前節ナポリと引き分けたインテル。今節から、中下位のチームと4連戦です。
7試合の内4勝で優勝が決まる為、この連戦で決めたいですね。今節は、15位のスペツィアと対戦でした。
しかし、結果は1-1の引き分けでした。
またしてもドローに終わっています。GKとの一対一を外すなど、決定力が足りませんでしたね。単純な横パスが合わなかったりと、細かいミスも多発していました。
2位のミランが敗戦したのが、せめてもの救いです。
ハイライト
マッチレポート
試合データ
WhoScored.comより引用しています。
スペツィア | インテル | |
---|---|---|
得点 | 1 | 1 |
ポゼッション | 36.7% | 63.3% |
シュート(枠内) | 1(1) | 20(5) |
パス | 290 | 563 |
クロス | 5 | 26 |
コーナー | 0 | 8 |
シュートブロック | 3 | 0 |
タックル | 12 | 10 |
唯一打たれたシュートが失点となっています。
インテルは、シュート20本を放ち1点のみでした。特にルカクは、決定機を決めて欲しかったですね。
ちなみに、インテルは右サイドからの攻撃が48%を占めています。ハキミからのクロスは何本あったのでしょうか。
2試合連続で先制点を許す
前節から1人だけスタメンを変更したインテル。左WBがダルミアンから、ペリシッチに変わっています。
左WBだけ、スタメンを未だに試行錯誤していますね。誰か補強するのでしょうか。
レンタル先のヴェローナで、ディ・マルコが活躍しているようです。買取OPが付いていますが、一度インテルで見てみたい選手ですね。
前節、先制点を許していたインテルは、この日も追いかける展開となります。
PA手前の左サイドで受けたファリアスが、オーバーラップしたマルキッザにパスするも失敗。自分で拾って、カットインからミドルシュートを放ちました。
味方がブラインドになったのか、ハンダノビッチの脇の下を抜け、ゴールとなってしまいます。
開始10分で失点です。
先制したスペツィアは、高い位置からのプレスでボール奪取を図っていました。中央にかなり絞って、中盤へのパスは厳しく監視します。
スペースがないため、ブロゾビッチとエリクセンはDFラインまで下がり、ビルドアップに参加していました。
シュクリニアルとバストーニはワイドに開き、パスコースを確保します。
それにしても、エリクセンのロングボールは、本当に精度が高いですね。相手は触れないけど、味方にはピッタリと合うようなパスです。
スペツィアは中央に人数を割くため、サイドは手薄になっていました。
そのため、ハキミへのマークが薄くなり、何度も右サイドを突破していました。
恐らく、この試合で一番多くクロスを上げたのが、ハキミではないでしょうか。
おかげで、右からのCKが沢山ありましたが、同じようなシュートを3回くらい見た気がします。
エリクセンが上げたクロスに、味方が競り勝ってヘディングで合わせるも、ファーに流れるというシーンです。
ニアで合わせて、ファーサイドを狙う練習でも、普段しているのでしょうか。
ハキミは何度もクロスを供給していましたが、その内の1本がアシストになりました。
ハキミがルカクに預け、スルスルと裏に抜けます。ポストプレイの落としを受けたバレッラが、抜け出したハキミに浮き玉のパスを供給します。
反転してすぐにファーのペリシッチにクロスを上げ、ボールを押し込みました。
素晴らしい崩しからのゴールです。ペリシッチも見事起用に応えました。
終了間際に同点弾を奪い、いい流れで前半を終えます。
足りなかった決定力
後半開始早々、シュクリニアルのロングボールに抜けたラウタロが、角度のない所からシュートを放ち、GKを脅かします。
インテルは、DFライン3枚のパス精度が高いのが強みですね。
バストーニの斜めのロングボールに、ルカクが抜けてシュートまで持っていく、というシーンは良く見かけます。
