23-24シーズン マッチレポート

23-24シーズン セリエA 第9節 トリノ×インテル

長い代表ウィークが明け、セリエAのリーグ戦が再開しました。

今節は、ユリッチ監督が率いるトリノと対戦しました。

結果は、0-3で勝利!!

シモーネの交代策がハマり、流れを引き寄せました。

ハイライト

https://www.youtube.com/watch?v=tk7iBx5e38E

マッチレポート

フォーメーション

試合データ

WhoScored.comSofaScoreより引用しています。




トリノインテル
0得点3
46.2%ポゼッション53.8%
7(3)シュート(枠内)14(4)
2ブロックされたシュート4
2コーナー4
1ビッグチャンス3
1GKのセーブ3
382(319)パス(成功数)456(383)
24(5)クロス(成功数)11(5)
11(8)ドリブル(成功数)9(2)
117ボールロスト112
38競り合い勝利46
14タックル13
5インターセプト6
10クリア19
トリノ0-3インテル
48'バレッラ
サゾノフ
スフールス
51'
57'ドゥンフリース
パヴァール
カルロス・アウグスト
ディマルコ
フラッテージ
バレッラ
59'テュラム
67'ラウタロ
ギネイティス
セック
サナブリア
ペッレグリ
74'
リネッティ80'
82'クラーセン
ラウタロ
イリッチ
ラザロ
ボイボダ
リネッティ
86'
92'ビセック
ダルミアン
95'チャルハノール
96'カルロス・アウグスト

アイコンの説明

ゴール
イエローカード
投入

オウンゴール
レッドカード
交代


試合分析

  • トリノの守備戦術
  • ハイプレスに苦しむインテル
  • DFラインの前が空いてしまう問題
  • スフールスの交代
  • シモーネの交代策
  • 追加点を決めてゲームセット

トリノの守備戦術

トリノは基本的に、マンツーマンディフェンスで守備を行っていました。

ボール保持時は3-4-2-1ですが、ボール非保持の時はラザロが3トップの一角に入り4-3-3でプレスをかけます。

左肩上がりになりラザロがパヴァール、リネッティがバレッラ、ブラシッチがチャルハノール、リッチがムヒタリアンをマークしていました。

トリノの守備時の配置

ハイプレスに苦しむインテル

前半のインテルは、トリノのハイプレスに苦しんでいました。

自陣でボールを奪った後にショートパスで繋ごうとした所を奪われて、ショートカウンターを受けていました。

34分33秒のセックの決定機は、ゾマーのセーブに助けられています。

DFラインの前が空いてしまう問題

トリノが低い位置でボールを保持した時に、インテルは前線からプレスをかけます。

ただ、その時に5バックの前にスペースが生まれてしまい、フリーの選手に使われるシーンが何回かありました。

左CBのリカルド・ロドリゲスにバレッラがプレスをかけることでリネッティが空き、そこにチャルハノールが釣られることでスペースが生まれていました。

31分57秒のシーン

スフールスの交代

51分にスフールスが怪我で下がり、サゾノフが投入されました。

ちなみにこの時ファウルをしていないバレッラがイエローを貰ったのは、抗議したからでしょうか?

守備で存在感を放っていたスフールスが下がり、代わりに入ったサゾノフが試合に入りきれていなかったことで、インテルにチャンスが生まれるようになりました。

ラウタロやテュラムの2トップが、サゾノフに対して優位に立てていました。

シモーネの交代策

チャンスと見たシモーネは57分にドゥンフリース、フラッテージ、カルロス・アウグストを投入しました。

すると、59分に先制点が生まれます。

ドゥンフリースが右サイドでキープして、マイナスで空いたテュラムがクロスを流し込みました。

厳しい見方をすると、ドゥンフリースに展開する前にラウタロがキープした所で、サゾノフが潰しきれなかったのが先制点の要因です。

追加点を決めてゲームセット

先制点を奪った直後は、インテルが優位に試合を進めていました。

67分にはフラッテージが獲得したCKから、アチェルビがニアで逸したボールをラウタロが押し込んで追加点。

ボローニャ戦のゴールもそうでしたが、CKをニアでアチェルビがフリックするパターンが効果的です。

94分にはトリノが間延びした状態で、ムヒタリアンがロングボールに抜け出して後ろから倒されてPKを獲得。

そのPKをチャルハノールがしっかりと決めて、0-3でインテルが勝ちました。

MOMはチャルハノール

WhoScored.comによるMOMは、チャルハノールでした。

終盤にはPKを決めており、1点目と2点目の起点にもなっています。

タッチ数72回、キーパス3本はゲームを通じて1位、パス本数45本は2位の数字でした。

守備時に相手に釣られて、DFラインの前を空けるシーンがあったのが気になりましたが、チームの問題でもあります。

次節はザルツブルク戦(H)

代表ウィーク明けで、勝利を取り戻したインテル。

次は、CLでザルツブルクと対戦します。

2023/10/24(火) 25:45キックオフです。

過密日程が続くので、怪我には気をつけて欲しいですね。

では!

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