ユーロ2020は、イタリアの優勝で幕を閉じました。
大会MVPに輝いたのは、圧倒的な存在感でイタリアのゴールマウスを守り続けたドンナルンマ。
準決勝と決勝のPK戦では、見事なセーブを披露して優勝に貢献しました。
しかし、AIが選ぶベストイレブンには、ドンナルンマを始めイタリア代表が1人も選出されなかったようです。
チーム力で勝ち取ったトロフィーということなのでしょうが、そうなると各国のスタッツも気になります。
そこで、本大会のデータを確認して、スタッツ別にランキング形式でまとめました。
※WhoScored.comにて参照しています。
ユーロ2020 スタッツ別ランキングTOP3
出場時間
選手 | 出場時間(分) |
ドンナルンマ | 721 |
ジョルジーニョ | 707 |
ピックフォード | 691 |
当たり前ですが、ファイナルまで進んだ両代表がトップを占めています。
ゴール
選手 | ゴール |
C・ロナウド シック | 5 |
- | - |
フォシュベリ ベンゼマ ルカク ケイン | 4 |
実際にはアシスト数の差で、C・ロナウドが得点王に輝きました。
アシスト
選手 | アシスト |
ツーバー | 4 |
オルモ ショー ホイビュアー | 3 |
- | - |
スイス代表のツーバーが、4アシストでトップに輝いています。
1試合平均パス数
選手 | パス数(成功率) |
ラポルテ | 115(93.3%) |
エリック・ガルシア | 97.3(95.5%) |
クロース | 93(92.7%) |
1試合平均のポゼッション率が67.2%のスペイン代表(2位はドイツの58.8%)の、CB2人がトップ2を占めました。
1試合平均キーパス数
選手 | キーパス数 |
デ・ブライネ | 3.3 |
ロバートソン | 3.0 |
ヴェラッティ | 2.8 |
ベルギーのデ・ブライネは流石ですが、左サイドのロバートソンがランクインしてるのも意外ですね。
1試合平均クロス数
選手 | クロス数 |
ロバートソン | 4 |
アラバ | 3.3 |
ジェームズ | 2.5 |
ロバートソンは1試合平均キーパス数2位なので、質の高いクロスを何本も送っていることになりますね。
1試合平均ドリブル成功数
選手 | ドリブル成功数 |
フレンキー・デ・ヨング | 5 |
スターリング | 4 |
エデン・アザール コバチッチ | 2.9 |
デ・ヨングは凄いですね。イタリア戦でドリブル成功数8回を記録した、ベルギー代表のドクはランクインしていませんでした。
1試合平均タックル成功数
選手 | タックル数 |
パバール | 4.7 |
セメド | 4.3 |
ヴェラッティ | 3.6 |
キーパス数3位のヴェラッティがここでもランクインしており、攻守に貢献していることが分かります。
1試合平均インターセプト数
選手 | インターセプト数 |
ジョルジーニョ | 3.6 |
カンテ | 3.5 |
カマラ チェリク | 3.3 |
ジョルジーニョ、カンテとチェルシーでプレイする2人がランクイン。CLを取れた理由が分かりますね。
1試合平均シュートブロック数
選手 | シュートブロック数 |
ソユンク メファム ディヴィイエフ シュクリニアル アラジューリ | 1.7 |
- | - |
- | - |
団子状態となりました。シュクリニアルもランクインしてるのが嬉しいですね。
WhoScored.comのレーティング
選手 | レーティング |
C・ロナウド | 7.92 |
フォシュベリ | 7.71 |
ポグバ | 7.64 |
WhoScored.comが算出したレーティングによると、ユーロ歴代最多得点記録を更新したC・ロナウドが最も高い評価を受けています。
まとめ
ユーロにおける、各スタッツのトッププレイヤーは、こうなりました。
選手 | スタッツ | |
出場時間(分) | ドンナルンマ | 721 |
---|---|---|
ゴール | C・ロナウド シック | 5 |
アシスト | ツーバー | 4 |
平均パス数(成功率) | ラポルテ | 115(93.3%) |
平均キーパス数 | デ・ブライネ | 3.3 |
平均クロス数 | ロバートソン | 4 |
平均ドリブル成功数 | フレンキー・デ・ヨング | 5 |
平均タックル成功数 | パバール | 4.7 |
平均インターセプト数 | ジョルジーニョ | 3.6 |
平均シュートブロック数 | ソユンク テファム ディヴィイエフ シュクリニアル アラジューリ | 1.7 |
レーティング | C・ロナウド | 7.92 |
スタッツの1位をまとめると、各国でバラけますね。
イタリア代表でトップに輝いたのは、ドンナルンマ(出場時間)とジョルジーニョ(タックル数)です。
また、3位以内まで広げても、キーパス数とタックル数で3位にランクインしたヴェラッティのみ。
イタリアの優勝は、総合力で勝ち取ったことが改めて分かりました。
また、C・ロナウドは衰えを見せませんね。大会得点王に輝くと共に、WhoScored.comが算出したレーティングでもトップになっています。
来年のW杯でも、活躍が期待できます。
最後に、優勝後のボヌッチとキエッリーニの写真が微笑ましかったので載せておきます。
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では!