23-24シーズン マッチレポート

【ゴール祭り】23-24シーズン セリエA 第36節 フロジノーネ×インテル

前節サッスオーロに敗れて、シーズンダブルを喰らったインテル。

消化試合かつターンオーバーしたとはいえ、リベンジをしたかったですね。

バウンスバックを狙う今節は、フロジノーネと対戦しました。

フォーメーション

ゴール祭り

  • フロジノーネのプレッシング
  • DFラインの前を使う
  • ゾマーのセーブ祭り
  • ゴール祭り

※各データは基本的にFBREFを参照

フロジノーネのプレッシング

ディ・フランチェスコ監督が率いるフロジノーネは、基本フォーメーションが3−4−2−1でした。

ボール非保持時はミドルサードで5−4−1のブロックを作り、ボールホルダーにプレスをかけます。

その際噛み合わせ的にインテルの中盤が余るので、そこを誰がマークするのかが注目でした。

攻撃時はWBを高い位置で張らせて、3トップは絞った立ち位置を取ります。

ボール保持時の平均ポジショニングを見ても、5レーンアタックの様なポジショニングをしていました。

※セリエA公式より引用

前半の右サイドに注目するとリロラ、ブレシャニーニ、ゾルテア、スーレが近い距離でひし形を作っていることが分かります。

印象的にも、前半はフロジノーネの右サイドから仕掛けられることが多かったです。

中心になったのはスーレ。タッチ数は62回、ドリブル試行数は7回(成功数は4回)でチーム内トップでした。

ただ、インテルの守備陣はうまく守れていたと思います。

DFラインの前を使う

前述の通り、フロジノーネはブロックを作りながらも、基本的にボールホルダーにプレスをかけてきます。

その際に5−4−1のブロックの、5−4が間延びすることが多くありました。

25分57秒のシーン

インテルとしては、相手を釣り出す様なビルドアップでDFラインの前のスペースを狙っていました。

ゾマーのセーブ祭り

先制点は、19分にインテルに生まれました。

ハイプレスからボールを奪うと、テュラムがポケットをとってクロス。

フラッテージがももで押し込みました。

その後は一進一退の攻防が続きました。

フロジノーネにもかなりチャンスを作られましたが、ゾマーのセーブが光りました。

セーブ数は6本を記録。トータルの失点期待値(PSxG)は1.4でしたが、全て防いでくれました。

ゴール祭り

後半に入りフロジノーネが圧を強めてきたため、インテルはカウンター仕様にシフトしていきました。

その中で60分に追加点。

バレッラの意表をついたパスに抜け出したフラッテージがクロスを入れて、アルナウトヴィッチが押し込みました。

そこからゴールラッシュ。

77分にブキャナンがインテルで初ゴール。

センターライン付近から仕掛けて、PA内でカットインからシュート。脱力したシュートが、ゴール右に吸い込まれました。

80分にはキャプテンに久々のゴール。

クアドラードのクロスのこぼれ球を拾って、ラウタロが左足のシュート。

得点数を24に伸ばしました。

84分には締めのゴール。

ラウタロの守備からボールが裏のスペースにこぼれ、拾ったテュラムが自陣から独走してループシュートを沈めました。

久々のゴールラッシュで、0−5で大勝しました。

ハイライト

https://www.youtube.com/watch?v=GhNH3HfdAJg&pp=ygUFaW50ZXI%3D

試合データ

※セリエA公式より引用

次節はラツィオ戦(H)

久々のゴールラッシュで、勝ち点を92に伸ばしました。

ブキャナンの初ゴールや、ラウタロの久々ゴールなど見応えたっぷりでしたね。

次節は鎌田が復活したラツィオと対戦します。

2024/5/19(日) 25:00キックオフです。

では!

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