インテルの圧力に押され、スペツィアは守備一辺倒となります。ボールを持っても、クリア気味のロングボールを出すのがやっとでした。
ルカクがボールを持った際2人マークに付き、右に開いたバレッラがフリーで受けます。
ゴール前に絶妙なクロスを上げ、触ればゴールというシーンを作りました。
ハキミのクロスが味方に合わないシーンを何度も見てたので、バレッラがクロス1本で絶好機を作ったのは印象的でした。テクニックは、図抜けてますね。
守備に追われ焦りが出たのか、スペツィアが大きなミスを犯します。
イスマイリからGKへのバックパスが短くなり、ルカクが拾って独走。GKと1対1となり、躱しにいくも読まれてボールに触られます。
もたもたしてる内に相手DFも帰陣し、ルカクが放ったシュートは結局GKに止められました。
千載一遇のチャンスを逃しました。流石にこれは決めて欲しかったです。
相手デフェンス陣がミスを連発しますが、ゴールが奪えません。
ラウタロがCBからボールを奪って抜け出したシーンも、自らのミスを取り返すようなスライディングで、クリアされてしまいました。
スペツィアが動揺している内に、点が欲しかったですね。
その後も、何度も決定機を作ります。
サンチェスのFKにシュクリニアルが合わせますが、シュートできずにGKに止められます。
ラウタロが放ったミドルシュートは、ポストに嫌われました。
さらに終盤、ハキミが抜け出して並走したルカクにパスを出し、ゴールを決めますがオフサイドの判定。
続くシーンでは、ラウタロがシュクリニアルのロングボールに抜け出して、ゴールを決めますが、これもオフサイドで取り消しです。
2度のぬか喜びです。オフサイドばっかりですね。
結局ゴールを決め切れず、ドロー決着となりました。
勝ち点1ずつを分け合う形です。
2位のミランがサッスオーロに敗れたため、勝ち点差は10に広がりました。
選手レビュー
MOMは意外な男
WhoScored.comによる、MOMに輝いたのはラウタロです。
ゴールを決めたペリシッチでもなく、何度も右サイドを突破して、アシストを決めたハキミでもありませんでした。
ラウタロは、ポストに当たるミドルシュートを打つなど、存在感を放っています。
守備にも奔走し、チームに貢献しました。タックル3回は、チーム1位の数字です。
個人的には、中盤で反転して2人抜いて、持ち上がったシーンが印象に残っています。相手の裏をかくプレイで、局面を打開し、チャンスを作りました。
また、ファーに巻くミドルシュートが上手いですよね。得意な形なのでしょう。
セットプレイで目立ったシュクリニアル
この試合のハイライトを見ると、セットプレイが多いのですが、ほとんどシュクリニアルが映っています。
それだけ、セットプレイで脅威になったということでしょう。
守備の時間が少なかったこともあり、攻撃に重きを置いていました。
クロスはあまり上手くないのですが、積極的な上がりでチャンスを作っています。
今シーズンは、完全にコンテの信頼を勝ち得ましたね。本当に、放出されなくて良かったです。
右サイドを蹂躙したハキミ
やはり、ハキミの突破力は大きな武器ですね。
味方に預けて一気に加速し、抜け出してクロスというシーンが何度もありました。
カウンター時は常に走っていますし、攻撃意識が高い選手です。
若干クロス精度が低いのが難点ですが、それを補って余りある突破力ですね。
右サイドにルカクとバレッラがいるのも大きいです。相性が良く、3人で崩すシーンも多く見かけます。
また、守備ではシュクリニアルが控えているため、安心して攻撃に専念することができるのでしょう。
次節はヴェローナ戦
2試合連続で引き分けてしまったインテル。
まだまだ、勝ち点差に余裕があるとはいえ、次節は勝利してほしいですね。
相手はヴェローナとなります。
キックオフは、2021/4/25 (日) 22:00 です。
残り6試合で3勝すれば優勝が決まるため、頑張って欲しいですね。
では!