21-22シーズン マッチレポート

21-22シーズン セリエA 21節 インテル×ラツィオ

前節のボローニャ戦が延期となり、2022年初の試合がラツィオ戦となりました。

今シーズンのリーグ戦で、唯一黒星をつけられている相手です。

リベンジを果たしたいですね。

 

結果の方は、2-1で勝利しました!

失点シーンはいただけなかったですが、勝ててよかったです。

ハイライト

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試合データ

WhoScored.comより引用しています。

インテルラツィオ
得点21
ポゼッション60.5%39.5%
シュート(枠内)17(6)5(2)
パス(成功数)640(570)415(340)
クロス1913
コーナー53
シュートブロック06
タックル1413

圧倒的にボールを支配し、DF2人のゴールで勝利しました。

失点シーン以外は、危なげなくゲームを進めていましたね。

個人的なレビュー

個人的なゲームのポイントをまとめます。

ポイント

  • 両翼からの攻撃
  • ミリンコビッチサビッチのキープ力
  • ガリアルディーニの仕事

1.両翼からの攻撃

ラツィオは中央の細かいパス回しでインテルの選手を集め、手薄になったサイドに展開していました。

そこからドリブルで仕掛けて、チャンスを作っていました。

特にペドロが、ボールを持つ機会が多かったです。

シュクリニアルも、ペドロの対応に手を焼いていたように見えました。

パス回しの上手さは、さすがサッリのチームといった感じでしたね。

2.ミリンコビッチサビッチのキープ力

ミリンコビッチサビッチは、インテル戦で4試合連続ゴールを決めていたようです。

この試合でも、ゴールこそなかったですが驚異となっていました。

でかくて上手いため、ボールが取れませんね。

ガリアルディーニに掴まれながらも、ロングボールを綺麗にトラップしたシーンはびっくりしました。

足裏を使って、相手が取れない所にボールを置くのが上手いですね。

ラツィオの細かいパス回しの中でも、ミリンコビッチサビッチのテクニックが光っていました。

3.ガリアルディーニの仕事

久々の先発となったガリアルディーニですが、ほぼ存在感がありませんでした。

WhoScored.comでは、インテルのスタメンのフィールドプレーヤーの中でも一番低いレーティングとなっています。

 

前述したミリンコビッチサビッチのマークが、彼の仕事だったので仕方ないかもしれません。

決定機は1つ作られましたが、よく抑えていたと思います。

ビダルよりガリアルディーニを先発にしたのは、ミリンコビッチサビッチの高さに対抗するためだったのでしょうか。

前半

スタッツに顕れている通り、インテルがボールを支配する展開となりました。

この試合最初のビッグチャンスを作ったのもインテルです。

デ・フライの縦パスを受けたサンチェスが、反転してスルーパス。

ラウタロが抜け出して、冷静にGKとの1対1を制しました。

しかしVARの結果、わずかに腕が出ていたと判定されオフサイド。

この手のオフサイド判定は、萎えるのでやめて欲しいですね...

 

やや納得の行かない判定をされたインテルですが、30分に得点を奪いました。

CKのこぼれ球をバストーニが拾って、PA外からミドルシュート。

迫りくるラツィオDFの足を抜けて、ゴール左隅に決まりました。

素晴らしいミドルシュートでしたね。

 

しかし、その5分後に失点をしてしまいます。

センターライン付近でバレッラが腰を痛めて試合が一時中断し、ラツィオボールでリスタート。

インモービレが一瞬の隙を突いて裏に走り、それを見たカタルディがロングボールを送りました。

シュクリニアルは身体を前に入れられ無力化され、デ・フライは目測を誤ってボールが頭上を超えます。

飛び出したハンダノビッチはボールに触れず、無人となったゴールにインモービレがボールを流し込みました。

最悪な失点の仕方ですね。

 

流れの悪いまま、前半は終了です。

後半

前半は受けに回っていたラツィオですが、後半はプレスを強めてきました。

DFラインにもプレスをかけ、攻め込まれたらブロックを築いて引きこもります。

そして後半最初のチャンスは、ラツィオに訪れました。

フェリペ・アンデルソンのクロスに、ミリンコビッチサビッチが左足で合わせるも上手くミートせず。

 

固い守備ブロックに苦戦するインテルですが、67分に勝ち越し点を奪うことに成功しました。

バストーニのクロスに、シュクリニアルが高い打点で合わせてゴール。

DF2人の得点で、勝ち越しに成功しました。

 

その後はラツィオの攻撃を防ぎ続け、2−1で勝利しました。

選手レビュー

 

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MOMはバストーニ

WhoScored.comによるMOMは、バストーニでした。

CBながら1ゴール1アシストを決めて、勝利に貢献しています。

守備でも安定していましたし、文句なしの活躍でしたね。

キック制度も高くボールコントロールが安定しているため、ボールを取られることがありません。

左利きですし、更に市場価値は上がっていきそうです。

 

相手ボールでラインを割った時に、ボールを蹴り飛ばしたりする小狡さも好感が持てます。

若くしてインテルのスタメンを張るだけありますね。

久々のゴールとなったシュクリニアル

頭で貴重な勝ち越し点を奪って、勝利に貢献したシュクリニアル。

失点に絡んだミスを帳消しにしましたね。

あのフィジカルと、打点の高さは大きな武器です。

ヘディングは、もの凄い迫力でした。

また、フィジカルを駆使してゴリゴリとドリブルで進んでいた時は、思わず笑ってしまいました。

攻守で際立っていたブロゾビッチ

今節のブロゾビッチはタッチ数121回、パス成功数96回、タックル成功数3回、インターセプト3回で全てチームトップの数字でした。

相変わらずの活躍ぶりですね。さすが攻守のキーマンです。

個人的には、スライディングで相手のパスをカットするプレイが好きです。

 

契約延長の話が止まっていますが、早く更新して欲しいですね。

ブロゾビッチの代わりは、すぐには見つかりません。

次節はスーペルコッパ ユベントス戦

リーグ戦8連勝として、首位をキープしました。

2位のミランが復調しているようなので、できるだけ長く連勝を伸ばしたいですね。

その前に、次はスーペルコッパでユベントスと対戦します。

2022113()  AM5:00キックオフです。

 

強豪との試合が続きますが、何とか1、2月を乗り切って欲しいですね。

では!

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