
2023/9/16(土) 25:00キックオフです。
ここでミランを叩いて、更に波に乗りたいですね。
では!