フィオレンティーナとの激闘から3日。
今節はCLのグループステージで、ホームにプルゼニを迎えました。
結果は、4-0で勝利!!
この勝利で、1試合を残して決勝トーナメント進出が決まりました。
マッチレポート
試合データ
WhoScored.com・SofaScoreより引用しています。
インテル | プルゼニ | |
---|---|---|
4 | 得点 | 0 |
63.4% | ポゼッション | 36.6% |
22(9) | シュート(枠内) | 5(1) |
5 | ブロックされたシュート | 2 |
8 | コーナー | 7 |
8 | ビッグチャンス | 0 |
1 | GKのセーブ | 5 |
578(524) | パス(成功数) | 328(267) |
30(8) | クロス(成功数) | 21(3) |
13(11) | ドリブル(成功数) | 9(1) |
104 | ボールロスト | 109 |
46 | 競り合い勝利 | 38 |
16 | タックル | 9 |
9 | インターセプト | 6 |
11 | クリア | 32 |
インテル | 4-0 | プルゼニ |
---|---|---|
ムヒタリアン | 35' | |
ジェコ | 42' | |
45' | ホリー バッシー ホリク イルカ | |
46' | モスケラ | |
49' | ペルニツァ | |
51' | イェメルカ ティジャニ | |
ジェコ | 66' | |
70' | ディアイエ カルバフ | |
コレア ジェコ アスラニ チャルハノール | 71' | |
ゴセンス ディマルコ | 77' | |
ルカク ラウタロ ガリアルディーニ ムヒタリアン | 83' | |
84' | ピラル ヴルカノヴァ | |
ルカク | 87' |
アイコンの説明
ゴール
イエローカード
投入
オウンゴール
レッドカード
交代
個人的なレビュー
個人的なゲームのポイントをまとめます。
ポイント
- 為す術のなかったプルゼニ
- ペリシッチの存在を忘れさせつつある左サイド
- 基本的な技術の差
為す術のなかったプルゼニ
グループステージで全敗しているプルゼニですが、この試合でも良い場面は作れていませんでした。
決定機は0回、枠内シュートも1本しかありません。
サイドを突破してもクロスの質が悪く、チャンスに繋がらず。
守備ではプレスをかけずに引いていましたが、インテルのパス回しに付いていけてませんでした。
モチベーションがなかったのかもしれませんね。
ペリシッチの存在を忘れさせつつある左サイド
シーズン序盤はペリシッチロスを感じる試合が多かったですが、ここ最近はディマルコの成長もあり左サイドが強みになりつつあります。
この試合でもバストーニとディマルコ、ムヒタリアンのコンビネーションで、左サイドから多くのチャンスを作っていました。
バストーニのタイミングの良い攻め上がり、少ないタッチでのパス回し、有効なハーフスペースへの侵入などを見せていました。
ディマルコも素晴らしいトラップからアシストを決めており、頼もしい存在になりつつあります。
基本的な技術の差
インテルとプルゼニでは、基本的な技術に大きな差がありました。
一つ一つのプレイ精度の差が、スコアに反映されたような試合です。
インテルの選手はギリギリまで相手を引き付けてからパスを出し、マークをどんどんずらしてスペースを作っていました。
プルゼニはそのパス回しに全くついていけず、ズルズルと4失点。
90分間、インテルが支配し続けた試合でした。
前半
勝利が必須のインテルは、緊張からか序盤はパスが合わないシーンが目立ちました。
しかしディマルコが決定機を迎えるなど、徐々にチャンスを作り始めます。
すると35分に、先制点を奪いました。
左サイドを突破したバストーニがクロスを送り、ファーに入ったムヒタリアンがヘディングでゴール。
さらに、42分に追加点を奪います。
ライン間で受けたバレッラが、素早いサイドチェンジをディマルコに送ります。
PA内に入ったディマルコが素晴らしいトラップからクロスを送り、フリーのジェコが押し込みました。
2-0として、前半終了です。
後半
後半に入っても、インテルがゲームを支配する展開が続きました。
徐々に押し込んでいき、66分に3点目を奪います。
ラウタロがPA内でパスを受けてキープしながら横パスを出し、ジェコがダイレクトで流し込みました。
80分には2ヶ月ぶりに復帰したルカクを投入すると、87分にゴールが生まれます。
相手を抑えながら縦パスを受けたルカクが、コレアに渡してPA内でリターンを受けます。
左足を振り抜いて、ゴールを奪いました。
試合は決まり、4-0で勝利しました。
選手レビュー
MOMはジェコ
WhoScored.comによるMOMは、ジェコでした。
2ゴールを決めて、チームの勝利に貢献しています。
これでプルゼニに対し、直近7試合で11ゴールとなりました。
プルゼニキラーの名は顕在ですね。
また、ドリブル成功数3回はゲームを通じてトップの数字です。
完璧なアシストを見せたディマルコ
2点目のゴールは、ディマルコの完璧なアシストから生まれました。
トップスピードでのトラップが絶妙でしたし、クロスも素晴らしかったです。
動きを見てても、なぜあのタイミングでクロスを上げれたのか良く分かりませんでした。
また、キーパス5本はゲームを通じてトップの数字です。
どんどん成長していますし、ペリシッチの穴を埋めつつあります。
バストーニ
3試合ぶりのスタメンとなったバストーニですが、攻撃に厚みをもたらしていました。
相手がほとんど攻めてこなかったことで、攻撃に集中できていたことも大きかったです。
先制点に繋がったアシストは、裏に抜けるタイミングが良かったですしクロスの質も高かったです。
ディマルコとムヒタリアンとの連携も良く、何度もチャンスを作っていました。
次はサンプドリア戦(H)
公式戦6試合負け無しと、好調を維持するインテル。
次はリーグ戦となり、ホームにサンプドリアを迎えます。
インテルのレジェンドでもある、スタンコビッチが率いるチームです。
2022/10/30(日) AM3:45キックオフです。
次も勝って、W杯の中断期間までに順位を上げたいですね。
では!