私が応援しているイタリアですが、初戦はトルコ相手に0-3で快勝。
2戦目は、スイスとの対戦となりました。
ウェールズ戦で、ポテンシャルの高さを示したエンボロを、どう抑えるか楽しみですね。
さて、結果の方ですが、3-0でイタリアが快勝しました!
どれも素晴らしいゴールでしたね。
優勝が期待されるのも頷ける強さでした。
ハイライト
マッチレポート
試合データ
WhoScored.comより引用しています。
イタリア | スイス | |
---|---|---|
得点 | 3 | 0 |
ポゼッション | 49.3% | 50.7% |
シュート(枠内) | 13(3) | 6(1) |
パス | 527 | 543 |
クロス | 8 | 11 |
コーナー | 3 | 2 |
シュートブロック | 1 | 3 |
タックル | 12 | 14 |
数字的には拮抗していますが、内容はイタリアが圧倒していました。
恐らくスイスは、ポゼッションを高めたかったのでしょうが、らやせてもらえませんでしたね。
躍動するサッスオーロ勢
イタリアは、フロレンツィが怪我をしたため、代わりにディ・ロレンツォが先発しました。
他は1戦目と同じメンバーです。
スイスには、シャチリやリカルド・ロドリゲスと、セリエAに馴染みのある選手もいますね。
ちなみに、ジャカとアカンジが金髪になっていました。
前半の始めは、スイスがボールを保持していました。細かいパス回しで、イタリアのプレスを回避します。
セフェロビッチが恐らく、前線でボールを収める役割でしょうか。ポストプレイが小慣れていました。
対するイタリアは、前線から激しくプレッシングをかけ、主導権を握ろうとします。
攻守の切り替えが早く、奪われたらすぐにプレスに行っていました。
また、1戦目同様、スピナッツォーラが上がる3バックの形を取っていました。
狭いスペースでも動けるインシーニェは、1列中に入り、攻撃の組み立てを行います。
高い位置を取るスピナッツォーラから、チャンスが生まれました。
スピナッツォーラの突破からクロスを上げ、インモービレが頭で合わせますが、ゴール上に外れます。
相手を押し込んだ際に、キエッリーニが上がってきましたが、かなり攻撃的ですね。
コンテのインテルで、同じようなシーンを何回も見ました。
そのキエッリーニがゴールを決めます。
インシーニェのCKに、キエッリーニがボールを確保してシュート。ゾマーを破りました。
ただ、その前の接触でハンドを取られてしまい、ゴール取り消しです。
その直後に、キエッリーニが怪我で、アチェルビと交代しました。
バストーニが来るかと思ったのですが、違いましたね。
マンチーニ的には、CBの4番手と考えているのでしょうか。
イタリアが有利に試合を進める中で、ゴールが決まりました。
カウンターから、ロカテッリがダイレクトでサイドを走っていたベラルディに出します。
ロカテッリは、そのまま全力で前線に上がっていました。
ボールを受けたベラルディは、サイドを突破して、右足でゴール前にパス。
フリーで合わせたロカテッリが、ゴールを決めました。
かなり長いワンツーになりましたね。
サッスオーロ勢の活躍で、イタリアが先制しました。
イタリアは中盤の3人が、常に良いポジションを取るため、ビルドアップがスムーズですね。
また、テクニックもあり、ハードワークもできるため、中盤で優位に立つことができます。
1点返したいスイスは、シャチリがチャンスを作ります。
サイドからドリブルで1人躱して、中央に侵入。
数的優位を作り、ラストパスを送りますが、シュートはブロックされてしまいました。
イタリアリードのまま前半終了です。
スーパーミドル2発
1点返したいスイスは、前線からプレスをかけます。
しかし、逆にイタリアが追加点を奪いました。
右サイドを突破したベラルディが、中にいたバレッラに繋ぎ、PA手前のロカテッリに渡します。
トラップして、左足の強烈なミドルシュートが、ゴール右隅に決まりました。
素晴らしいシュートですね。
ユーロ後は、ロカテッリの価値がさらに上がりそうです。
苦しくなったスイスは、ツーバーが奮闘します。
PA手前の繋ぎから、フリーとなったツーバーにパス。インサイドで放ったシュートは、ドンナルンマに止められました。
ハイプレスを続けていたイタリアですが、リードしてからは、プレスを抑え目にしていました。
また、スピナッツォーラも前線に上がらず、4バックで守る形を取ります。
インモービレと途中から入ったキエーザが、前線に残りカウンターに備えていました。
そして、狙い通りのカウンターで、インモービレがチャンスを迎えます。
インモービレが裏に抜けて、GKと1対1になるシーンが2回続きますが、シュートはどちらも枠を外れました。
今日はノーゴールかな、と思っていると、もの凄いシュートが決まります。
押し込んだ所でイタリアがボールを失いますが、素早いネガティブトランジションで奪い返します。
PA手前でパスを受けたインモービレが、反転して右足のシュート。
ワンバウンドしたボールが、ゴール左隅に決まりました。
2本の決定機を決められずに、なぜこのシュートは決められるのでしょう。2試合連続弾となりました。
スイスに反撃する力は残っておらず、このまま試合終了です。
イタリアが2試合連続で、3-0と快勝しました。エンボロも完全に抑えましたね。
選手レビュー
MOMはロカテッリ
WhoScored.comによる、MOMはロカテッリでした。
2ゴールを決めて、イタリアを勝利に導いています。
どちらのゴールも、完璧でした。
ハードワークもでき、テクニックもあるいい選手ですね。更に、イケメンです。
今シーズン、サッスオーロで評価を上げましたが、ユーロで更に注目を集める存在となるかもしれませんね。
2試合連続弾のインモービレ
初戦では、1ゴール1アシストで、MOMに輝いていたインモービレ。
この試合も、素晴らしいゴールを決めてくれました。
2つの決定機は決めてほしかったですが、ミスを取り返すようなゴールでしたね。
決勝トーナメントでは、更なる強豪と当たるため、少ないチャンスを決めきる力が大事になります。
インモービレの活躍に期待ですね。
躍動するベラルディ
初戦で、3ゴールに絡んだベラルディですが、この試合も素晴らしい活躍でした。
1点目では、ドリブル突破で深くまでえぐり、ロカテッリへアシストしています。
また、インターセプトも4つと、守備でも貢献しました。
ロカテッリ同様、ベラルディも移籍の噂が流れています。
サッスオーロ一筋でここまで来ましたが、今夏どこかのチームに移籍するのでしょうか。
グループステージ突破決定
2連勝したイタリアは、グループステージ突破一番乗りとなりました。
第3戦は引き分け以上で、首位通過が決定します。
そうなると、決勝トーナメントの初戦は、グループCを2位で突破した国となります。
オランダ、ウクライナ、オーストリア、北マケドニアのいずれかですが、恐らく1位はオランダでしょう。
そうなると、ウクライナかオーストリアとなります。
強豪との対戦を避けるためにも、1位通過を決めたいですね。
第3戦の相手はウェールズで、2021年6月21日(月) 1:00 キックオフとなります。
ユーロは、WOWOWの独占放送です。
では!