マッチレポート ユーロ2020

ユーロ2020 グループA  トルコ×イタリア

コロナの影響で1年延期されたユーロが、2021年6月12日にいよいよ開幕です。

WOWOWで独占放送しています。

私が、今大会で応援するのはイタリアです。インテルからは、バレッラとバストーニが選出されています。

そして、開幕戦のカードは、トルコ×イタリアでした。

 

 

結果は、0-3でイタリアの快勝でした!!

トルコは、メンツの割にあまり強くなかったですね。殆どチャンスを作れていませんでした。

ハイライト

マッチレポート

試合データ

WhoScored.comより引用しています。

トルコイタリア
得点03
ポゼッション36.6%63.4%
シュート(枠内)3(0)24(8)
パス360616
クロス825
コーナー28
シュートブロック52
タックル115

イタリアがボールを保持して、トルコが引きこもる展開となりました。

結果的に、トルコは枠内シュート0本で終わっています。

引き分け狙いのトルコ

いよいよユーロが開幕です。

トルコは、良いメンツが揃っていますね。

CBは、ユーベとレスターで活躍する、デミラルとソユンクです。

攻撃陣には、ミランのチャルハノールや、今シーズンリーグ・アンを制した、リールのFWユルマズもいます。

 

対するイタリアも、レベルの高い選手が揃っています。ビッククラブで活躍する選手達ばかりですね。

特に、バレッラには期待です。ユーロで、更に注目を浴びる選手になるかもしれません。

キエッリーニの壁は高いかもしれませんが、バストーニにも頑張って欲しいですね。

 

前半は、トルコが引いて、イタリアが攻め続ける展開となりました。

ジョルジーニョは、ヤズジュにマークされ、バレッラやロカテッリも、中央にスペースを作らせてもらえませんでした。

その影響もあり、左SBで先発したスピナッツォーラの活躍が目立ちます。

イタリアは攻撃の際、キエッリーニとボヌッチ、フロレンツィが残り、スピナッツォーラが高い位置を取る、L字型の3バックとなっていました。

インシーニェは、サイドに張らず、中に絞ります。

スピナッツォーラがサイドの高い位置からドリブルを仕掛け、クロスやパスでチャンスを作っていました。

 

その中で、スピナッツォーラが上げたクロスが、相手選手の手に当たりました。

しかし、ここはPKを取ってもらえません。明らかなハンドだったのですが...

前半は、ファウルに見えるプレイも、笛を吹かなかった印象です。プレイが殆ど止まっていませんでした。

 

トルコはボールを奪っても、イタリアの素早いプレスに、苦し紛れのパスを出すのみで、全くチャンスを作れていませんでした。

ユルマズも、カウンタータイプではないのか、裏に抜けるシーンも殆どありません。

ただ、ガチガチに引いて守ったため、前半は点を奪われずに、スコアレスで終えることに成功します。

一瞬の隙を突く

後半は、フロレンツィに代わり、ディ・ロレンツォを投入しました。

前半のような3バックをやめて、4バックでバランス良く攻める形となります。

 

その影響か、トルコの集中力が切れたのか、イタリアが一瞬の隙を突き、ゴールを奪いました。

DFラインと中盤の空いたスペースでバレッラが受けて、サイドでフリーになったベラルディにパス。

ドリブルで1人躱し、右足で上げたクロスが、デミラルのオウンゴールを誘いました。

前半はあれだけ狭かったスペースが、なぜぽっかりと空いてしまったのでしょうか。

 

1点を失ったトルコは、段々と崩れ始めます。

中盤から前は、ボールを奪うためにプレスをかけますが、DFラインが付いて来れず、間延びし始めました。

その空いたスペースを、イタリアの選手がどんどん使い、カウンターでチャンスを作ります。

そして、大きな追加点が決まりました。

ベラルディのクロスに、フリーでスピナッツォーラが合わせます。

これは、GKに止められますが、こぼれ球をインモービレが決めました。

インモービレが落ち着いていましたね。

 

手を緩めないイタリアは、更に追加点を奪います。

GKのパスミスから、ベラルディが中にバス。中央で回し、インモービレのラストパスに、左サイドを抜け出したインシーニェが反応します。

コントロールシュートを右隅に決めました。

これで勝負ありですね。ベラルディは、全得点に絡んでいました。

 

トルコは、終盤にようやく訪れたチャンスも、キエッリーニの気迫のスライディングで止められました。

ピンチの少ない試合展開でも集中力を切らさない、素晴らしいDFですね。

そして、試合終了です。イタリアが完勝しました。

選手レビュー

MOMはインモービレ

WhoScored.comによる、MOMはインモービレでした。

1ゴール1アシストを決めています。

トリノでブレイクし、ドルトムントへ移籍。しかし、実力を発揮できずにセビージャに。

そこでも結果を出せず、セリエAに帰ってきました。半年間トリノにローンしましたが、最終的にはラツィオに完全移籍します。

移籍金は、875万ユーロと超格安ですね。

母国で本来の力を取り戻し、セリエAを代表するストライカーに成長しました。

ちなみに、インモービレと共にブレイクしたチェルチはどうしてるのでしょう。元気にやっているのでしょうか。

左サイドを制圧したスピナッツォーラ

この試合、左サイドを制圧したスピナッツォーラ。

攻守に安定したパフォーマンスを見せていました。

特に前半は、トルコが引き篭もったこともあり、センターラインが狭く、スピナッツォーラがチャンスを作っていました。

ローマは、いい選手が揃っていますね。

来季のモウリーニョ政権で、どのようなチームになるのか楽しみです。

DFリーダーのキエッリーニ

この試合、ほとんどピンチのなかったイタリア。

その中でも集中力を保ち、終盤のピンチを気迫のこもったスライディングで防いでいました。

今シーズンのインテル戦で、審判を欺くようなプレイを連発し、不快感はありましたが、やはり偉大なDFですね。

将来的には、バストーニが跡を継ぐはずです。

このまま成長して、キエッリーニ並の偉大なDFに成長して欲しいですね。

 ユーロ2020開幕

イタリアの快勝でスタートしたユーロ2020。

グループステージは、連日、日本時間で22時、1時、4時の感覚で試合が行われます。

ユーロは、WOWOWの独占放送です。

 

イタリアは次に、スイスと対戦します。2021年6月17日 4:00 キックオフです。

グループステージを、1位突破して欲しいですね。

では!

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